菅、鳩山、金賢姫の3題噺 [2010年07月23日(Fri)]
2010年2月7日、九段会館での 北方領土返還要求全国大会で あいさつする鳩山首相(当時) 熊「鳩山由紀夫さんがいろいろテレビで見るね」 八「あの人は引退するって言ってたよね」 熊「<首相を退任したら、政界に残っちゃいけない。 首相まで極めた人が影響力を行使することが 政治の混乱を招いている>」 八「そうそう、あれは去年の7月、民主党の代表になって すぐのことだったね」 熊「<総理だったことによる影響力を後まで行使しては いけません。だから私は、次の選挙には出馬しません>」 八「うんうん、このあいだ、総理を辞めると言った時だ」 熊「それがここんところ、やけに目立つね」 八「金賢姫を軽井沢の別荘に招いたって! 何だいあれ!」 熊「民主党は拉致問題に熱心だというアピールよ」 八「それだけかな?」 熊「うん、鳩山復帰の明示的宣言かも。鳩山さんが遺した 手柄ということだろうなぁ」 八「もっとナマくささがあるんじゃないかな?」 熊「ん?」 八「菅さんの9月5日の民主党代表選対策の一環だろう」 熊「なるほど。菅さんにしてみれば、鳩山さんとの連携を 強化し、大きな不満を持つ小沢さんへの対応の一手か」 八「それに対して、昨日、22日、鳩山、小沢、輿石の 3人が会合を開いたね」 熊「鳩山さんが存在感を示したいんだろうな」 八「菅さんと小沢さんが張り合った場合・・・」 熊「鳩山グループが決定力を持つよなぁ」 八「要するに派閥政治の復活だ」 熊「昔の自民党と同じだね」 八「これで、鳩山さんが、残した仕事とか言って」 熊「ロシアとの交渉を菅さんから すっぽり任されるようなことになったら」 八「危険そのものだね。あの揺れは何とかならないのかな?」 熊「バッジをはずすと言ったかと思うと、この目立ちたがり」 八「ロシアに対しても揺れるんだろうな」 熊「外交は一言ひとことが重いんだよね」 八「失言が向こうのテコになり、そこを突いてくるよ」 熊「あの人は理科系の人だからそのあたり少し 違うみたいだね」 八「ちょっと実験してだめなら別の実験という 軽さなんだよね」 熊「今度は、何をやりだすか、注視しておかないと」 八「家業としてロシアをやろうとする鳩山さん」 熊「外交音痴で、派閥としても大きくない菅さん」 八「九月は危ないなぁ」 |