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石田良介「雪山煙家」 [2008年02月10日(日)]










 昨日から各地でずいぶん積雪があったようです。

 御地ではいかがですか。お見舞い申し上げます。

 2月7日の夜、
石田良介画伯から、
お住まいの山梨県北斗市周辺の雪景色を描いた、
「寒そうでも暖かい」絵が送信されてきていたことに気づきました。

 先生のお邸の周辺では積雪40センチ以上だとか。

 私の体調が優れず、他の用事もあって
せっかくの絵を掲載できませんでしたが、
そのすばらしさを是非、ご鑑賞、ご堪能ください。
佐賀県で冷や汗 [2008年02月10日(日)]






 会場には、末次一郎の遺影がおかれ、幕末期の
 古地図が展示されていた。









 「択捉島にて」。挿画は石田良介画伯の特段のご厚意で
掲載させていただいております。禁無断転載。  







 北方領土返還要求佐賀県民集会「シンポジウム」にコーディネータとして参加してきました。題して「北方領土問題の現状と今後の学校教育」。

 パネラーは、択捉島留別生まれの理学博士・三上洋一先生、佐賀県・武雄市立赳夫中学校の川崎朗(あきら)教諭(今年度の北方領土4島交流訪問事業参加者)、そして、高校生のときに国後島を訪問したことのある福岡教育大学3年生の井手詩織さん。

 会場の佐賀市・メイトプラザ佐賀大ホールに入って、驚いたのは、わが師・末次一郎の遺影が正面に飾られていること。最敬礼し、合掌したのは言うまでもないが、なんともプレッシャーを感じるのは、この出来損ないの弟子ゆえか。

 末次は、福岡県の佐賀県との県境で生まれてすぐ、佐賀県で育った。だから出身は佐賀ということになっており、佐賀県人会の副会長でもあった。

 おまけに、溝口清六氏をはじめとする、末次の友人がズラリと会場で睨みつけているではないか。いやはや冷や汗ものである。

 それでも主催者(北方領土返還要求佐賀県民会議)は、大変優しく、まず、私から「現在の返還交渉とロシア政府の動き」や「4島のくらしの現状」について話をし、それをもとに、三上先生以下が発言するようなシナリオを準備していてくれた。最初から教育論ではなく、前々日に岡山で講演したようなことから入ることが出来たので、少しは肩の力を抜くことが出来た。

 それにしても、末次という人のオーラはすごい。まるで最前列に審査委員長としてで〜んと座って、「さぁ、やってみろ」と言わんばかりの「遺徳」か「威徳」である。

 結果としては明らかにコーディネータのしゃべりすぎ。三上先生はじめパネリストには申し訳ないシンンポジウムだった。

 せめてもの慰めは年配の女性が、「私は毎年、この集会に出てきたが、きょうが一番話しに打ち込めた」といってくれたこと。佐賀県は女性が優しい土地柄のようだ。

 最後に遺影に向ってもう一度合掌して、返還運動へのさらなる努力を誓ってきた。

自衛隊と米 [2008年02月10日(日)]







 先日、自衛隊最高幹部OBたち(といっても私の世代)と食事をする機会がありました。そのときに聞いた話です。
 
「昔、食糧難の時代、人造米というのがあったよなぁ」。

米どころ秋田の「お坊ちゃん」は、寡聞にしてこの人造米が何たるか知りませんでした。

以下、新田三郎『ものづくり流行史』によります。

▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲

1953年(昭和28)、にわかに脚光を浴びた食品がある。「人造米」と「強化米」である。
 「人造米」とは、小麦粉、澱粉、米粉を混ぜ米粒状に加工した食品で、米と混ぜて炊くことによりカロリーを補うものであり、一方「強化米」とは、米に高濃度のビタミンを含浸もしくは噴霧した食品で、米に加えて炊くことにより栄養分を補うものであった。

 前者が米の量の不足、後者が米の質の不足を補うという異なる指向性を持つ2つの製品が、同時期に注目されたのには理由がある。
 
 第二次世界大戦後(1945年)、国民生活の安定を目的とした食料の配給制度が実施されるなか、米の供給量不足を補うため国策として進められた粉食奨励運動――穀物、特にムギ類を製粉し加工した食品である、パン、うどんなどの奨励策は、国民の米食に対する強い執着により進展しておらず、大部分の家庭が割高なヤミ米を購入したため副食品にまで支出が及ばず、脚気や貧血を患う国民が増加していた。
 
 そこで、52年に「栄養改善法」が成立し、53年にはビタミンB1を補強した「強化米」が徐々に出回り始めた。しかしこの年は、大雨や台風などが重なり、ただでさえ不足していた米の生産が大打撃をこうむった年であった。
 
 国は、タテマエとして米の配給を維持する必要があった。そこで配給米の不足をカバーする食材として研究が進められていた「人造米」に注目した。ヤミ米の値段が高騰するなか、人造米は消費者側の感心を集め、生産者側もこの市場に次々に参入していった。
 
 生産された人造米の中には、先行して注目を受けていた強化米にならい、ビタミンやカルシウムなどの栄養成分を配合した「人造強化米」とでもいう製品もでた。こうした製品は、オリジナルの強化米としばしば混同されて認識された。
 
 米に不足するビタミンを米自体に加えていく「強化米」が生産されてからまもなく米自体が不足し、カロリー不足を補うため「人造米」が注目され、そこにかねてから必要が求められていたビタミンなどの栄養分が加えられた製品が登場したというわけである。

 穀物粉を米粒状に加工する人造米の研究は、戦前から行なわれており、1947年(昭和22)には、サツマイモを原料とした製品が人造米として市場に出回ったことがあったが、米に混ぜて炊くと溶けたり、米と分離したりする問題点があり、普及には至らなかった。 これに対して、52年ごろから製造が本格化した人造米の製造法は、米の食感の再現に配慮したものであった。小麦粉と澱粉、米粉をそれぞれ、5〜4:4〜5:1の割合で配合し、加水して練った生地を粒状に加工し、その表面に熱を加えてから冷却することで表面をコーティングするという製法で生産された商品は、米と混ぜて炊いても、溶けずによく混ざった。この商品は、以前の欠陥のイメージがあるため、「合成米」という名称で販売された


 ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ●

 
 この話をされたある提督によれば、「当初の人造米は人気がなく、自衛隊と刑務所でのみ使われた」というのだ。

 もし、これが事実だとすれば、少なくとも当初の人造米を食べさせられた自衛隊員の士気に影響したのではないかと私は心配する。また、必ずしも事実でないとしても、こういう話が、つまり、囚人と同格のような話が自衛隊内に伝承されているとなればこれも残念なことだ。

 その提督はさらに興味ある話をしてくれた。

「遠洋航海でも、カリフォルニア米は使わない。カリフォルニア米は農薬の使用があまりに心配だからだ。だから、日本から必要量を積み込むか、タイ米を海水につけてから炊き込むなどをする。こうすればタイ米は十分、嗜好に耐えうる」。

 こういう海上自衛隊、まさか「冷製中国餃子」などは積んでいないでしょうね。
教えてくださいA [2008年02月10日(日)]







 毎年、冬になると、「関が原付近の降雪により新幹線が遅れています」となりますね。

 どうして、北海道のような防雪柵とか、線路全体を覆うとかJR東海はしないのでしょうか。

 遅れによる損失のほうが、工事費用や維持費より、ずっと高くなるように思うのですが・・
教えてください@ [2008年02月10日(日)]





   ボク、考えてもよくわかりません。




 昨年の夏は、熊谷でしたっけ、41度とかいう気温がありましたよね。さぞ、大変でしたでしょうね。

ここまで書いてから調べてみたところ、日本の最高気温の記録は、2007年8月16日14時20分に岐阜県多治見市、同日14時42分に埼玉県熊谷市での40.9°Cなのだそうです。

いまごろになってお見舞い申し上げますというのも変ですが、この自然科学音痴は、子供の頃から、
@ なぜ、体温より熱い気温や水温に耐えることができのか。
A なぜ、お風呂は42度くらいまでなら十分気持ちがいいのか。
B なぜ、もしサウナが42度なんていう温度だと寒くてならないのか(経験なし)。
C なぜ、100度を超えたサウナは気持ちがいいのか。
D なぜ、70度、80度のお茶が美味しいのか・・・

正直言って、説明できないできょう今日にいたっております。

考えすぎると、眠れなくなりますので、どなたか早めに教えてくださいませんか。
農薬中毒死1万以上 [2008年02月10日(日)]





 昨今、「週刊新潮」がさえている。花田紀凱「will」編集長(元「週刊文春」編集長)もどこか(「朝日」?)の新聞・週刊誌評で「週刊新潮の一人勝ちが続く」と書いていたようだが、1つのテーマについての掘り下げがなかなか粘り強いという印象だ。

 たとえば、例の中国製餃子についての記事で、だれしもが思う、「中国では死者はいないの?」という疑問に、こんな記事で答えてくれている。

☆ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒★

 中国の総合医学雑誌「中華中西医雑誌」が03年8月号に掲載した論文によれば、
「江蘇省太倉市で、97年から02年にかけて、メタミドホスによる中毒事故が654件も起こり、210人が死亡していた」。

 しかし、怖いのはなにもメタミドホスばかりではない。

 中国では、「毎年1万人以上」が農薬によって中毒死しているという調査結果をご存じだろうか。

 93年に富山県農村医学研究会が凄まじい数字を明らかにしている。
「中国の河南省に協力を要請されて調査し、農薬中毒による死亡を人口比率換算して導き出した結果、中国全土では農薬中毒者が1年に50万人、死者は1万人以上という数字になりました」(大浦栄次事務局長)。

 衝撃的な数字である。
「毎年1万人の死者と言うのは不思議でも何でもありません。私が、まだ香港に住んでいた90年代初めも、毎月のように農薬中毒で死者が出ていました」
とは、中国の内情に詳しい評論家の別宮暖朗氏だ。

○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ●

 あえて言わせていただければ、この3つ、少々データが古いのが残念だ。補強すべき最近の話を北京や上海にいるジャーナリストや青年海外協力隊員にでも聞けばもっと、現況がはっきりするのではないか。

 それにしても、ライバル誌にはこういう記事がない。

 さらなる追求を期待したい。
産経新聞の奇怪な記事 [2008年02月10日(日)]





   この料理は「おいしかったから美味い」




 こういう記事ってありかなぁ。

 2月10日の産経新聞。

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 9日の降雪で東京では今月早くも5回目となった。気象庁は「降雪の条件を満たす回数が多いことが要因になっている」と話している。

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 たったこれだけの文章でありながら、私は2つおかしいと感じてします。

 @「5回目」。これは「5日目」とでも言うべきではないだろうか。もし、極端な話、2月1日から降りっぱなしだったら、「1回」だろうし、朝少し降って、昼また降って、夜さらに降ったら、「きょうは3回雪が降った」ということになるではないか。

それはまだしも、
A「降雪の条件を満たす回数が多いことが要因」とはこれいかに。

まるで、春子さんは「美人の要件を満たすものが多いからきれいだ」が、夏子さんは「美人の要件を満たすものが少ないからブスだ」・・・(全て仮名ですよ)・・・といっているようなものではないか。
毎日新聞って [2008年02月10日(日)]







 2泊3日で岡山、神戸、淡路島、大阪、福岡、佐賀と周り、講演や所用を一気にこなしてきました。とはいえ、年寄りの風邪引きですから、携帯用ティッシュをこの間、5袋も使いこなしました。

 これではまったく色気がありませんから、気分一転、食い気の話にしましょう。

 神戸でいただいたステーキの満足度の高さ、大阪でいただいた和食コースの品のよさ、福岡でいただいたフグの充足感・・・いやはやご馳走してくれた仲間との会話の楽しかったことをまずは挙げなくてはなりませんが、ホンネで「長生きに\(^_^)/」です。

 この幸せな気分、若い人なら (^3^)-☆!! とか、o(^-^)o とでも書く?のでしょうか。

 それはそうと、各地にでかけては、そこの地方紙を読むのが楽しみです。関西では「毎日新聞」「京都新聞」「神戸新聞」。天下の「毎日新聞」を地方紙というとは何ごとかと、お叱りを受けそうですが、関西の「毎日」は「ちゃいまっせ」。

 失礼ついでに言いまひょか。東京での「毎日新聞」は、ナンボのもんです?

 朝日、読売、日経、産経より影響力がぐっと少ないのとちゃいますか?

 かつては、「政治の朝日」「社会の読売」「外信の毎日」といわれ、
最近は「経済の日経」「正論の産経」とでも言うんでしょうが、
「毎日」の外信に、今、これという大記者はいるでしょうか。

 また、「毎日」出身の政治評論家は大勢いますが、「朝日」には早野透、「読売」には橋本五郎(ちなみに、この人はわが秋田高校の少し後輩で、同窓会東京支部長)のお二人が健筆を奮っています。

 毎日には岩見睦夫記者がいますが、かれの場合は、ほかでの活躍が中心で、「毎日」というより、「毎日」とも契約をしている元記者という感じがします。

 「毎日新聞」のあの印刷文字は好きです。目にか、脳にかは分かりませんが、読みやすいです。しかし、文字をどんどん大きくして、なんとか売ろうとしているのでしょうが、それは情報量を減らしいているということで、実質的には値上げと一緒ですよ。

 それでも、関西に行ったら、どうしてこんなに「毎日新聞」はいいんでしょう。東京では購読もしてないのに、関西ではフロントで「明朝は何新聞が・・・」と言われても「毎日をお願いします」。

 実際、「毎日新聞」は関西のほうが販売シェアもずっと多いんですよ。

 これは理屈ではないのです。「年寄り」が長年の経験で言ってるんですから、みなさん、関西に行ったら、「毎日新聞」をごらんください。

 周知のとおり、「毎日」は、継続している新聞としては日本で一番古い新聞。ついでに言わせてもらうなら、これまたわが郷里の「秋田魁新報」が第2。それゆえに「魁」という社名を変えずにがんばっています。もっとも、夕刊は「秋田さきがけ」と親しみやすくしています。


「京都新聞」「神戸新聞」はかなり癖のある新聞ですが、「世間にはこういう新聞を読む人もいる」ということを理解するには、無視できない新聞です。それはまた、沖縄での「琉球新聞」「沖縄タイムズ」を読むときと似たものがあります。

 若い人たちには、関西に行ったら「毎日」を、ほかでも積極的に地方紙をお読みになることをお勧めします。そうそう、共同通信の記事をたっぷり読むことが出来るのもメリットですよ。