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中国が開発途上国? 辛亥革命から100年 [2011年10月16日(Sun)]









1911年の辛亥革命から100年。
今月はまず6日に
「国慶双十節」記念祝賀会で
馮寄台台北駐日経済文化代表処長の
祝辞を聴き、
次いで13日に程永華駐日中国大使の
講演を聴いた。

馮処長の話は、
なかなか内容のあるものではあったが、
国民党礼賛の色調が濃く、
「国」を代表しているのか、
「党」を代表しているのか、
という印象を持った。

他方、程大使の話は、
公式論から一歩も出ない
優等生のお話だった。

尖閣列島も東シナ海も出ず、
せっかくの機会に印象の薄い
ものであった。

中でも、
「世界最大の開発途上国・中国」
というのは、もう
よしたほうがいいのではないか
という印象を持った。

中国は明らかに、大国であり、
世界を動かす主要プレーヤーである。

富強国家、膨張国家であり、
唯一の超大国アメリカに
「F16の台湾売却問題」で
「旧型の改良」機とする妥協をさせ、
アメリカの「覇権」に
挑戦しうる
軍事力、経済力を蓄えている。

その大使や政府発表が自国を
「開発途上国」と称するのは、
私が「善人だ」「イケメンだ」
というのはまだしも、
それよりひどいではないか。

18日間も続いている風邪を克服して、
なんとか体調を整え、
数日後に上海を訪問する。

「世界最大の開発途上国」とやらの
繁栄ぶりをしかと見てきたい。
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