択捉で拾った寛永通宝 [2007年09月11日(Tue)]
先日、以下のことを小欄に書きました。抄録にします。 後段はその続編です。
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昨4日夕、北方領土の国後(くなしり)、 択捉(えとろふ)両島訪問から帰京した。
もう10回目くらいの訪問になる。
6、7年前に択捉島を訪問したとき、 ある通訳の方が、たまたま寛永通宝を拾ったことがある。
そのことについてこの方に問い合わせたところ、 「拾得した場所は、別飛村と浜中漁場の間にある 別様川の河口です。
別様川の正式な読み方は、 残念ながら、まだわかっておりません。 現在確認中です」との返事が来、 「実際の寛永通宝は北方領土問題対策協会の事務局に 提出してあります」とのお返事だった。
寛永通宝がいつからいつまで あの地域で通用したのかはとても興味深いところであり、 また、最上徳内、間宮林蔵、高田屋嘉兵衛などが活躍した地域だけに、 ここからはいろいろな推理が発展する。
択捉が日本固有の領土であることを証明する1つでもある。
今、事務局に問い合わせているので、 いずれ小欄でご紹介できるかと思っている。
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事務局のS氏が出張から戻り、 早速、写真に撮っておくってくれた。
9月11日、たまたま松田トシ先生のレッスンで 事務局jの近くまで出かけたので、手にとって見せてもいただいた。
これがその写真である。
裏には「文」という文字が1字だけ入っている。
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政治の正念場 [2007年09月11日(Tue)]
 きょう9月11日は、いうまでもなく同時多発テロの悲劇の日から6年目にあたる。 まずもって、約3千名といわれる犠牲者のご冥福を祈る。
他方、日本では、昨10日から臨時国会が始まった。いよいよ安倍政権の正念場である。
札幌在住の友人が、今までは「少年場」、これからが「正念場」とメールして来てくれた。納得。
テロ対策特別措置法が最大のテーマであり、一昨日、シドニーでの記者会見で安倍首相は、「これは国際的な約束であり、延長すること日本職責を賭ける」と、あとを断った。
そこで考えられる展開は、大きく言えばこの2つであろう。 @ 与野党で妥協可能な名案を創出し、どちらの顔も立て、当面の日米関係を維持する。 A 与野党正面衝突で衆議院では可決、参議院で否決、再び衆議院に戻す。
@ の場合は、 a. 期間短縮 b. 油量削減 c. 第3国の提供を資金的に援助 といった緩和策であろうが、いずれも名案と言うには程遠い。
A の場合は、「衆議院で強行採決し3分の2で再可決する」ということになろうが、 その場合は、 a.自民党内に党議拘束違反者が大量に出る b.自民党の分裂へと発展する c.民主党も分裂し、政界は再編成へと向かう
これらを防ぐには d.安倍内閣総辞職を約束して反対投票者を少なくする e.衆議院の解散総選挙もありうるとの強硬姿勢を示す などが、考えられる。
「306議席もあるのだから解散総選挙は意味がないよ」というのは確かに正論ではある。自民党が「自らこの数を減らすに決まっている選挙に出るわけがない」ということだ。
しかし、あと2年内には必ず総選挙をしなくてはならないのであるから、 「どうせ減るなら民主党の候補者が出揃っていないうちに選挙をしたほうがいい」 「安倍内閣に楯突いている勢力は概して選挙に弱い」 「公明党と合わせて最悪270程度まで行けそうなら今のうちに選挙という手に出るべし」 「衆議院で過半数の信頼を受けたとして参議院を牽制することができる」・・・
といった名案や迷案がないわけではない。
安倍首相には祖父・岸信介の政治への対峙姿勢ないし美学がある。1960年、日米安保条約の改定にあたって、院の内外で騒然とする中で強行採決を行い、首相の座を明け渡した。
だから、安倍首相も最後は開き直って「歴史が判断する」とこの姿勢を踏襲するかもしれない。
あのときに、日米安保条約をきちんとしたことが、それ以後の日米関係発展の基礎を築いたことであり、東アジアの安定に絶大な貢献をしたことは確かなのであるから。
この臨時国会は、まさに「一寸先が闇国会」となろう。
しかし、与野党にかならずや知恵者ないし知恵を授ける賢者がいて、国際公約を損なわず、破滅的な政局を避け、難破しそうな安倍丸がなんとか難所を通過できるように、否、座礁しそうな日本丸を無事、向こう岸まで着けるようにしてくれそうな気がする。
私のような愚者を含め、みんなで知恵を出そうではないか。安倍さんや自民党のためではなく、日本のために。
それが民主主義の効用というものではないだろうか。冷戦下で、日本の民主主義が十分な経験を積んでいなかった1960年当時よりは、日本の政治も多少は賢くなったと信じたい。
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Posted by
吹浦 忠正
at 07:07 |
政治・社会 |
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