八木侍従の逝去 [2009年12月13日(Sun)]
八木貞二さんが亡くなられました。
東京五輪が開催された昭和39(1964)年に 東宮侍従になられてから4年前の、 平成17(2005)年までの長きにわたり、 今上陛下のお側に仕えた、 皇室の生き字引と言われた方でいらっしゃいます。
両陛下にとって最も信頼する方とのお別れではないかと 拝察します。
宮内記者クラブでも、 最近までの毎年、八木さんを講師に、 神事のことや有職故実の勉強会を 何度も行ってきたと聞いています。
1972年に初めて東宮御所に上がったとき以来、 何度も両陛下に拝謁の機会を賜った者として、 八木侍従にはただただ感謝の気持ちでいっぱいです。 いつもいろいろと助言して下さいました。
毎年、年賀状を頂戴し、お元気な様子を知って 安心しておりました。「脳梗塞で享年81」と 新聞に出ているところから察すると、 突然のご逝去だったのかもしれません。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 合掌。
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Posted by
吹浦 忠正
at 21:50 |
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小沢・鳩山内閣は酷い! [2009年12月13日(Sun)]
小沢・鳩山内閣(鳩山・一郎内閣)の天皇の政治利用は最悪である。
記者会見で、羽毛田宮内庁長官が、「宮内庁も内閣の一翼を占める政府機関である以上、官房長官の指示には従うべき立場」として、最終的には受け入れたことを明らかにしたが、
しかし、上司であたる官房長官からの指示を公表した上、苦言を呈するのはきわめて異例だ。
歴代の内閣に仕え、首相官邸生活の長かった羽毛田長官は報道各紙によれば「楽屋話に類することは言わない方がいいのかもしれない」と前置きしながらも、「こうしたことが今後、起こることへの懸念がある。陛下のなさりように関することについて、宮内庁には外部に言う役割もあるのではないか」と堂々と語ったようだ。
鳩山由紀夫首相は「諸外国と日本との関係をより好転させるため。政治利用には当たらない」と弁解したが、その背景には小沢一郎民主党幹事長からの強い働きかけがあったのは事実だ。
小沢幹事長にしてみれば、自分が中国で胡錦涛国家主席と会えたのだから、少々無理してでもお返しをしなくては自分の顔が立たないくらいの意識があったのだろうが、これは公私混同、党と国家を混同しているとんでもないことだ。
こういう経緯で表敬を受ける陛下にはきわめて失礼であり、お気の毒である。
日本は各国と最恵国待遇というお付き合いをしているのであるから、 今後、あなたの国とは1ヵ月ルールを守らなくてはお目にかかれない、中国は別だとは言えないのである。
小沢・鳩山内閣、発足以来、何かこれはすばらしいということをしてくれたのだろうか。
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吹浦 忠正
at 15:37 |
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国旗って楽しいんです [2009年12月13日(Sun)]
これが世界で一番複雑なデザインの国旗です。 「ぬりえ」では子どもたちに一番人気の高い国旗です。 子供心って、そういうものなんですね。 昨日は、東京にいながらあやうく、 ブログ更新ゼロという初めての失態?を演じるところでした。 0時直前に、かろうじて鳩山政権と小沢民主党批判を書いて、 虎口?を脱しました。
実は、太陽が出ているうちは、 家で拙著の校正をしていました。 1月17日に店頭に並ぶ学研新書 『知っておきたい日の丸の話――国旗の常識・日本と世界』です。
この本は基本的に、 小欄にいただいた、 国旗についての皆様からの質問にお答えしたものをまとめ、 それに最近の研究成果を加えたものです。
それでも、私としては、 正直なところ、かなり力の入った内容のつもりです。
年甲斐もなく、その校正と再確認に没頭し、 6時からの中村紘子さんデビュー50周年記念リサイタルには、 ギリギリ間に合っての着席でした。
あすも、校正の後半がありますが、 60年間も親しんできた国旗のことですから、 実は、時間を忘れてしまうくらい楽しくてしょうがない、 というのがホンネです。
恋愛って、こんな気分でしたっけ?
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吹浦 忠正
at 00:17 |
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