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花咲く五陽亭A [2008年05月02日(Fri)]











































 前回の続きです。
花咲く五陽亭@ [2008年05月02日(Fri)]








































 元高校教師・須貝 浩・信子ご夫妻の「五陽亭」は、
八ケ岳南麓では知らぬ人がいないほどの、交流の場。
なんといってもお二人のお人柄で、
ウゾウムゾウ、否、
美男美女、否々、
善男善女、否々々、
老若男女が自然に集まる。

 小欄でおなじみの石田良介画伯のご縁で、
私も(年に数回しか伺っていないのに)常連ヅラをして
気楽に、その輪に加えてもらっている。

 挙句は、昨年、ウン十周年記念ということで、
関係筋(?)から私に「五陽亭賛歌」の
「作詞・作曲の依頼(!)」があり、
さすがにそれは、
より詩心も音楽性も豊かな方にお譲りし、
酒の勢いで「五陽亭音頭」を謹呈した。

「甲斐の山々 陽に映えて」ではじまる、
かの「武田節」が甲斐の国(山梨県)の「民謡」だ
と思っておられる方に出会ったことがあるが
(というより司会者が堂々と、
「山梨民謡・武田節」と紹介したのをきいたことがある)、
あれは米山愛紫の詞に、
わが師・末次一郎の友人である明本京静が作曲した、
1961(昭和36)年にできた歌。

 世の中に、間違いがあるとすれば、
50年後、わが. 「五陽亭音頭」も、
「山梨県民謡」に変身しているかもしれない(まさか!)。

 閑話休題。それよりも、50年後に確かなのは、
「五陽亭」を囲む形で、
この美しい桃の花の森が出来ているであろうこと。
みなさん、長生きしましょうね。

 きょうは「五陽亭」のベランダで、
須貝浩さん(元・箱根駅伝選手!)の作った
ワサビの葉とキノコの特製ソバをいただいた。

 ベランダからはこれらの花が、
文字通り、
手のとどくところで咲いているのである。

 そして、人生の大先輩である
ご夫妻からの含蓄のあるお話。
幸せなひとときだった。

 せめてもの「おすそわけ」として、
少し写真でご披露したい。
                (つづく)
源平梅? 桃? [2008年05月02日(Fri)]






































 八ケ岳南麓でよく見る「源平」に咲き分けた梅。

 写真には撮れませんでしたが、
鶯(ウグイス)がしきりに鳴いていましたから
梅と書きましたが、もしかしたら桃かもしれません。

 源氏の白旗、平家の赤旗にちなんで、
「源平梅」もあれば「源平桃」もあるようです。

 でも、不思議ですよね。
木全体が赤白ピンクの花をつけたり、
1つの花の5枚の花びらが白と赤になっていたり。

 接木? それとも突然変異?
 植物になんの知識も常識もない私には、
不思議というほかありません。

 どなたか説明してくださいませんか。

 何であれ、私はこの源平なんとかが大好きで、見つけると
立ち止まってしまうのです。
 
先月のはじめには、伊豆高原のセガサミー社の研修所で
タップリ見せていただきましたし、
きょうはご当地のあちらこちらで
見かけました。

 白黒、否、紅白はっきりしないさま、
梅か桃か、私にはわからない様子、
何事も「原理主義はいけないよ」
「先入観を持ってはいけないよ」
と、私に教えてくれているようでした。
早稲田鵬志会(下) [2008年05月02日(Fri)]









 ドバイ在住の、元早稲田大学鵬志会メンバーY君からのメールの続きです。

 ここからが重要な点かと思います。


   ○△■○△■○△■○△■○△■○

さて、吹浦先生ご下問の、当地から見た「今の日本」、新たに勃興しハイテンションに満ち満ちているこの「インド洋経済圏」の中心たるドバイから見ると、残念ながら、引きこもる日本、無策な日本、一体感と覇気のない日本が浮き彫りになります。

特に一部の優秀な人を除く若者一般の上昇志向の無さや国際リテラシーの低さは、英語に不自由せず国境無く貪欲に動き回るドバイ周辺の若者と比べ、「こりゃ勝てんわなあ」と思わざるを得ません。

これが肌で感じる、「実感」です。

豊かな一等国であり続けるためには、ミドルからボトムが、弱すぎる。

「百聞は一見に如かず、百見は一省に如かず、百省は一行に如かず」とは末次先生に教えていただいた言葉です。

インドの熱気やパレスチナの緊張や、自社製品が国際競争に晒されて苦戦しているさまを目の当たりにすれば、きっと目を覚ましてくれるに違いない。

私は勤務先にも折にふれそうしたことを訴え、地元栃木の学生や若手のインターンでも何でも受け入れるから寄越すようにと言っておるのですが、そういうことに使う経費は無い、とにべもない返事でした。

国の将来を思い、一歩踏み出す人材を育てることはキャッシュリッチな上場企業の立派な務めだと思うのですがいかがでしょう。

早大鵬志会の活気は、帰国するたびに会う同期のM君からよく聞いています。OB諸氏も各方面で活躍の様子、嬉しく思っています。後輩諸君のこと、どうか宜しくお願いします。

私も家内も、日本の若者に喝を入れるための支援は惜しみませんので(宿探しとか、経験談や当地事情説明とか、激励とか、そんなことですが)、先生のところで中近東方面に興味のある方がいたら、いつでもご連絡ください。

それより何より、多方面に影響力のある吹浦先生ご自身にぜひ当地をご視察いただきたいと願っております。

私は年に数回、一時帰国しております。遠いところで独り国を憂いてみても詮無く、私の歩む道を正すため、師に喝を入れてもらわねばなりません。近い将来お会いできる機会をいただけますれば幸甚に存じます。 

どうかお元気で、ユーラシア21研究所の皆様にも宜しくお伝え下さい。
早稲田鵬志会(上) [2008年05月02日(Fri)]









早稲田鵬志会は今から20年ほど前に、確か、今、兵庫県議をしている和田有一朗くんらが創設したと記憶しています。(そのあたりのことに詳しい方、コメント欄または私のメール・アドレスfukiura@eri-21.jpにお知らせください。)

今から40年以上前、私の在学中は、雄弁会が大活躍で、ご承知のように、石橋、竹下、海部、森とその所属メンバーから4人も首相経験者を輩出しているのです。福田現首相は同じ早稲田の出身でも、雄弁会には所属していなかったと聞いています。

ただ、風のたよりによると、ここしばらく、雄弁会は往年の勢いを喪失して、いまや鵬志会のほうがはるかに活発に活動をしている様子です。

わが師・末次一郎を慕って、鵬志会メンバーは歴代、多数私どものところ(末次一郎事務所、新樹会、安保研等)に出入りしていました。今も、わがユーラシア21研究所には、現役の諸君が始終、出入りしています。

私自身、可愛い後輩たちともっとゆっくり接しなければと、ここでも末次がしたことを継承できずに、いささか慙愧の念に駆られています。

そんな思いでいるところに、○○(優位企業)のドバイ支店長を務めている、一昔前の鵬志会メンバーYくんが、小欄のコメント欄に投稿してくれ、久々に連絡が取れました。

ブログは時々、こうしたすばらしい威力を発揮して旧交をあたためてくれます。

その後、メールのやり取りもあり、Yくんの活躍ぶりと、家族や交友を知る写真もたくさん送ってくれました。実力を発揮し、かつ鵬志会で培った「世界の中の日本」を視野に入れてものを考える態度を活用し、しかも、後輩を伸ばそうとしているその姿に感服しました。

鵬志会のメンバーから政治の道に進んだ人も多いですが、こうした実業の分野で活躍する人、メディアで頑張っている人などいろいろいます。

Yくんの一層の健勝と前途の発展、そして続く諸君の研鑽と活躍を期待します。

以下は、一昨日届いたメールです。但し、個人情報に関わる部分は伏せさせていただきました。

なお、文中にある「佐藤優」は例の「外務省休職中」の人です。末次顕在なりし頃は、鈴木某代議士ともども、よく出入りしておりました。代議士のほうはその後、公然と末次に逆らい、誹謗し、私もすっかり縁を切りましたが、「休職中」の人は、インテリジェンス分野の大先輩としてなのか、著書でも末次を以前同様に評価しているようです。

    ☆ ――――――――― ★


ドバイから、Yです。
私のコメントに早速お返事をいただき、ありがとうございます。覚えていて下さり、感激です!!

数ヶ月前、佐藤優氏が著作の中で末次先生に触れられていたのをきっかけに、末次先生の著書数冊をアマゾンで取り寄せ、先生の勇気と行動力に改めて感銘を受けておりました。
そこで「吹流しの吹に、浦島の浦」で検索し、先生のブログをみつけた次第です。

私は早大卒業後、銀行・商社を経て、現在は○○(優力企業)のドバイ支店長を務めております。

1997年、25歳で日本を飛び出てイランへ赴任して以来、海外生活10年余になります。年間100日以上、中近東・インド・アフリカ諸国を飛び回る毎日です。

9歳を筆頭に二男一女をもうけ、彼らは当地のインターナショナル・スクールで50カ国以上から集まった子供たちと楽しく過ごしています。

代議士になった早稲田鵬志会の石川君のホームページに、当時の私の大学時代の写真が載っています http://www.tokachi-ishikawa.com/album/index.html )
                              (つづく)
五輪開会式出席は× [2008年05月02日(Fri)]













毎日新聞(電子版)二以下の記事が出ています。

   ○△■○△■○△■○△■○△■○△

福田康夫首相は2日昼、8月8日に北京で行われる北京五輪開会式への出席について「行けたらと思います。でも、まだそういうことを決めていない」と述べ、出席を前向きに検討していることを明らかにした。首相官邸で記者団に答えた。

     ☆ ――――――――― ★

 福田総理、間違えないでほしい。

 日本の首相は中国のいいなりになったり、中国に迎合してはいけません。

 あなたが8月まで、政権についておられるかはともかく、
開会式当日に首相の座にあるという前提で申し上げますが、
これは国際社会の道義を裏切ることになるのです。

 また、人類共通の、
ないし文明社会に共通な
というべき人権の尊重という価値を、
その大事な価値を
ないがしろにしている中国を
丸ごと支持することになるのです。

 私はオリンピックの大ファンですが、日本の総理が
北京五輪の開会式に出かけることには断固反対です。

 日中友好が大事なら、せいぜい代理で十分です。
大リーグと日本人 [2008年05月02日(Fri)]







   「五陽亭の春」。挿画は、石田良介画伯作。
  特段のご厚意で掲載させていただいております。禁無断転載。







 スポーツをあまりしないくせに、私は多くのスポーツについて関心があり、かつ、いろいろな疑問を持っています。

 先の「左対左」「Jリーグのチーム名」のことはだいぶ解ってきました。ありがとうございます。

 ところで、日本のメディアはどうして、大リーグでの日本人選手の詳報を、毎日毎日、報道するのでしょうか。

 それも、日本のプロ野球やその他のスポーツ・ニュースに先立って。

「読者や視聴者が求めている」らしいことは理解できます。しかし、そう報道側が仕向けていったこともなしとしないはずです。

 私が疑問を持つのは、メキシコ、キューバ、ベネズエラ、ドミニカ共和国といった国々など、中南米出身の大リーガーについて、それぞれに出身国では、「きょうの○○国出身の選手の活躍ぶりを見てみましょう」なんてやっているのでしょうか。

 あるいは、韓国や台湾では同じような傾向があるのかもしれませんが・・・

 また、私が心配するのは、ここまで日本選手のことを故国・日本で取り上げられ、日本中が一喜一憂することを、世界(国際社会)が見たら、日本はわれわれと違う「特別の国」であり、「国際社会に融けあわない人たち」、さらには「アメリカにいる日本人は結局、日本とだけ強い紐帯で結ばれ、日本にのみ忠誠を誓っている人たち」と見なされはしないかということです。

 杞憂であればいいのですが、私には太平洋戦争時の日系人の強制隔離まで、連想が繋がってしまうのです。

 野茂からはじまり、イチロー、二人の松井、井口、岡島、松坂・・・と大活躍しているのは、「日本人としての私」の血が騒ぐのですが、さてはて、これでいいのでしょうか。

「気にすることはない」「これでいい」という方からも、「少し心配だ」という方からもご意見を伺いたいのです。
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