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異文化理解の難しさ [2012年12月30日(Sun)]



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先日、NHK/BS1を見ていたところ、スペイン国王フアン・カルロス1世が国旗とEU旗を前に、執務机に腰をかけて、クリスマスのメッセージを語る様子が放映されていました。スペインの公共放送のものを流していたのです。

欧米人の感覚ではこれは奇異ではないのでしょうか? 考えられないことですし、ありえないことですが、仮に天皇陛下が同じことをされたら、国民は驚嘆、呆れ果て卒倒するのではないでしょうか。

異文化理解とはかくも難しいものなのでしょうね。ショックのあまり、私は国王がどんなメッセージを語られたのか、まったく失念してしまいました。
社会福祉法人さぽうと21の発表会A [2012年12月17日(Mon)]

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「スーダンを知ってほしい」と国情を説明するアブドくん。


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  ミャンマーのカチン族の衣装を来てミニ・ファッションショウをする
  カチン出身の女性たち。




社会福祉法人さぽうと21(私が理事長)の学習支援室受講生による発表会は、毎年のことながら、新鮮な感動と、続けてきてよかったという思いで満足させていただいています。

カチン族のトウンさんの「自然と黄金比」の説明もすばらしいものでした。もちろん完全に理解した上で、メモも見ないで説明する姿は、どこかの国の政治家の話より、はるかに説得力がありました。むしろ、内容が高度で、私には付いてゆけないところさえありました。国連ビルやピラミッドが黄金比1:1.618…になっているというのは知らなかったです。

カチン族のオンさんの英語の格言の話。具体的に「Dream as if you will love forever, Do as if you will die today」の話も理想と現実の対比が面白く、みんなを唸らせました。

同じくミャーさんの「日本に来て一番関心したこと」として3つ挙げられたのも説得力がありました。曰く、@一人ひとりが親切なこと、A社会が築き上げてきたルールをみんなが守ること、B公務員がよく働くこと、だそうです。特に3番目が、途上国の人たちが、大いに感動し、驚嘆するところのようです。
在日外国人の学習発表会で ― 野口英世の結婚詐欺 [2012年12月17日(Mon)]


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まずは写真の説明です。ミャンマー人の太鼓の名手に合わせて、学習支援室に通うミャンマー人と日本人の合奏と合唱。そしてミャンマー(カチン族)の民族舞踊を踊るのはなぜか、全員日本人のボランティア教師の「きれいどころ」。顔が見えない? 個人情報保護のため? でも、みなさんほんとに美しくも楽しそうに戻っておられました。

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ところで、「野口英世の結婚詐欺」って知ってますか?
収入がなくて困った末、婚約相手の家から結納金をもらいながらも、その女性とは結婚せず、そのお金で渡米したのだとか。

かねて野口には放蕩時代があったとは聞いていましたが、千円札になるくらいですから、まさかそこまで金銭感覚がいい加減だったとは知りませんでした。浅学菲才に加えて、先入観の塊であることを恥じ入ります。

というのは、昨日、社会福祉法人さぽうと21の学習発表会で中学2年生のミャンマー人の男の子が、そんなスピーチをしたのです。

この日は、約30人のミャンマー人と一人のスーダン人がそれぞれに工夫をこらして、3時間余にわたって「学習発表」をしました。小学生のクイズも楽しめたし、中学生が英語でした「ゲティスバーグ演説」の暗誦もよかったです。さらに、『世界が100人の村だったら』をかいつまんで説明する中年男性にも感心したし、6人が民族衣装を着ながら誇りを持って、カチン族の文化を説明してくれた女性たちも、魅力的でした。

寿司屋でアルバイトしている女性は、イクラの注文を「(勘定は)いくら?」と訊かれたと思い、それまでの客の食べた分を計算してお伝えし怒られたという笑い話を披露しました。

昔、ベトナム難民で聖心女子大の英文科に在籍していたベトナム難民の女性が、バイト先で「ウズラのタマゴを買って来い」といわれ、店頭で「クジラのたまごをください」と言って「そんなものはない」と追い返された失敗談を話していたのを思い出した。その時は、「ゴジラのたまごって言わなかっただけましだよ」と励まして笑いあったことを思い出しました。

別の寿司屋で働く男性は、オヤジさんに、「キミはよく働くが、寿司屋、特にウチでは外国人は出前の使いや洗い物をさせたりはするが、職人にはしないんだ」と言われて挫折し、涙にくれていたのをもて、女将さんが優しく、「もう少し日本語の勉強をしなさい。そしたらかならず職人にしてあげるから」と励まされ、さぽうと21の学習支援室に熱心に通っているという話は、会場のみんなを泣かせました。近く、そのお店に何人かで行って、財布の底をはたいて来よう、私は明日からでも財布の底をはたいてでも、彼が一人前になるまでその店の常連になろうと、密かに決めました。

日頃、思いもよらない視点での体験談や苦労話に、今年も新鮮な思いで感動させられました。次回はさらに続けます。

国際交流は、日常の視点とは違う刺激を楽しめるので、理事長という私の役割も、結局は、自分のためになってるなと実感するばかりです。美談ばかりの偉人伝も視点を変えて、冷静に読まなくてはということをミャンマー人の少年に教わったのでした。
                                   (つづく)
国際協力NGOのカレンダー2013 [2012年12月14日(Fri)]


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AAR国際協力カレンダー3013の表紙


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 たまたま開いた10月の写真





AAR(認定NPO法人難民を助ける会)が募金と広報を兼ねたカレンダーを刊行しました。1部400円(送料別)。

AARはこれまでの33年間に55カ国、現在15カ国で国際救援・復興・開発関係の活動をしていますが、その最近の活動現場での写真を取り込んだ、なかなかの出来のカレンダーです。

若い人たちはいい仕事をしますね。

惜しむらくは、9月に刊行することです。私が同じく多年関わってきている社団法人協力隊を育てる会はも最初は12月にカレンダーを出して、まったく売れずに困ったものでしたが、今では9月に500円の定価で出し、4,000部以上販売されています。

チャリティグッズというのは、智慧と努力の産物です。頑張ってください。

お問合せ・お申し込みは、難民を助ける会へ。電話=03-5423-4511



防大卒業式は武道館で挙行を [2012年12月12日(Wed)]



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防衛大学校(防大)の卒業式は内閣総理大臣や防衛大臣が出席し、毎年3月に横須賀の防大講堂で行われる。今年も3月18日、五百旗頭 真校長が卒業証書を手渡し、野田首相が訓示をした。最後の「帽子投げ」も毎年、報道番組で全国放映されるのでご存知の方も多いと思う。

これまでに私も何度かお招きをいただいて参列したことがあるが、いつも超満員。ご家族や来賓で溢れかえり、学内の複数の別室にテレビ中継されるほどである。おそらく3千人以上が集まっているのではないか。

私はこれは是非、日本武道館で開催されるべきであると考える。都心で7千人以上は入れるなら、防大生の卒業を祝福し、国民としての信頼を託す機会としたい人が多数駆けつけることが出来るし、国民とともにあるべき自衛隊の将来のリーダーを祝福するものとして、堂々と首都で開催することには特別の意義があるのではないか。

そのあと、学生の主導で真向かいにある靖国神社に参拝することも容易であろう。3自衛隊音楽隊による行進と演奏は毎年、日本武道館での「自衛隊中央音楽祭」で行われるが、これも毎年、超満員である。その一部を防大生の卒業式でも実施してもらいたい。こういうことが国民一般と自衛隊との相互理解の促進に大きく寄与すると確信する。
三笠宮さま、97歳をお迎えを寿ぐ [2012年12月02日(Sun)]


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三笠宮崇仁さまは12月2日、97歳の誕生日を迎えられました。今年は、6月にご長男・寛仁親王殿下を亡くされ、7月には自ら心臓の弁の手術をお受けになられました。幸い、8月末に退院され、順調な回復で、杖をついてゆっくり歩くなどリハビリを続けておられるということです。

今、私が理事長を拝命している東京コミュニティカレッジの名誉会長として近年までの40年近くご指導いただいてきました。毎年旧正月に行う「新春のつどい」ではユーモアたっぷりのお話をされたり、南京事件についてのご自身の体験を話されたりもしました。

また、この「つどい」です私との対談というコーナーでは「戦前のことだが、皇族と宮内庁職員との野球の試合があってね、昭和天皇はいつもピッチャーで4番なんだよ」というエピソードを聞かせてくださったり、ご幼少のころ作られた童謡8曲(本居長世作曲)の楽譜を頂戴し、御前で私が歌い、「超」過分な「アンコール!」を賜ったこともあります。

親しくしておられた歌手の松田トシ先生(私の声楽の師匠)のお宅には何度もみえられたと、お二人からそれぞれに伺いました。確か同じお年のはずですが、先生は昨年12月に逝去されました。

97歳の宮様のご健勝をお祈りします。また、カレッジの現況などご報告に上がりたいと思っています。