武家屋敷とお相撲さん [2008年04月27日(Sun)]
4月18日に秋田県に入り、角館町で昼食をとった。 もちろん、「稲庭うどん」のはずが、 この季節、山菜につられて迷っているうち、 「じゅんさい蕎麦」と相成った。
ご存知の方も多いと思うが、 「じゅんさい」はなぜか、 京都と秋田にしかないような、沼に生える野菜。
どうも表現が決らないが、「蓮の極小値」のようなもので、 ぬめりが口当たりをよくしている。
「ご幼少のみぎり」からのわが大好物。
閑話休題。角館といえばまず、武家屋敷に枝垂桜。
いかんせん、あと3日、早かった。
それでも、東北では珍しく、結構、観光客が集まっていた。
その中央を、のっしのっしと歩く浴衣姿で歩く、 豪風(たけかぜ)関がいた。
角館から秋田内陸縦断鉄道で北上した着た秋田市の出身。 初場所は12勝3敗で敢闘賞、一気に小結になったが、 3月の大阪場所では、逆に、 琴光喜、安美錦、豊ノ島の3人に勝っただけの12敗。
体重は143キロあるが、 いかんせん身長が171センチと「小柄」。 一昔前なら、阿多頭にシリコンでも入れなくては入門できなかった。
武家屋敷とお相撲さん、 似合うようで、似合わない。
しかし、なんとなくほっとする風景ではある。
翌日、帰りの飛行機でもまた一緒。 これも何かのご縁と思い、 来週からの夏場所ではせいぜい、応援しよう。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 23:38 |
故郷・秋田 |
この記事のURL |
コメント(0)
仙北市? 大崎市? [2008年04月27日(Sun)]
大崎市内を東西に走る山手線、否、陸羽東線 秋田県角館町、今は合併して仙北市角館町。
この市は、角館町、田沢湖町、西木村が合併してできたことは カタクリの花の写真をご紹介したときに書いた。
角館も、田沢湖も「全国区」なのに、仙北市という、 旧郡の名前を継承したことにがっかりした。
東京の人はせいぜい、仙台市の北にできた市くらいにしか 思わないだろう。
その仙台市の北にも、大崎市という、これまた旧郡の名前を 引き継いだだけの市がある。
平成18年3月31日、 古川市、松山町、三本木町、鹿島台町、 岩出山町、鳴子町、田尻町の1市6町が合併し、 大崎市になり、初代市長に畏友・伊藤康志(やすし)同志が就任した。
あえて同志としたのは、故・末次一郎の同門で、 特に親しいということである。
伊藤市長は、県議連続5期当選して、県会議長となり、 大崎市の誕生とともに、 市長に転じた人。
それでも、私はこの大崎市という名称は気に入らない。「大崎」は、 山手線の品川と五反田の中間であると、世間には知られている。
旧古川市が圧倒的に人口が多いが、 これまた全国的には、鳴子温泉の知名度とは比較にならない。
ほかにも、無難に旧郡の名を合併した市や町の名にした例が たくさんある。
民主主義とは、平準化のことか。
ときどき、まったくつまらないいたずらをするもののようだ。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 23:14 |
政治・社会 |
この記事のURL |
コメント(2)
桜 in 平泉小学校 [2008年04月27日(Sun)]
岩手県平泉町立平泉小学校の校庭に こんなすごい枝垂桜が何本もありました。
生徒に愛校心、 町民に愛郷心が 沸かないわけないですよね。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 22:19 |
旅 |
この記事のURL |
コメント(0)
桜 in 毛越寺 [2008年04月27日(Sun)]
さくら in the last weekとでも言うべきでしょうか。
先週末の岩手県平泉町毛越寺(もうつうじ)の境内 というべきか寺蹟とでも言うべきか。
真昼なのに幻想的でさえあった。
たった一人でこういう景色で出会ったら、 もう、感動というほかありません。
東北の旅、こんなぜいたくができるのです。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 22:07 |
旅 |
この記事のURL |
コメント(0)
さくら Today [2008年04月27日(Sun)]
小欄でおなじみの石田良介画伯のご厚意で、 八ケ岳山麓に来ています。
石田邸のすぐ近くで、八ケ岳を正面に、 こんなすばらしい景色と出会い、 思わず、運転席からシャッターを切りました。
電線さえなければ・・・。
今年は、各地ですばらしい桜景色を 見せていただきました。
下手な写真とお笑いになりつつで結構ですから、 お付き合いください。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 21:57 |
動植物 |
この記事のURL |
コメント(0)
逮捕者に敬意 [2008年04月27日(Sun)]
26日に長野で、きょう17日にソウルで行なわれた聖火リレー、 ともに、中国政府によるチベットでの人権抑圧に講義して これを妨害した数人の方が、逮捕されるという結果で終りました。
私、吹浦忠正は、この人たちの正義感と勇気ある行動に 衷心より、敬意を表します。
怪我のなかったことを祈り、早期の釈放を求めます。
あなたたちの行為は、私のみならず、世界の良心的な人々の 賞賛と尊敬の眼で見つめられました。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 21:36 |
政治・社会 |
この記事のURL |
コメント(0)
長野が赤旗に埋没 [2008年04月27日(Sun)]
国旗を取扱うには、自ずから国際的に確立されたマナーがある。
国連やオリンピックでは、すべての国旗はequal sizeにという規定がある。
だから私は1964年の東京オリンピックでも1998年の長野冬季オリンピックでも、すべての国旗の縦横比を同じくし、製造枚数(一般的な掲揚総数)も同数とした。
昨日の長野市、めずらしく朝日から産経までどの新聞も、そして中国の新聞までもが長野が「五星紅旗(中華人民共和国の国旗)」で埋め尽くされた、「アカハタで隠れた長野市」といった見出しが一面トップを飾った。
これが、中国の言う「中日友好」のなせる業か。知り合いのW、H,T、Lの4中国人留学生、元留学生とも、「上部組織から渡された」という。つまり、ほとんどの中国人が、「上部組織」から、「組織的」にかつ半強制的に長野に向わされ、街を埋め尽くしたというのだ。
もし、日本側が同じ事をして、北京五輪の開会式の日に北京市街の主要な場所を埋め尽くしたら、どういうことになるか。
国旗は国際理解の入り口にもなれば、出口にもなる。妙薬にもなれば毒薬にもなりうる。
だからこそ、人類は長年の経験から国旗取り扱いのマナーやエチケットを編み出したのだ。それを身につけてこその「一流国」であることを、是非、みんなが理解したいものだ。
もし、小欄が、ここで「日の丸」を大きく、かつ上位に、「五星紅旗」を下位に小さく掲げたら、どういう印象を与えるだろうか。
「一流国」の国旗の専門家は、つつましく、両国の国旗をequal sizeにし、しかも、「五星紅旗」を上位(向って左側)に配置して、ここに掲げるのである。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 21:33 |
国旗 |
この記事のURL |
コメント(0)
秋田の自殺、農薬が原因? [2008年04月27日(Sun)]
「実相寺の桜」。挿画は石田良介画伯の特段のご厚意で 掲載させていただいております。禁無断転載。 杉並にお住まいの「妙齢の美女」Qさから、こんなメールが来ました。
昨夜書いた「自殺、秋田、日本」へのコメントです。
「AERA」にはしたしい「妙齢の美女」記者もいますし、 早速、まずは報道の詳細を調べてみます。
そのあと、秋田の専門家にも尋ねて見ましょう。
秋田の方はもちろん、どなたかこの話について ご意見をお聞かせください。
▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲
吹浦先生。お元気で、ご活躍で、日々、悲憤慷慨なさったり、お喜びだったり、お悲しみ だったりのご様子、毎日のブログで、興味深く見せて?読ませて?いただいております。 ところで、今日もまた、 《秋田は、なんと日本一自殺者が多いと言う、悲しい県である。》と お嘆きでいらっしゃいますが、 前から一度、申し上げようと思っていたことがございました。
もう、3年位前だったと思いますが、(吹浦先生が、まだ、ブログをなさっていらっしゃらなくて、私は 先生が秋田のご出身ということも存じませんでした頃)
[AERA]が「秋田県が自殺者日本一」の問題を取り上げて、以下のような記事を載せたことが ございました。(正確な言葉は覚えておりませんが)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
秋田は、経済的にも恵まれて、生活に何の心配もなく、幸せな家庭を持っている人が、 突然自殺をしてしまうことがある。農家の場合、「使用している農薬のせいではないか」と いう説がある。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
というようなことが書いてあって、驚いて、強く印象に残っておりました。
「秋田県だけ他県とは違う農薬を使うかなあ」とは思いましたけれど、でも強い農薬なら、 副作用があっても不思議ではないし、人によって、受ける悪影響が違うということも考えられますし。
先生は、このような話はお聞きになったことは、おありになりませんか?私も、この記事だけで、
それ以後、同じような話は、どこでも見たことも聞いたこともございません。
この説が正しくなかったので、以後、どこでも記事にしなかったのか、それとも、なにか、 どこかから(たとえば農薬の会社からとか)圧力がかかって、問題にできなくなったのか、と、 不思議に思っておりました。
もしも、この説が本当ならば、大至急、その農薬の使用を やめるべきだと思うのですけれど。
どこかで、お調べいただく手立てはございませんでしょうか?
ちょっと、ご参考までに。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 07:38 |
環境・保健・衛生 |
この記事のURL |
コメント(0)