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駒込病院とがんセンター [2007年03月13日(Tue)]




 国立がんセンターの病室で。右が兄・忠晴。左が筆者。





 3年半ほど前、白血病で倒れた兄は、いくつかの医院や病院をたらいまわしされた後、都立駒込病院で診断され、3ヶ月待って同病院で移植を受けるか、3週間後に国立がんセンター中央病院の移植を受けるかと選択を迫られました。

 その結果、ドナーである私の海外主張が4、5回続いていましたが、ハワイ大学での国際会議1つをキャンセルし、少し無理をすれば、早いほうがよいと判断し、国立がんセンター中央病院の移植を受けるという決断をしました。

 それにしても、両病院は基本的に何が違うのでしょうか。国立がんセンターの担当医に聞いてみました。

☆ .。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜

 移植の方法に違いがあるとは思っておりません。 それぞれの施設の使命が異なるのだと認識しております。

 国立がんセンター中央病院は、がん治療において、あらたな治療法を開発していくべき立場にあります。 従って、そこで行われる治療の多くは、「臨床試験」という形で、極めて厳格な規定の元に、 治療が遂行されるものと思っております。

 駒込病院の血液内科は、 造血幹細胞移植の症例数では国内のトップクラスに位置しています。 全国各地の病院より、造血幹細胞移植を受ける患者様を紹介していただいており
ます。 もちろん、当科においても「臨床試験」は行っておりますが、 新しい治療法を開発するというよりも、既に確立しつつある治療法について、 その質をより向上させて、社会に提供していく義務を有している病院と思っています。
 
 今回、吹浦兄弟間で行おうと考えている造血幹細胞移植のいわゆる「ミニ移植」(患者の負担を少なくするためがん細胞を完全には叩かないで新しい造血幹細胞の力を活用しようとする移植法)という方法は、 未だ開発途上にある治療法ではありますが、最先端医療の道を拓こうとしている当科においても、相当数の実施経験があります。この新たな治療法を開発・確立するためにこそ、 がんセンターのような施設において、厳格に「臨床試験」を遂行する必要があるわけです。

 もちろん、この「臨床試験」の遂行には、患者のご理解とご協力が不可欠であり、 こうした趣旨をご理解いただいた場合に、「臨床試験」のご案内をさせていただいているわけです。

☆ .。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜

 兄は同センターでも22番目の臨床例でした。たまたま21番目の方(某放送局大幹部のA氏)をよく存じ上げておりましたので、「Aさんがやるなら私も」という気分になったのは確かです。

 残念ながらAさんは移植後、数ヶ月で亡くなられました。

 M主治医は、駒込病院から転出してきたばかりの方でした。両病院は相互に支えあって先端医療の開発と臨床での応用を実施しているものと思われます。

 しかし、兄も私も、めぐり合わせでこういう機会が訪れたわけなので、最先端医療に協力する意味でも、この「ミニ移植」に運命を託したのでした。

 兄は、旧臘12月9日に肺炎を起こし、救急車で駒込病院に運ばれ、誤嚥もあって、19日に亡くなりました。それでも、あと3月も持つかという兄が、副作用は大変でしたが、移植後2年9ヶ月、生き延びました。

 昨日、来たる6月25日に、秋田で納骨式を行うことが決定しました。久々に親戚一同が顔を合わせ、兄をしのぶことになるでしょう。合掌。
御蔵島にもたくさん [2007年03月13日(Tue)]




 御蔵島の全景。下記のHPから引用しました。
www.padi-dolphin.com/mikuraa.htm



 オオミズナギドリの話。

 今度は太平洋側に目を向けよう。伊豆七島の1つ・御蔵島(みくらじま)。東京の南海上約200km、三宅島の南南東19kmに位置する。

 その先離れて八丈島がある。黒潮本流の真っ只中に位置する御蔵島。周囲16km、面積約21平方kmの島です。中央に標高851mの御山を有し、周りを断崖に囲まれたその形状は、「お椀を伏せたよう」(またはエアーズロック状)で、ほぼ円形をしている火山島。

 長い間、海面付近は波による浸食を受け、島南西部の黒崎高尾の海蝕崖は480mもあり、これは日本第1の落差。ちなみに世界第2位だとか(御蔵島観光協会と話し合ったのですが、どうやら世界一はノルウェーのフィヨルドの1つのようです)。

 全体が豊かな原生林で覆われ、このため、島としては珍しく水に恵まれている。

 そしてこの結果、日本で第1位と第3位の巨木がこの島にある。スダジイ。
 
 火山としては、伊豆諸島の中では古い時代に活動を停止しており、御蔵島南東部に噴出した溶岩ドームは約5000年前に活動を終えているとされている。

 人口は276人で、御蔵島村を形成している。

「日本最大とか、アジア最大のオオミズナギドリの繁殖地だそうですよ。御蔵島ではカツオドリと呼んでますがね」
「どうやって数えるものですか?」
「100平米のところに何羽いるかを数えて、面積に換算するんですよ。ですからあまり正確じゃないかも知れんが」。
 朝早くの問合せに、電話口にでた男性は、さらっと答えてくれた。一度行ってみたくなった。

 日本の本土周辺の島々、いずれも際立った特徴があり、興味深いものがある。今月末から5日間、私は日本の最西端・波照間、そして与那国、下地などの島々を探訪して来る。

 こちらは動植物ではなく、台湾との交流、島起し、安全保障の視点だ。また、報告したい。
冠島にたくさんいます! [2007年03月13日(Tue)]






  オオミズナギドリの大繁殖地である舞鶴沖に浮かぶ冠島。右は、沓島。




「先生、オオミズナギドリは舞鶴沖の無人島・冠島が繁殖地です。冠島で繁殖する天然記念物・オオミズナギドリは数十万羽と言われているようです。舞鶴ではオオミズナギドリをとても大切にしています。ご安心下さい」。

 昨日、オオミズナギドリについて書いたところ、早速、舞鶴から、「わが冠島を無視するな!」といわんばかりのこんなメールが来ました。「柳眉を逆立てる」というのは、こういう「妙齢の美女」がお怒りの時の表現であり、マゾっけのない私ですが、叱られて?いても、「国際派愛郷組」のこの方からと思うと、つい、にっこりしてしまいます。

 ただ、私は北海道の渡島大島(おしまおおしま)のオオミズナギドリが5段階の受難による危機を経て、絶滅寸前だということを伝えたかっただけで、オオミズナギドリが絶滅種であるというわけではありません。

 そこで、インターネットで冠島について調べてみると・・・

 京都府の北部、若狭湾の沖合い約10キロに浮かぶ無人島・冠島。
タブノキなどの常緑広葉樹の原生林で覆われた冠島は、安山岩を主に火山性の岩石で出来ており、周囲のほとんどが切り立った崖になっています。国指定文化財/天然記念物・オオミズナギドリの繁殖地として大正13年に指定されたとある。

 また、冠島と近くに浮かぶ沓島は、原則的に上陸禁止されている。

 冠島で繁殖するオオミズナギドリは、数万羽とも数十万羽とも言われ、ミズナギドリ科の中では数少ない日本近海で繁殖する種類だとのこと。冬の間は南シナ海からニューギニア、オーストラリア近海で過ごし、2月下旬頃になると繁殖のために日本近海に帰ってくる。
渡島大島には今頃かな、3月に戻るようだ。

 5月中旬〜6月中旬頃に交尾を行い、卵は1個、巣穴に産卵する。孵化は8月中旬、ひなは土中の巣穴の中で育つ。あき、親鳥が先に南の海へと飛び立って行くというが、それでは初渡りの「遠洋航空」、新人たちはどうやって方向を定め、親と再会するのだろうか。

 
小型武器規制強化を [2007年03月13日(Tue)]





  モザンビークの国旗にはAK47自動小銃(カラシニコフ)が描かれている。ほかにも、小型武器を描いた国旗は少なくない。皆さんいくつ挙げられますか?




  この16日(金)午後4時から、ポール・マッカーシーという小型武器管理強化の専門家の来訪を受ける。少し、復習しておきたい。

  英語では、small armsと呼び、外務省ではそれまで「小火器」と訳して呼んでいたものを、2000年4月1日から「小型武器」と呼ぶようにした。「小火器」では、耳で聞いたときに「消火器」や「消化器」と間違われることがあるからと、当時説明された。

 防衛省では、小銃のほかに拳銃や機関銃などを含めて依然、「小火器」と呼ぶ。「小型武器」は主に軍備管理・軍縮の分野で用いられており、「小火器」に加えて、迫撃砲や個人携行のミサイル、手榴弾や地雷など個人が軽易に持ち運び、使用することができる多種多様な武器の総称として使われているようだ、と担当者。

 小型武器には、一人で運搬・操作できるものを基本とする。

 重機関銃や携帯用小型ミサイルなど2〜3人で運搬する「軽兵器 light weapons」、地雷や爆薬などの「爆発物」を含む場合がある。

 現在、世界で出回っている小型武器の総数は約5億個、うち1億個は自動小銃であると推定される。

 国連では1995年から取組みが始まった。EU(欧州連合)が1998年に武器輸出の「行動規範」と小型武器の「共同行動」を作成したことから、さまざまな地域機構がこれに準じる宣言を発表することが続いた。

 2001年と2006年に国連が小型武器会議を開催した。この会議では国際協力と支援の重要性、市民社会との協力の必要性などが強調され、違法な小型武器の製造等を犯罪とし、許可製造業者には製造記録を保存し、国名等の刻印を付けさせることなどを含む「行動計画」が合意された。

 03年7月には、「行動計画」の実施状況を検討する中間会合が開かれた。元戦闘要員の社会復帰(DDR)や少年(児童)兵の問題にも注目が集まった。

 人間が武器を抑えなくては、人間が武器に抑えられてしまう。日本がもう少し主導的役割をはたしていっていいのではないかと、いつも思う。



慰安婦決議と安倍政権 [2007年03月13日(Tue)]








  小欄に何度かご登場いただいた著名な国際派ジャーナリストPさんから、ひさびさにメールをいただいた。外国に行っていたらしい。

  国を憂う、国際的愛国者であるので、耳を傾けたい。米議会での突然降って湧いたような「慰安婦問題に関する決議」、日米関係の友好維持を最大の課題とする両国の国益に訴えて、官邸、外務省が舵取りを誤らないようにすることの重要さを思う。私自身も少し動こうと思う。

☆━━━━…‥・  ☆━━━━…‥・

  欧米諸国では
比較的若い政治家が総理や大統領になる場合、
必ずと言って良いほど、
背後に長老達の顧問団、とも言うべき人たちが控えています。

  イギリス労働党の場合は
党長老フェイビアン協会の政治・経済学者たち
保守党の場合は元首相や外相、国防相たちです。

  アメリカの共和党は
先の共和党政権の要職を占めた人たちです。

 政権担当者は
政権担当前の心構えから、
万一の場合、いざとなった時など、
必ずといって良いほど
助言を受けます。

  現役のブレア、ブッシュの御両人が
長老達の意見を求めないままイラク戦争に突っ走ってしまったのは
例外とでも言えるかも知れません。

 慰安婦問題での安倍総理の右往左往、
NHKの日曜討論の中で
河野談話の継承は既定路線であることを言って
国内政治では
一応上手く修正しましたが、

外交はそう簡単には行きません。

  英「エコノミスト」も改めて安倍総理の”愚かさ”を指摘し
日本の国益にならない処か、馬鹿にされるだけ、と
手厳しい批判を加えています。

  全く馬鹿馬鹿しい限りで
あいた口が塞がりません。

  中国、韓国が黙っているのも
安倍総理が一人でかってに叫んで転んでいるので
冷ややかに見ているのでしょう。

  日本国内は収束したとしても
諸外国の安倍政権を見る目は相当厳しくなった
と覚悟すべきです。

  岡崎さんなど海外では誰も本気に相手にしていないと思います。

  誰か
右翼の視野狭窄歴史観に囚われないよう
安倍さんを指南する人はいないのですか。

  このままでは先が思いやられます。
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