猪瀬さん、都知事を辞めたまえ [2013年05月01日(Wed)]
いまさら経過の説明を要しまい。
猪瀬さん、あなたは今回の失言を世界に詫びて、 即刻、東京都知事を辞すべきである。
あなたのジャーナリストとしての数々の業績を 私は多年支持してきたし、尊敬もしてきた。 しかし、心配していた通り、あまりに国際感覚がない。
今回の場合は、辞任を勧告するにこんな理由がある。
都民のレベルを世界にこの程度と思わせた責任、 日本の政治家のレベルをこの程度と思わせた責任、 次期オリンピック開催地を侮辱した責任、 IOCの倫理規定をないがしろにした無知と無恥・・・
速やかに職を辞さないと、 東京が次期開催地となってもイスラム諸国の理解を得ることは至難であり、 IOC委員全体の祝福を得ることは到底できない。
新しい知事はまるでイメージの違う、国際的に通用する人物でありたい。
それなら、たとえ東京が次期開催地に選ばれなくとも、 世界にバカにされる「程度」が削減される。
私は1964年の東京オリンピックに国旗担当専門職員として 組織委で働いた、当時の最年少職員である。 それだけに、2020年、私は馬齢を重ね傘寿に成っているが、 老骨に鞭打って協力しようと思っている。実際、札幌、長野の両五輪、 さらにはサッカーW杯の時も、 しかるべき立場で国旗の製作や使用に深くかかわってきた。
それだけにこの失言の酷さが憎い。 あとは、すみやかに辞任してくれてこそ、 「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」である。
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Posted by
吹浦 忠正
at 16:09 |
政治・社会 |
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