日経が報道、安土町消滅問題 [2010年02月23日(Tue)]
![]() 安土城(推定による模型) 日本経済新聞が滋賀県安土町の合併が混乱していることにつき、 軽妙に書いているので紹介したい。 ☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜ 城巡りが趣味の友人によると現存する城郭もいいが、 想像力をかきたてる城跡も面白いそうだ。 その代表格は壮麗な天守と総石垣で有名な安土城だろう。 信長が築城し、3年で焼失した幻の城だ。 発掘調査で石段などが復元されている。 この城跡がある滋賀県安土町が 隣接する近江八幡市に合併する問題で揺れている。 昨夏、合併を推し進めた当時の町長が住民投票でクビになり、 1週間ほど前に同じく推進派が多い町議会の解散が 住民投票で決まった。「安土」の名を残したいという 住民の声を軽視して合併に走ったことへの不信感が強いようだ。 民間ではキリンとサントリーのように 経営統合する計画を解消する動きが出ている。 双方の合意のうえで縁組に動いたとはいえ、 将来像や思惑にずれが生じたとなれば破談も やむを得ないのだろう。周囲の期待はあっても、 最後は当事者間の問題である。 しかし、杓子(しゃくし)定規な行政の世界では そう簡単にはいかない。 安土町の場合、前町長時代に手続きが済み、 3月21日の合併がすでに決まっている。 法律上、離婚は可能だが、婚約解消はできないので、 町に戻るためには合併した後に 新市の議会で改めて議決する必要がある。 一番不愉快な思いをしているのは 相手に嫌がられたまま一緒になる 近江八幡市の住民だと思うのだが。 ☆ .。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜ 市町村合併で破談になったのは、横須賀市と合併した 逗子町が離縁した有名な例があるが、 そもそも合併というのは議会でも圧倒的な多数決以外では やってはいけないことではないかと、私は思う。 特に安土のような歴史的な名称は、残す努力をしないと、 1910年に韓国が消えたと同じような禍根を残す。 |






