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最新・最古の国旗の本 [2007年01月24日(Wed)]



  



昨年6月、一番最近変更になったセルビアの国旗を紹介しているページです。






 この瞬間、おそらく私は日本で一番新しい国旗の本と一番古い国旗の本を同時に持っているに違いない。

 今朝ほど、学研から拙著『世界の国旗−ビジュアル大事典』をお届けいただいた。学研とは45年のお付き合い。いつもながらの丁重な扱いに、敬服する。それだけこちらもいろいろ知恵を絞り、ヒントが出て、いい助言ができるというものだ。

 その最新版は3500円もするが、全カラーの豪華版、解説、国花、国鳥、公用語、時差・・・さらには成田空港から首都までの飛行ルートや飛行時間までが掲載されている。

 たまたま昼食は最近、スーダンから帰国した人といっしょだったが、
「成田からはカイロに飛んでハルツームでしたね」
とすぐ答えることができた。もっとも、
「南部のダルフールなどには未だにナイロビ経由でしか行けない」「中国人がどんどん入ってきている」
とも教えていただき、話が弾んだ。

 古いほうは、まず「嘉永5年」発行という『萬國旗章圖図譜』。ペリー初来日の前の年だ。
水戸の徳川斉昭の下で国際関係の研究をしていた、鱸(すずき)奉郷が執筆したものだ。291の旗を、もちろん和紙にカラー印刷している。ちなみに5年ほど前、こちらを入手したときは70万円した。わが愛車が17万キロを超えても買い換えられない理由がお分かりいただけたかと思う。

 いまひとつは、その2年後、「嘉永7年」発行というもの。西暦では、1854年だから、ペリーが2度目に来航し、日米和親条約を締結した年だ。題して『萬國旗鑑』。240もの旗の図を色彩豊かに紹介している。

 日本周辺に黒船がちらつきだしたころ、かくも立派な研究が行われていたことに、衷心から敬意を表したくなる。

 それから比べれば、わが『世界の国旗−ビジュアル大事典』も顔色ないが、さはさりながら、拙著も、21世紀の国際理解の絶好のきっかけとして、家庭や学校で大いに広まってくれることを期待したい。よろしくね。
加藤タキさんと中央アジア [2007年01月24日(Wed)]






 日本財団情報グループ広報チームから以下のメールが皆様のところにも届いているかと思います。

 ところが、この中央アジアの国々というのが、実は日本人には一般的によく知られていません。そこでまず、国の名前を覚える秘訣をご披露しましょう。

 私の友人で(すからこれまた「妙齢美女」)加藤タキさん(司会者、ジャーナリスト、コメンテーター)を覚えておくと便利です。「カトウタキ」の文字をイニシャルにして、

「カザフスタン」
「トルクメニスタン」
「ウズベキスタン」
「タジキスタン」
「キルギスタン」

の5カ国です。

 どうです? アフリカの国々などもそんな覚え方があったらいいですね。どなたか気づいたら教えてください。

 タキさんは、難民を助ける会の副理事長もしておられますが、毎月の常任理事会にも皆出席という人です。「責任を果たせないことを引き受けない」のだそうです。私の同会引退を受けてご就任いただいたのですが、こういう方がいらっしゃるなら、もっと早く辞めるべきだったとつくづく思います。

 そういえば、中央アジアの独裁者たちの中にも、辞め時を間違えて追放された人がいますね。


  ━━━━━━◆◇  ◆◇━━━━━━━

日本財団では、ブログを使って財団の活動を紹介させていただいております。

今回は、ソ連崩壊後独立した中央アジア諸国の人材育成についてご紹介いたします。

中央アジアの留学生を支援 トルコを拠点に
https://blog.canpan.info/koho/archive/59

この「日本財団ブログ・マガジン」は、できるだけ多くの人々に公益活動をニュースとしてお伝えするため、日本財団の役職員および競艇関係団体からご紹介いただいた方々に配信しております。
ご意見、ご感想の他、メールアドレスの変更またはメルマガ送信の不要な方は、お手数ではございますが、日本財団広報チームまでご連絡ください。

日本財団 
情報グループ 広報チーム 

民主党の人材 [2007年01月24日(Wed)]





 左から、木村汎拓殖大学教授、前原誠司前民主代表、筆者




 民主党の前代表・前原誠司衆議院議員をお招きして、意見交換をした。ご一緒したのは4人の学者・専門家。政局や内外情勢について忌憚ない意見を交わした。

 おそらくは前原さんも外交、安全保障などを中心に、今後の国政に生かすべき何らかのヒントを得たであろうし、私どもも国会の実情、民主党の抱える課題などについて理解を進めることが出来た。

 会合の性質上、話の中身を書くわけに行かないが、一つだけ興味深い話をご紹介したい。

 このほど宮崎県知事になった東国原英夫(そのまんま東)氏について。前原議員は昨年、早稲田大学の「大隈塾」という勉強会?(300人くらいの聴講生)で3回講演したそうだが、当時、芸能人であったそのまんま東氏はいつも隅のほうでマジメに話を聞いていたそうだ。この新知事には従来の同系統の出身者とは違って期待できそうな気がする。注目してみたい。

 民主党の若手には確かにすばらしい人材がいる。他方、これぞという「大物」が不足だし、全国的には党勢が決して強くない。今回の宮崎県知事選挙でも候補者を立てることができなったし、石原都知事への対抗馬を見出せないでいる。主義主張は別にして、共産党、公明党の党組織の素晴らしさはおよそ民主党の比ではない。

 そんな中で前原議員には期待するところ大である。すぐれた世界観と国家戦略を持ち、旺盛な知識力で常に勉強している。若手議員の束ね役として、国政の重鎮に復帰してほしいものだ。

 民主党がしっかりしてくれなくては、日本がよくならない。
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