お菓子で見るフランス三色旗 [2011年11月30日(Wed)]
ありがたい頂戴ものにケチをつける気は 毛頭ありません。
ただ、以下、 私が申し上げたいのは ちょうど、一昨日、小欄で、 「1830年にドラクロアによって 制作された絵。 手にしている旗は青白赤の 横三色旗です。 初期においてはこの絵のような 青白赤の横三色旗だったり、 赤白青の縦三色旗も見られました」と 書いたばかりなので、 このお菓子の包みの 三色旗の色の順が気になって、 実はまだ封を切れないでいるのです。
国旗の印刷物は、通常、図柄の左側に 旗竿があるものと想定されています。
これは世界中でほぼ共通です。
例外は、せいぜい日本。それも 1870(明治3)年1月27日の 太政官布告第57号「商船規則」で 「商船に掲ぐべき御国旗」が定められ、 その付図の旗竿が右側についているのです。
上手、下手という言葉があるように 向かって右が上位なのは 日本のしきたりですから、 これは特に異とするには当たりません。
しかし、失礼ながらTAMAYAさん、 はたしてそこまでお考えの上での ことなのでしょうか。
さもなくば、これはやはり フランス三色旗は、左から、 青白赤の縦三色旗とすべきでは ないでしょうか。
ああ、これだけ書いたらすっきりしました。
これで 安心して(は80sに復活かもしれませんが) 一口、頂戴いたします。
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吹浦 忠正
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12月は「第九」ばかりじゃありません [2011年11月29日(Tue)]
定評ある名司会者・加藤タキさん(難民を助ける会副理事長)は 置いておくとして、 永井公美子、上村文乃、そして イケメンとしても名高い(?)外山啓介、 この3人の名前は覚えておくといいですよ。
実力ある若手の三人です。
永井さんの演奏は、もう、3度も聴きました。
音楽プロデューサー・中野 雄先生 お勧めの3人組です。
是非、お越しください。
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吹浦 忠正
at 17:35 |
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東京コミュニティカレッジの理事長に [2011年11月29日(Tue)]
「個人と集団、社会を結び、生涯学習を通して “自己成長”と“共生”の道を学び、 ボランティアマインドをもって 社会に還元することを 設立理念とし」、 この理念を目的とした 「講義、カウンセリング講座、ワークなどを中心に 活動を展開してい」る 特定非営利活動法人東京コミュニティカレッジの 理事長に就任いたしました (もちろん無給、持ち出し)。
この社会教育団体は1963年の創設ですから、 まもなく50年目を迎えます。
1963年、泉多希子先生を中心に、 戦中戦後、実質的に教育の機会が 十分でなかった女性たちが相集い、 子育てのさなかであっても、 自主的な勉強の機会をとしてのスタートであると 聞いております。
早くから三笠宮崇仁親王殿下には 名誉会長として、また、 多年講座もお引き受けいただきました。
竹田倫子先生や今、挙げた方々、そして、 関係者が美濃部亮吉、中曽根康弘、 永井道雄、若泉敬といった諸先生など 著名な方々にも声をかけ、 相集い、自己改革と心の豊かさを求めつつ、 自他共生の社会づくりを目指して 出発したものでした。
私は1970年、当時理事であった 中曽根康弘氏が防衛庁長官に就任し、 全ての役職を辞した際に、 そのご指名で30歳にも満たないまま 理事になりました。
途中、数年間、 理事を抜けたこともありましたが、 今となっては最長期間理事であったことと、 瀬尾秀彰理事長が病に伏し、 竹田倫子理事長代行が急逝しということで、 急遽、浅学菲才の老生が あとを継ぐことになったのです。
今日は三笠宮さまのところにご挨拶に 行って参りましたので、 小欄でも書かせていただきます。
実務は常勤の理事さんたちが 何人もいらっしゃいますので、 全く負担にはなりませんが、 最初の仕事は、 12月22日に津田ホールで挙行される 竹田先生の「お別れの会」で 弔辞を読むことになりそうです。
このカレッジはいうならばカルチュアスクールの 先駆者であり、ながらく財団法人だったのですが、 竹田先生などの努力で、 先年、NPOに組織替えしたものです。
これまでの伝統に立脚しつつも、 新しい理事さんたちの21世紀的発想も活かし、 来年度からは新たな形でのスタートを 切りたいと思っています。
みなさまのお知恵を 拝借したいところです。
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吹浦 忠正
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「自由の帽子」フリギア帽物語A [2011年11月29日(Tue)]
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吹浦 忠正
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岡本泰寛・秋本健のデュオ [2011年11月28日(Mon)]
面白そうですよ、これ。
というのは、この二人の美声の男声歌手、 テナーの岡本泰寛さんとバリトンの秋本健さん、 なんとも楽しい、かつ、たのもしい歌い手なんです。
昨晩、長野県佐久市のコスモホールまで 「おっかけ」をして、 二人が出演する、ドニゼッティの「愛の妙薬」の オペラを鑑賞しました。
指揮をした小林好夫さんのことは、 小欄で何度かご紹介しましたが、 昨年9月にサントリーホールで開催した 「1+235本のトランペット大集合!」では ソリストの一人として、 今年5月にオペラシティで開催した チャリティコンサート「希望」では 被災地・大船渡高校の3年生・佐々木瑠璃さんを 指導しながら 一緒にトランペットを吹いていただき、 さらに8月には 被災地の中学生の吹奏楽部員など 39人とともにウラジオストクに 行っていただきました。
喜劇「愛の妙薬」では小林さんは指揮者として とても気分のいい演奏を聞かせてくれました。
先日はみなさんと飲んだし、今回は その小林さんに誘われて出かけたのでした。
昨夜、岡本さんは主役のネモリーノを演じつつ、 音楽プロデューサーの任にも当たりました。
秋本さんは恋敵?ベルコーレを 性格俳優のように 巧みに演じていました。
そのお二人のまたまた楽しいコンサートが これです。1月23日、四谷区民ホールでです。
オペラ、カンツォーネ、日本歌曲、そして J−popまでというのですから、 苦手なところは、美声に負けない いびきでもかいて、耳を休めても・・・ なんていっちゃぁいけません。 「誰も眠らせてはならぬ」を聞いてください。
「恋は希望を与えてくれる薬」だそうですが、 「愛の妙薬」はその恋の希望を現実のものに してくれる薬のようです。
オペラでは「安物のワイン」を 「愛の妙薬」だと思い込むことが一番の 薬という結論のようですが、 「精神安定剤や睡眠薬はあっても 希望を与える薬はほかにない」のですから、 お二人のうたが、もしかして 「愛の妙薬」になるかもしれません。
どうぞみなさん、カップルで お越しください。
お問合せは、 yas-4@jcom.home.ne,jp まで。
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吹浦 忠正
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「自由の帽子」フリギア帽物語@ [2011年11月28日(Mon)]
F・V・ユージーヌ・ドラクロワ(1798〜1863)の 代表作の1つ「7月28日(民衆を導く自由の女神)」。
「中南米の国旗に出てくる<自由の帽子>の いわれについて」三鷹市の中学3年生から 質問が来ました。
この「自由の帽子」というのは、 「フリギア帽」のことで、もともとはローマで 開放された奴隷が被っていたものです。
それがフランス革命時代のパリで サンキュロットという下層階級の人たちに愛用され、 その人たちが革命で大きな役割を担ったことに 始まるのです。
中南米の多くの国々はその フランス革命期ないしその直後に 独立していることに関係しているのです。
代表的な国旗は、フランスから独立したハイチ、 スペインからのボリビア、パラグアイ、 ニカラグア、エルサルバドルといったところです。
ではまず、フランス革命から話を始めましょう。
F・V・ユージーヌ・ドラクロワ(1798〜1863)の 代表作の1つ「7月28日(民衆を導く自由の女神)」。
「フリギア帽」を被ったマリアンヌが中心です。
マリアンヌは「自由の女神」であり、 共和制フランスを象徴する女性像、 もしくはフランス共和国の擬人化された イメージといえましょう。
1999年9月、フランス政府は 新しい識別章を採用しました。
これには、共和国のモットー 「自由・平等・博愛 liberté, égalité, fraternité 」、 三色旗、そしてマリアンヌがシルエットで 抜かれています。
そのくらい親しまれているのがマリアンヌです。
「フリギア帽」は三色旗とともに、 1789年以来のフランス革命のシンボルです。
フランス革命の大きな推進役は、 当時、サン・キュロット(Sans-culotte 貴族が愛用した半ズボン、すなわちキュロットを 穿かない階層、すなわち職人など労働者)と 呼ばれた手工業者、職人、 小店主、賃金労働者などの無産市民でした。
革命当時、サン・キュロット階層の人たちは、 失業やパンなど生活の 基本的な物資の価格高騰で 生活に苦しんでいました。
また、社会の底辺にあって基本的人権の 多くを制約されていたのです。
そのこともあり、フランス革命の 大いなる推進力となって、 1789年7月14日の バスティーユ襲撃事件をはじめとする 一連の過激な行動を引き起こしていきました。
フランスの三色旗はラファイエット将軍が、 パリの色である赤と青で、 ブルボン王朝の白を囲んだデザインを 案出したとされていますが、 革命当初は今の青白赤の縦三色旗で 統一されていたわけではなく、 結構ばらばらだったようです。
上の絵は、1830年にドラクロアによって制作されたもの。 手にしている旗は青白赤の横三色旗です。 初期においてはこの絵のような青白赤の横三色旗だったり、 赤白青の縦三色旗も見られました。 (つづく)
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吹浦 忠正
at 13:27 |
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憧れの70代に [2011年11月26日(Sat)]
小生、ついに70代に!
年齢はこの春に、そしてさきほど 実に7年?ぶりに体重が70代に 戻ったのです。
最高時は89キロもあったのです。 朝はリンゴとニンジンのジュース、 昼はそば、夜は和食を「原則」とし、 毎朝、私にしては早足で25分ほど、 わざわざ少し離れたほうの駅まで歩く。
お酒は2杯まで・・・
涙ぐましい?努力ですよね、これって。
われながらケナゲ!
そして今朝達成したのがこの数字。
今夜は、祝杯を10杯くらいあげないとね、 うっふっふ。
誰も褒めてくれそうにないから、 自分で思いっきり、 ほめることにしました。
今度は、前回のようなリバウンドは 絶対にない(つもり)なのです。
それは少しずつ下げて行ったからでは ないでしょうか。
次の目標は74キロ、壮年期は いつもそうでしたから。
乞うご期待!!
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吹浦 忠正
at 08:32 |
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自衛隊の国際協力シンポ [2011年11月25日(Fri)]
これは一見に値すると思います。
私自身は、同じ時間帯にユーラシア21研究所の 虎ノ門フォーラムで 「北方領土返還への道」と題して、報告を行いますので、 参加できないのが残念ですが、 私のことはどうでも(?)、 これは大事な報告会かと思います。
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吹浦 忠正
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トルコで亡くなった宮崎君を送る会 [2011年11月25日(Fri)]
「宮崎淳さんを送る会」のお知らせ
認定NPO法人 難民を助ける会
宮崎淳(みやざきあつし)さんは、 日本時間の11月10日未明にトルコ東部で 発生した地震により滞在していたホテルが倒壊し、 ワン市内の病院で永眠されました。
10月23日に同地で発生した大地震の 被災者のため、支援活動をしている 最中のことでした。
皆さまには弔慰や励ましのお言葉を 頂戴しており、心より感謝申し上げます。
宮崎さんのご冥福を心よりお祈りし、 生前の活動を偲び、その志や思いを継いで いくために、下記の集いを 開催いたしますので、ご案内申し上げます。
記
日 時:2011年12月6日(火)13:30〜14:30
場 所:日本青年館ホテル 地下中ホール 東京都新宿区霞ヶ丘7-1
JR中央線・総武線 『千駄ヶ谷駅』『信濃町駅』:徒歩9分 地下鉄銀座線『外苑前』3番出口:徒歩7分 地下鉄大江戸線『国立競技場駅』 A2番出口:徒歩7分
(駐車場はございませんので 公共の交通機関をご利用ください)
当日は平服にてお越しください。 車いすでお越しの方は、 事前に難民を助ける会までご連絡ください。
誠に勝手ながら、お香典・ご供物の類は ご辞退申し上げます。
ご供花をお寄せ下さる方は、 12月1日(木)までに「花葬儀」へご注文ください。 ご注文先:花葬儀 TEL 0120-51-8783 FAX 03-3499-3384
※12月1日以降にご注文ご希望の方は、 ご相談ください。
以上
お問い合わせ 難民を助ける会(AAR JAPAN) 〒141-0021 東京都品川区上大崎2-12-2-5F 電話 03-5423-4511 FAX 03-5423-4450 (担当:堀江、吉澤、澤井)
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吹浦 忠正
at 12:07 |
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