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台湾のこと・上島嘉郎編集委員に感謝 [2011年07月14日（Thu）]
 馮 寄台 代表 雑誌「正論」８月号で、 同誌の上島嘉郎編集委員が 台北駐日経済文化代表処の 馮 寄台（ひょう きだい）代表（大使に相当）に すばらしいインタビューをしておられる。 中身の核は、本誌をご覧いただきたいが、 冒頭がいい。 「インタビューを前に日本国民の一人として このたびの震災に対する 台湾の方々からの多大なご支援に 感謝申し上げます」 と発言し、 「私たち国民の謝意を必ずしもわが政府が 台湾の方々にきちんと伝えているとは言えず、 この点も多くの国民が忸怩たるものを 感じています」。 さらに、 「台湾からの義援金総額は 170億円を超えました。人口2300万人、 平均所得が年約２万ドルの台湾から 世界最大の義援金が寄せられたことに、 改めて台湾の方々がわが国に寄せてくださる 特別な感情に感謝するとともに、 強い絆を感じないわけにはいきません」 と述べている。 これは心ある日本人がみな伝えたかった ことに違いない。 本文では、馮 寄台代表が、 馬英九政権の「和中反共」路線について 対中自己防衛の決意と警戒はゆるぎないとし、 具体的に131億ドルにも及ぶ アメリカからの武器購入による 防衛の状況について語っておられる。 日本と「南隣り」の台湾の関係は 昨今、一層改善・強化されつつあるが、 政府が消極的なら民間が より積極的に互恵と協力の関係を強化し、 台湾が国際社会で相応な地位を与えられるよう 尽力すべきである。 |
