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相馬雪香先生を偲ぶ会の記録 [2009年03月08日(Sun)]

                      














 認定NPO法人難民を助ける会の相馬雪香会長が
昨年11月8日に逝去しました。

 そこで、12月25日に、
憲政記念会(東京・永田町)で
同会、尾崎記念財団、社会福祉法人さぽうと21など
12団体で構成する
実行委員会(著者はその実行委員長)により
「相馬雪香先生を追悼し感謝する会」が
開催されました。

 皇后陛下、寛仁親王殿下、
麻生首相、衆参両院議長など約800名もの方々が
お越し下さったことは、
小欄で紹介しました。

 当日は、予想をはるかに上回る方々が御参集くださり、
式典終了まで会場内にお入りいただけなかった方も
大勢いらっしゃいました。

 あらためてお詫び申し上げます。

 そこで、このほど難民を助ける会事務局が
その「記録」をまとめました。

 A4版、34ペイジ(内カラー3ペイジ)

「記録」弔辞はすべて収録されています。
写真も豊富です。内外のメディアによる記事も
収録しています。

 ご列席の皆様にはすでに郵送させていただきましたが、
若干余部がございます。

 入手ご希望の方は、
お名前、ご住所、郵便番号、電話番号を記載し、
難民を助ける会までファックスにてお申し込みください。

 ファックス番号は03−5423−4450

 なお、送料とも1冊500円です。お支払いは、
「記録」をお送りする際に、振替用紙を同封しますので、
お近くの郵便局からご送金下さい。

 お問い合わせは、電話:03−5423−4511まで。
外国出身学生の優秀さと困窮A [2009年03月08日(Sun)]





  報告・審査会は、日比谷の大和生命ビル内、
 「さくら共同法律事務所」(河合弘之代表)をお借りして
 午前、午後と行われた。
  向かいにある日比谷公園では、何種類かの梅が
 満開だった。





 社会福祉法人さぽうと21の
「坪井基金」報告会・選考会の続きです。
 
 私が理事長の席を穢しているさぽうと21では
東洋熱工業の創立者・坪井一郎/仁子ご夫妻の遺産である
同社の株を贈与され、優秀な学生・大学院生に
毎月4〜7万円を無償給付するという活動を行っています。

 奨学金制度の多くは事務の煩雑さを避けて、
機械的に銀行振込みや郵便振替で送金するところが
多いようですが、
当法人では、面接・訪問、生活相談、
手紙やメールの頻繁なやり取り、
夏の合宿などを行い、
法人と受給者が恒常的にコンタクトを取っています。

今年は、11人に上京を求め(二人は就職活動や
学会発表とかさなり欠席)、
特にブラジル、カンボジア、ベトナム、中国出身の計4人に
「聞き手を高校1年生だと思っての研究報告」を求めました。

 共通テーマは「私の研究をどのように社会に還元するか」。

 今回の報告は
「建物の耐震補強に関する研究」
「ナノ粒子の合成と構造化」
「公的年金と公的年金等控除」
「骨髄細胞の社会還元の二面性」
の4つでした。

 これを日本語により、各15分でどの人も見事に解説、
聞き手である役員やゲストたちからは
「ノーベル賞ものだね」「唸るほかないすばらしさ」
「この人を支援できたことは最高」・・・
といった感動とも言うべき感想が相次ぎました。

日頃接触する日本人学生にもなかなかの人がいるのですが、
こうも見事な若者たちに出会うと、
いささか心配になるというのも事実です。
               (つづく)
外国出身学生の優秀さ@ [2009年03月08日(Sun)]













大貫康雄さんはNHKの幹部であり、
前のヨーロッパ支局長です。

縁あって長年、それももう30年以上も前から
昵懇にさせていただいております。

加えて、基本的考え方や人生観・価値観を
共有しているものですから、
私が離任したいくつかのNGOの役員や、
わがユーラシア21研究所の理事などに
ご就任いただいております。

昨日は、同じく私が理事長をしている
社会福祉法人さぽうと21の評議員として、
その活動の1つである「坪井基金」受給生報告会と
2009年度受給生選考会にご出席いただきました。

以下は、今朝、大貫さんからいただいたご感想です。

  =======================

今回も
各国の学生達からエネルギーをもらい
私自身
リフレッシュするひと時を持つことが出来ました。

ICU(国際基督教大学)4年生の
Y.フラヴィアさん(ブラジル出身)の
多難な子供時代、
今も両親が解雇されて収入の見通しがない現状
などを知ると
何故あのように朗らかに育ったのか
驚かされます。

才能があるだけでなく、自分で培った意欲と、
智恵、頑張り、そして
子供には出来る限り良い教育を、という親、
家族の愛情と考え(文化)が
あのような学生を生み出したのかなと
思いました。

大学に入って自分が日本社会の最下層にいるのが判った、
子供の頃苛められた、などと体験を語りながら
「日本で弱い人たちのために」
将来やりたいことにも胸をくすぐられました。

広島大学大学院修士2年の
GTMDさん(ベトナムからの難民2世)の
能力、人柄にも魅惑されました。

ナノ・テクノロジーの難しい研究を
我々が理解できるように噛み砕いて話す能力、
方向性にも驚かせられました

彼女たちを知った人たちが
応援したくなるのが判ります。

女子学生2人について話してしまいましたが
男子学生たちも含めいずれも好感が持てて
中座したくない思いでした。

彼ら彼女達に良い時間を贈られました。
さぽうと21の評議員にして頂き
この機会が出来た訳です。
有難うございました。

同席した垣平理事の真摯な人柄にも打たれました。
垣平さんの思い、対応を見ても
坪井さんご夫妻が
どのような人たちであったか
充分偲ばれます。

小さくてもキラリと光り輝く
真珠のような奨学制度に関与できるのを
幸せに思います。

有難うございました。

 =======================

 さぽうと21は難民を助ける会の活動のうち、
国内事業を分離して、1992年に設立した社会福祉法人です。

 ご寄付は税法上の控除対象になります。

 長くなりましたので、
いただいたメールに関わる私の報告は次にします。
             (つづく)
花鳥風月の日曜日? [2009年03月08日(Sun)]


 ここ一両日で出会った花と鳥です。








  山梨県身延町の「道の駅」で求めた「木瓜(ぼけ)」。
  拙宅のベランダで満開です。












     研究会が行われた帝京大学でみたアマリリス。













     目黒のしゃぶしゃぶ屋でみかけました。












      いつも拙宅のベランダにやってくるヒヨドリ
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