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外国人の研究発表会へどうぞ [2009年11月18日(Wed)]












私が理事長を務める社会福祉法人さぽうと21は
15年ほど前に、難民を助ける会の国内事業を引き継いだもので、
外国オリジンの在日困窮者の支援を続けている。

 インドシナ3国からの定住難民子弟はもとより、
日経ブラジル人、中国残留孤児、
ミャンマー難民、北朝鮮からの“脱北者”など
をも支援してきた。

 東洋熱工業の創業者坪井一郎・仁子ご夫妻の遺産から
同社の株をご寄付いただいたということもあり、
毎年、数十人をやや手厚く支援している。

 その人たちが自分の研究成果を発表してくれる。
 昨年も行ったが、いやはや中身がすごい。

 一度、話を直接、聴いてみませんか?

 12月26日(土)13時30分から
目黒駅前の事務局会議室で。
15時からは懇親会。
参加費:千円(学生500円)。

 使用言語は日本語。

お申込みは、03−5449−1331へ。


ミャンマー(ビルマ)の話@ [2009年11月18日(Wed)]











 少し、ミャンマー(ビルマ)のことに触れてみたい。 

 11月14日、サントリーホールで行なったバラク・オバマ米大統領の演説を聴いて、私は最後に、ビルマ問題について大統領が鮮明に述べたことを高く評価するものである。まずは、その部分の日本語訳(駐日アメリカ大使館のHP)をごらんください。

「無条件釈放unconditional release」とは、次の選挙にでない、政治活動をしない、地方に行かせないといったこと一切なしのという意味であり、民主主義の旗手・アメリカの大統領としての明確なメッセージであった。

☆ .。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜」

 自由と尊厳性への希求は、諸国民全ての物語の1つになっています。それは人間が共通に持つ願望があるからです。自分の心を表現する自由、指導者を選挙する自由、情報にアクセスする能力、自分の好む形で礼拝する能力、法の支配への信頼、司法の平等な運営などへの願望です。これらは安定への障害ではなく、安定の礎石です。そして私たちは常に、これらの権利を求める者の味方です。

 その真理は、例えば私達のビルマへの新しいアピローチの指針になっています。長年にわたる善意の努力にもかかわらず、米国による制裁も他国による関与もビルマ国民の生活を改善することは出来ませんでした。このため私達は今、指導者層と直接話し合い、民主的改革への具体的措置が講じられるまでは現行の制裁は継続することを明瞭に伝えています。私達は、統一され、平和的で繁栄し民主的であるビルマを支持します。そして、ビルマがそのほうこのうに移行するならば、米国とのより良い関係が可能です。

 講じられなければならない明確な措置があります。アウン・サン・スー・チーを含む全ての政治囚の無条件釈放、少数民族グループとの紛争の停止、未来に対する共有されたビジョンに関する政府、民主的反対勢力、少数民族グループの間の本物の対話などです。それが、ビルマ政府が自国民の欲求に答えることのできる方法です。それがビルマに本当の安全と繁栄をもたらす道です。              (つづく)
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