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パラソル喫茶夏祭り [2011年08月10日(Wed)]
8/7日曜日は東松島市ひびき工業団地の仮設住宅でパラソル喫茶夏祭りを開催しました。

「夏祭り」と名打つからには普段のパラソル喫茶とは違い、ビール、焼きそば、やき鳥などの屋台も出すので準備が大変なのですが、今回は様々な団体・個人が参加してスタッフ総勢63名となり,スタッフ同士がほとんど「始めまして」状態だったのにもかかわらず、準備は手分けと協力で着々とスムーズに進行しました。

当日はビールがより一層おいしく感じる蒸し暑いお天気。
17時の開始と同時にビールとヤキソバの前には長蛇の列ができ、それぞれ300人分用意したにもかかわらず18時過ぎには完売となり、焼き鳥・フランクフルト・冷茶も大好評でした。
ちなみに焼そばは仮設住宅にお住まいのプロ?の方が焼いてくれることに。慣れた手つきで鉄板の上で作られる焼きそばは見るからにおいしそうでした。

<画像:http://>

最初の1時間は、人・人・人がたくさんで身動きが取れないほどの人出でしたが、その後は皆さんパラソルの下に腰を落ち着けられて「ゆっくりまったりタイム」ホットコーヒーで「ホッとタイム」に。
さらに三陸町で移動サービスをしているSさんが「ミュージシャン」に早変わり、彼のギターに合わせて歌う皆さんの声が夜空に響く「野外歌声喫茶」となりました…。

飲み物も食べ物も歌声も出尽くした19時には撤収、スタッフもそれぞれ帰路につきました。

今回のパラソル喫茶は屋台が出たり花火をしたりと「お祭り」らしく、かなり盛り上がったと思います。
日曜日の夕方からだったので家族連れも多く、子どもたちもたくさん来てくれて、皆さんの笑顔と明るい話声と歌声が印象に残った一日でした。

郊外の仮設住宅では「お祭り」とは無縁なので、家族連れの方にも、一人住まいの方にも、皆さんに十分に楽しんでいただけたのではないでしょうか。
もちろん我々スタッフも楽しませていただきました。

今回は遠くは佐賀から、さらに名古屋、東京、千葉などからたくさんのボランティアの方々が参加されました。
皆様お疲れさまでした。本当にありがとうございました。
泉中央事務所の今 [2011年08月05日(Fri)]
さて、もうすぐ泉中央に事務所を構えて2週間ですが、本日ついに畳が設置され、タイミングよく布団も届きました!



今週末の東松島のパラソル喫茶には東京などからとっても多くのボランティアの方々がいらっしゃり、何名かは仙台に宿泊予定です。ここ泉中央の事務所にも数名宿泊予定なので、これで畳と布団でしっかり疲れをとっていただけそうで一安心です。

パラソル喫茶は基本的には一日中屋外ですし、今回は夏祭りということで焼きそばや焼き鳥などの屋台も出店するので体力勝負になりそうです。熱中症に気を付けながら住人の方々と思い切り楽しんで、夜はゆっくり休んでいただきたいな、と思ったのでした。
パラソル喫茶 [2011年08月04日(Thu)]
8月4日(木)、JR南小泉アパートで「パラソル喫茶」を開催しました。
ずっと立ちどおしで少々疲れました。
主催の「さくら会」チームを始めとして、入居している世話人のSさん、Oさん、お疲れさまでした。
(「さくら会」とは、七郷市民センターで10年にわたりデイサービス「花ちゃんち」を実施していた団体です)

大勢の皆様に座ってくつろいで頂きたいと、たくさんのテーブルや椅子、ブルーシートを敷いて対応したのですが、子供たちや男性も集まってきて、スタッフはとうとう2時間立ちっぱなし。しかも次から次へのコーヒー注文で大忙しという嬉しい喫茶となりました。

さらに、Sさんの計らいでしょうか、幼稚園の子供たちの踊りや町内会の太鼓を披露していただき、まるでお祭りのようでした。
そう、SさんやOさんにとっては、震災後、初のお祭りだったのかもしれません…。




「避難所にいたときは炊き出し等があったりしてとても親切にしていただいたのに、こっちのみなし仮設に移って1カ月半たつけど、誰も来なかった。見捨てられたような気がして寂しかった」という話を世話人のSさんが語ってくださいました。

仮設には色々な物資が届いているのに、ここには届いていないそうです。
それは、自治会組織がまだ出来てないからだとか…。
行政は、常に公平に対応しているつもりでも、目の届かないところというのが出てくるんですね…。

でも大丈夫。今日を機会に、少しずつ変わっていくような予感がしました。
なぜなら、今日のパラソル喫茶を見学に、若林区役所の方々、地域包括支援センターの職員、NPO法人ハートインみやぎ、河北新報の記者等、いろいろな方々がいらっしゃっていたので、皆で手を差し伸べ、支え合っていけば、心のふれあう温かいコミュニティを再びつくっていくことができるでしょう。

それにしても、子供たちの笑顔や踊りは最高でした!
パラソル喫茶 [2011年08月04日(Thu)]
8月4日(木)、本日、仙台市若林区のJR南小泉アパートで「パラソル喫茶」を開催します。

これまでに、東松島市で3回、山元町で2回、仙台市若林区の荒井地域の仮設住宅で3回開催しましたが、今日は民間の借り上げアパートに入居している方々を対象としています。





JR南小泉アパートは5階建てのエレベーターのないアパート。入居者同士すれ違っても挨拶を交わす程度。おしゃべりしたり、近況報告をゆっくり語り合うスペースもありません。

そこでSさんは、同じアパートで暮らす住民同士の語り合いの場として、空き部屋をサロンにしたいと若林区にお願いするのですが、なかなからちがあきません。
そのような時にSさんと出会い、「私がやりたかったのは、このように住民同士が交流する場をつくることです」と、トントン拍子に「パラソル喫茶」開店となりました。

本当は、常時、人々が集まることのできる居場所としてサロンが必要なのですが、今日はとりあえず外での交流です。
青空の下、美味しいコーヒーやお茶菓子を食べながら、いろいろな想いを語り合いましょう。
私にとっても、楽しみなひとときとなりそうです。
復興への動き [2011年08月03日(Wed)]
昨日今日と、新聞記事のスクラップ&データベース化をしています。
3月の震災直後から記事のチェックをはじめ、被害状況やボラセン、行政の動きから民間企業やNPO、学生の活動など、震災関連の記事を幅広く集めています。



最近は、高齢者や子供、障害者などの「災害弱者」に関する記事が増えてきたように思います。これから彼らをどう支えていくのか、というところが大きな課題になっていくのだろうと思います。

また、私たちの行っているパラソル喫茶が仮設住宅を対象としていることもあり、
仮設住宅へのいろいろな取り組みには大変注目しています。
一人暮らしの入居者の孤立を防ぐために結成された見守り隊、ゴーヤやへちまなどのツル植物で仮設住宅を少しでも過ごしやすくする緑のカーテン、震災以降の勉強の遅れを取り戻すために大学生たちが開く寺子屋、避難所から仮設への引越しの無料請け負い、味気ない仮設住宅の壁面に絵を描く仮設アート…。
どれも工夫が感じられて「楽しんでやろう」という思いが伝わってきます。
今後生活の拠点が仮設住宅になる被災者の方々にとって、仮設住宅へのこうした取り組みは不可欠なものです。
住人の方一人一人の声に耳を傾けてニーズを掘り出し、行政の手の届かない部分を補っていくのは私たちなのだなぁと様々な記事を見て改めて気が引き締まる思いがしました。
嬉しかったこと [2011年08月02日(Tue)]
今日は、嬉しいことが二つあった。
一つは、震災後、福井県に住んでいるインストラクター仲間から、「大丈夫ですか?必要なものはありませんか?知り合いに声掛けして衣類を集めました。中古のものが混じっていますが、必要なときは連絡してくださいね」とお見舞いの電話をいただいていたのだが、狭い事務所では荷物を置くこともできず、いつのまにか連絡するのが延び延びになっていた…。

しかし新しい事務所に移ったことで、今日ようやくその申し出を受けるための連絡をしたところ、「被災者支援のお手伝いをすることができてホッとしました。こういう機会を与えてくださってありがとう」というFAXをいただいたのだ。
こちらが「ありがとう」と言わなければいけないのに、反対に「ありがとう」と言われてとまどったが、彼女の謙虚で優しい気持ちが伝わってきて、「つながるって良いなぁ」と嬉しくなった。

二つ目は、ずいぶん古い知り合いからの突然の電話で驚いた。かって、私がパワフルにボランティア活動していた頃に出会った人で、会うといつも「頑張ってくださいね」と陰ながら応援してくださっていた人だ。
しばらくご無沙汰していたら、1万人市民委員会の総会で私のことを聞き、なつかしくなって電話してきたとのこと。聞けば、知人から「被災者支援をしている信頼できる団体に、義損金を渡してほしい」と頼まれていたのだそう…。
「あなただったら有効に活用してくださるだろうから義援金を送ります」という嬉しい電話だったのです。もちろん義援金も嬉しいけれど、でもそれよりも私を想い出して、わざわざ電話をかけてくださったのが、とても嬉しかったのです。

Sさん、Wさん、ありがとうございました。
仮設住宅に入居されている方々に交流の場を提供する「パラソル喫茶」に使わせていただきます。
今日の活動 [2011年07月30日(Sat)]
今日はKさんと一緒に、8月7日に開催する「パラソル喫茶祭り」のチラシ配りに東松島市の「ひびき工業団地」に行ってきました。配る途中で、7日は日曜なのに木曜と書いていたことに気づきショック!
でも、仕方がありません。後は、ポスターを貼って対処することに決めました。
人間の思い込みって、怖いですね…。
チラシ作成するのに3人の目を通しているのにこの始末です。7日(日曜)は当然のこととして、一切、目も向けず、他の個所ばかり注意して見ていました。
いつ、どこで、何をするか、という基本のチェックを忘れていたのです。
良い経験となりました。忙しくても、原点を忘れないようにしましょう!

東松島市に来たついでに、「NPO法人のんび〜りすみちゃんの家」に寄ってきました。残念なことに伊藤寿美子さんは留守でしたが、津波の被害に遭った宅老所が全国からのボランティアさん達の協力により、かってのような居心地の良い場所になっていることを感じて帰ってきました。
毎日、毎日の瓦礫撤去や泥出し作業はどんなにか大変だったことでしょう。掃除をしても、拭き掃除をしても、砂がどこかから湧いてくるという話を何度も聞きました。
まだ30%程度の復興かもしれませんが、あきらめないで、再建したいという想いを抱き続けたからこそ、ここまでにすることが出来たのですね…。
片づけにかかわったたくさんの人たちの温かくて熱い想いが、宅老所の周りに漂っていましたよ。

さて次は、ビールの手配に酒店に行きました。最初は420mlのコップ200杯の予定だったのですが、チラシを渡した時の「お父さん、ビールが出るんだって!」という声を聞き、急きょ、300杯分を用意することに。炭酸ガスもつけて19リットル入りの樽を4本予約しました。
当日は、この松島の酒店からひびき工業団地まで運び、翌日に返却。その他にも焼そばを出すために台付き鉄板焼機のレンタル手配、それに伴うプロパンガスの手配等、お祭りを盛り上げるためには色々な手配があって、初めてのことばかりで大変です。当然、お金もかかります。
でも、被災された方々の喜ぶ顔を見ると、心底、やって良かったと思いますので、もうひと踏ん張りです。

さらに、お祭りに向けて、私たちスタッフも含め東京から佐賀から名古屋から総勢62名が集結します。頑張りましょう!!
【8月7日】パラソル喫茶in東松島 [2011年07月28日(Thu)]
NSSプロジェクトがコーディネートしているパラソル喫茶が、
8月7日(木)に東松島市のひびき工業団地内仮設住宅で開催されます!

被災された方がお互いにお茶を飲みながら交流することで
少しでも元気が出たら…一人じゃないと思っていただけたら…
そんな思いで始めたパラソル喫茶、東松島市では避難所時代から毎月開催し、
今回で4回目です。

今回は夏休み中ということで、日中には子ども寺子屋で子どもたちと夏休みの宿題をやり、
夕方からは模擬店を出してプチ夏祭りをしようと思っています。

そして今日、仮設住宅にポスティングするチラシが完成しました!




千葉から東京から、そしてここ仙台から多くの仲間が7日の準備を頑張っています。
私たちもとっても楽しみになってきました。
あと約10日、当日に向けて頑張っていこうと思います!
水の必要な方は連絡を [2011年07月27日(Wed)]
ある方から大量の水(4tトラック2台分)を支援したいという申し出がありました。
しかも、フィリッピン、セブ島の水だとか…。
とても嬉しいのですが…。でも、大量すぎて、どのように必要な人のところまで届けるか?
今、悩んでいます。

関西から東北まで運んでくださるのは嬉しいのですが、その水は2〜3ヶ所でまとめて降ろしたいとのこと。ということは、一時的な水の保管場所の確保と、そこから少量ずつ届ける配送用の軽トラックが必要となりますよね…。
まずは、4tトラック2台分の水とは何ケース分になるのか?
明日、問い合わせてみようと思います。

もし、一時的な保管場所が見つからなければ、この話は無しとなってしまいます。
フィリッピンの人たちの想いを活かすためにも、どなたか保管場所について、
或いは最善の配送方法について、教えて頂ければ嬉しく思います。
(ゆり)
事務所を引っ越しました! [2011年07月26日(Tue)]
7月25日、事務所を移転しました。
仙台の「介護の社会化を進める1万人市民委員会」の事務所での間借りから、
泉中央の広さ68uの物件に引っ越しです。

4ヶ月間でしたが、1万人市民委員会の皆様、ありがとうございました。
立ち上げたばかりで何もない中、色々と教えてくださって本当にお世話になりました。
特に女性スタッフの方々が親切にしてくださったお陰で、間借りとはいえとても居心地の良い事務所でした。

しかし活動が活発になるにつれ、机を2台しかおけない状況は限界となり移転を決めました。

新しい事務所は、東京方面からいらっしゃっても地図を片手に探しやすい所ということで、
地下鉄の最終駅(泉中央)で降りて、泉警察署の真向かい、
COCOSの裏手にある4階建ての4階に決めました。
エレベーターのないのが難点ですが、その分家賃が安くて助かります。


机2台の事務所から一転、広ーい空間です^^

泉中央付近にいらっしゃるときには、どうぞお立ち寄りください。

〒981−3133  仙台市泉区泉中央4丁目2−7  第5TASビル401
 TEL 022−342−9155  FAX 022−342−9156
 E−mail fukushi.npo.shien@gmail.com
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