• もっと見る
« 2006年05月 | Main | 2006年07月»
<< 2006年06月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
北方4島ビザなし交流専用船を [2006年06月14日(Wed)]




挿画「択捉(エトロフ)島」は、石田良介画伯のご厚意で掲載させていただいております。禁無断転載。




「北方領土返還要求・4島交流推進議員連盟」なる超党派の議連がある。会長は武部勤自民党幹事長、会長代行が鳩山由起夫民主党幹事長という、他に例のない「豪華?」な議連である。

  その総会が6月14日午前中に衆議院第2議員会館で開催された。外務省欧州局の八木審議官らによる最近のロシア情勢や日露関係の簡単な説明のあと、内閣府北方対策本部の東審議官と私が、北方四島「ビザなし」交流船建造に関する報告をした。

  役人にイジワルするのは私の本意でも趣味でもないが、報告の内容で、申し訳ないが以下のような仕儀となってしまった。

内閣府は都合4千8百万円の大金を使って、主として三菱総研に2年間をかけて研究委託し ているものである。一方、わが東京財団ではこの3月までの2年間で、予算は400万円。大半は、北海道から来る研究委員の旅費にすぎない。

 東審議官の報告の要旨は、「中古船を探しすみやかに専用船に仕立てる。その理由は、@既存の船の老朽化、A交流参加者の老齢化、B船旅の快適性の確保である」というものだった。これでは、その中古船は民間が所有し、随意契約で傭船するほかない。これまでの一応入札していたものより、意味がないのではないか。

 次いで発言した私は、「内閣府からの今の話は重大な視点が欠けている。私どもの研究報告書にあるように、ビザなし交流船の建造は、何よりも@北方領土返還要求運動の活性化を主眼とし、かつA渡航の安全性を確保し、Bロシア人との交流の場や広報展示が出来る有用性、C人道援助や震災時など緊急輸送での活用、D修学旅行や周辺のエコツアー、全国各地への啓発運航などに活用できるものでなくてはならない。また、Eロシア人が日本憧れを持つくらいの質の高い船が望ましい。あの海域には、ロシアの新造船がいくつも運航されているのだから」と述べた。

 議連の国会議員たちは軒並み、私どもの提言に賛同してくれた。これをいかに政策として実効してゆくかは、同議連の宮腰光寛(自民党、農林水産副大臣)事務局長と武正公一(民主党、外務委員会筆頭理事)の両衆院議員の手腕とバックアアプすべき武部、鳩山両幹事長にかかっている。期待したい。
中国語でのスポーツ名表記 [2006年06月14日(Wed)]





 昨日、このように書きました。

 野球が棒球はわかります。バスケットボールは日本では籠球、バレーボールが排球、サッカーが蹴球ですね。中国語はなんでしょうか。

 コメントに送信してくれたKirikoさんをはじめ、何人かからお答えをいただきました。ありがとうございます。一応、私なりの解答をお書きします。中国語のできる「妙齢の美女」ほかのご指導をいただいたことは言うまでもありません。

ラグビー 橄(きへんに覧)球(ガンランチゥ)
ハンドボール 手球(ショウチゥ)
ボーリング 保齢球(バオリンチゥ)
シンクロナイズドスイミング 花様遊泳(ホアヤンヨウヨン)
スキー 滑雪(ホアシュエ)
スケート 滑氷(ホアビン)
フェンシング 撃剣(ジージエン)
テニスは日本語で庭球、中国語は網球というんです。

 そう書いているところに、早稲田の同級生・富沢誠二くんが来訪。ラグビーの愛好者です。

「ラグビーって日本語でなんていうのかい?」
「早稲田の体育会では<ラ式蹴球>と言っていた」
「へーっ!」
「うん、アメリカンフットボールが<米式蹴球>、サッカーは<ア式蹴球>」
「悪しき蹴球?」
「違う違う。たぶん、Associationのアじゃないかな」
「<米式蹴球>は中国では<美式蹴球>っていうのかな」
「米国が美国だもんな。そうなるんだろね」。
| 次へ