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尖閣を公共機関が買うなら北方領土は? [2012年05月17日(Thu)]



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尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入計画をめぐり、
東京都が購入資金の寄付口座を開設してから
3週間ほど経ち、総額約7億円が集まっているそうだ。

石原知事は16日、
「国民がどれだけこの問題で危機感を持ち、
中国の姿勢に反発しているかということだ」。
「自分たちの手で国を守りたいという意志が
凝縮した結果」と述べたこともある。
 
購入議案は年末にも提案の見込みだが
石原知事は6月の定例会でも購入について
説明する意向で、都議会の反応が注目される。

 以上は、今朝の産経新聞の報道。

 問題は北方領土。土地は
8,000筆以上に分かれている。
地権者である友人の一人が言った。

「北方領土は日本固有の領土だ。
もし、東京都か国が尖閣諸島を買い上げるなら、
国後島の私の土地も買ってくれなくては
おかしいではないか」

この質問への回答は実は簡単ではない。
買い上げなければ
ロシアの支配を認めることにもなりかねない。

みなさんはどうお考えですか?

在・新宿/白血病のアンナちゃんをにあなたも支援を! [2012年05月10日(Thu)]



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メリニコフ氏



ロシア人の赤ちゃん・
アンナ・メリニコワちゃん(11ヶ月)が
急性白血病で4月16日以来、
新宿の国立国際医療研究センターの無菌室で
治療を受けていますが、
高額の医療費がかかるため、
日露両国で支援の輪が広がり、
さらなる協力が必要です。

アンナちゃんの父親・
エフゲニー・メリニコフさん(44)は、
ロシア非常事態省の職員として、
昨年の東日本大震災の時に日本の被災地に
駆けつけてくれた国際救助隊のメンバーでした。

担当医師によると、アンナちゃんは
今の段階で治療を続ければ治る可能性が
十分に見込めるということです。

これまでアンナちゃんが住むハバロフスクや、
在日のロシア人の有志が中心となって
サポート活動をして、
9日までにロシアで約950万円、
日本で約340万円が寄せられていますが、
全費用は4,5千万円かかるとみられています。

日本側では、ソニー保険の
エグゼクティブライフプランアー(部長)・
水野達生(たつお)氏が代表となり、
「アンナちゃんを救う会」を立ち上げました。

 日本の外務省も人道的緊急課題として、
査証(ビザ)を即刻発給し、側面から支援しています。

みんなで応援しましょう。7年ほど前、
兄を白血病で亡くした私も貧者の一灯を送ります。
 
ご芳志は下記にお振込みください。

★.。.:*・゜★.。.:*・゜★.。.:*・゜

 アンナちゃんを救う会


■ゆうちょ銀行
記号10000 番号29394061
口座名:アンナチャンヲスクウカイ
(アンナちゃんを救う会)
プーチン大統領がG8欠席 [2012年05月10日(Thu)]


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ロシアのプーチン「再」大統領が今月、
アメリカのキャンプデービッドで開催される
G8先進国首脳会議に欠席し、
ロシアからはメドヴェージェフ首相が
参加することになった。

 公式発表では、「組閣の時期と重なるから」。
ま、額面どおりに受け取る人はいまい。

 考えられるのは?

@ G8そのものの役割が小さくなった。
A シリア、イラン、北朝鮮、北方領土など、
G8ではロシアが他の参加国の包囲にあいそうで
居心地が悪い。
B 米国のオバマ大統領が9月にウラジオストクで
開催するAPEC首脳会議に
「大統領選挙で国を離れられない」としたことへの
意趣返し。

 すると、わ(れら)が野田佳彦総理は、当然、
オバマ米大統領とのバイの会談は当然とはいえ、
フランスのオランド新大統領、
ドイツのメルケル首相との会談を優先し、
メドヴェージェフ首相との会談は
優先順位が下がるというもの。

 それでいい。
日露両国に安定した政権がないまま、
主権に関わる平和条約交渉のようなことは
すべきではない。

「天の時」まで矜持をもって待つことが
肝心なのだ。
NHK国谷さん、少々おかしいですよ [2012年05月10日(Thu)]



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   択捉島にて。後ろの山は散布(ちりっぷ)山






5月9日のNHK「クローズアップ現代」はそれなりに掘り下げていたが、
大きな疑問が2つある。

第一は、なぜ、この日のオンエアなのか。この日はロシアの戦勝記念日(ドイツが正式に降伏した日)であり、ロシアは「第二次世界大戦の結果得たもの(北方領土や千島)は正当に獲得したものであり、その結果を変更するわけにはいかない」と明言している日である。番組でもそのセリフを国谷キャスターが述べていた。無神経すぎる。

第二は、「北方領土問題は67年間動いていない」という発言。これも何度も述べていた。とんでもない。動きそうになかった問題がジワジワ動き、あと一歩まで行ったこともある。北方領土問題は「解決済み」「そういう問題はない」といっていた頃と、「日ソ共同宣言は有効」「4島名の入った共同声明」「東京宣言をイルクーツク会談でも確認」「ビザなし交流の継続」といった積み重ねがあることを、無視してはいけない。

要は、今は双方にとって解決のための「天の時」ではないのだ。矜持を保ち、忍耐強く耐えることだ。
ギドロストロイの社長に踊らさるべからず [2012年04月05日(Thu)]




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3月30日の朝日新聞の報道によれば、北方領土最大の企業である「ギドロストロイ」のアレクサンドル・ベルホフスキー社長(55)が28日、モスクワで記者会見し、「南クリル(北方領土)では経済が発展し、産業振興が進んでいる。日本も参加して、日ロ双方が勝者にならなければならない」と述べ、日本の参入を呼びかけたという。

「ギドロストロイ」はソ連崩壊直後に、「ベ」氏が択捉島の紗那に設立した水産加工・土木会社。択捉島の経済は大半をこの会社が握っていると言っても過言ではなく、その後、色丹島の水産加工工場を傘下に治め、計5つの工場でサケ・マスやカニなどを加工し、さらに土木建設業や金融も手がけている。北方領土実効支配の象徴とも言われる実績をあげ、
先の上院議員選挙ではサハリン地区選出で当選した。

 記事によると、同社長は「日本のビジネスマンや記者らと話すと、彼らはみな『(北方領土で進む)経済改革に日本は参加していない。日本は負けている』と言う。私も同じ意見だ。日本は最も大きくて強力で友好的な隣人。双方が無条件に勝たなければならない」と強調した。

 メドベージェフ大統領は10年末のテレビ対談で、「共同経済開発を日本側に提案した」と発言。11年2月の日ロ外相会談で、経済協力の協議を進めることになったが、日本側は、当然ながら、日本の法的立場を侵さないことを条件にしており、ロシアの法律が適用される形での協力には否定的だ。

 小欄では何度も論じてきたが、日本政府のこの見解は正しい。これをしなくては世界の笑いものになる。「北方領土で進む経済改革で日本は負けている」という発言に似たセリフを私たちの「日ソ専門家会議」(現在は、日露専門家対話)ではロシア人からから何度も聞かされてきた。「今、我が国に投資しなくては日本はバスに乗り遅れる」式の発言だ。「どうぞ、バスを出発させてください。次の安全で快適なバスを待ちますから」と応えてきた。

事実かどうかはわからないが、日本のビジネスマンや記者らが北方領土に投資をすべきだなどと「ベ」社長にゴマをすっているとしたらそれは問題だ。冷静に考えても、あの辺境の地に投資しようと言う計算はほとんど成り立ち得ない。また、そこまで、国論に抗してでも共同開発をしようとする企業があるとも思えない。

「ベ」社長は働き盛りの企業人であり、いまや政治家でもある。1996年に私が団長として学者・専門家・政治家グループと択捉島を訪問したことがある。このときには、この工場に注目して、袴田茂樹教授に「ベ」社長と朝からウォッカを酌み交わして、午後4時まで付き合ってもらい、15人の限定ながら日本人で初めて工場見学をする機会を得た。その後、数年して、「ビザなし」訪問者には積極的に工場を公開するようになった。

私もその後、同社の温水プールや全天候テニスコート、ロシアにしては早くから近代化した本社事務所などを見学し、テニスをしたこともある。

「ベ」社長に、販路はどうしているか訪ねたところ、ウィンクしながら、「製品を真空パックにし、ロシア国内はもとより、フランスを中心にヨーロッパ市場にどんどん出している。私がユダヤ人であることを考えてみよ」という返事だった。

同行したわが親友・高野國夫によれば、「こういう僻地で見るからいかにも大企業。それも夏場の季節労働者でいっぱい。冬はほとんど動かないでしょう。ま、日本でならわが社(高野興業)くらいの中企業だよ」。なるほどそうだろうと納得した。

北方領土での共同経済活動といった美名につられてはいけない。ひとたびトラブルが起こったときには、日本側はどうしようもないし、それが返還に繋がるというなんの見通しもないのだから。

それよりも、根室や道東地区の振興が肝腎である。
矜持をもって対露関係に当たるべし [2012年04月04日(Wed)]



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『しゃりばり』(大沼芳徳編集長)は
(社)北海道総合研究調査会が発行する月刊誌。
毎号、楽しく読ませていただき、
かつ大いに勉強させていただいています。

その4月号(No.362)に、
かつて「中央公論」の名編集長として
一世風靡というか、さまざまな論客を「育てた」
粕谷一希さんが
「プーチン政権のロシアと胡錦濤の中国」と題して、
通算201回目の巻頭連載コラムを書いておられる。

そのロシアに関わる部分をまず紹介したい。

  ☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜ 

 プーチンが選挙に勝ち、
胡錦濤の中国が国家目標としての経済成長率を
引き下げた。

どちらも国の安定を欲しているという。

そのロシアが北方領土問題の積極的解決を言い出した。
日本もそれに応ずるべきだろう。

 日露関係の間にはいまだに
平和条約の締結すらできていない。

スターリンが“日露戦争の仇討ちだ”
といったことには驚かされたが、
領土問題に完全勝利ということはない。

漁業問題の解決は河野一郎が
ロシアのブルガーニン首相との間で解決した。

ロシアとの交渉は河野一郎程度は
ちょうどよいという論評がでたことがある。

また戦略的思考を重んずる永井陽之助と
外務省が対立したことがある。

永井氏は
中国よりソ連を先にすることを示唆した。

しかし、田中角栄と大平正芳内閣の
自民党政権は中国を先にしてしまった。
歴史的由来を重んじたからであろう。

戦略論と歴史的由来は共に大事だが、
当時の中国には幻想が含まれていた。

日本が日中友好を唱えても、
中国は自分の主義、主張を重んずるからである。

ケ小平の中国は社会主義市場経済という
わけのわからない観念で国を引っ張った。
それ以後、中国も市場経済社会となり、
一見、近代化は進んでいる。
インドも同様だ。

ロシアも中国も安保理常任理事だが、
アメリカのイラン制裁に反対で
承認を拒否した。しかし、
両国もテロリズムは嫌いで、
その場合はアメリカに同調する。
日本も自分の主張を
もっと大胆に主張した方がよい。

密約などで、若泉を憤死させたが、
そんな小手先の外交は外交の名に価しない。
日本は経済成長ではなく、
国の誇りを回復しなくてはならない。

同時に領土よりも関係の方を
優先させなくてはならない。

かつて高坂正堯氏は
「北方領土など爆発したい位だ」と
つぶやいたことがあったが、
領土より日露関係の解決が大事だ。(以下略)

★ .。.:*・゜★.。.:*・゜★.。.:*・

 ここに出てくる永井、若泉、高坂の3先生には
若い頃、私はとても可愛がっていただいた。

 みなさんほんとにご立派な方で、
思い出しても懐かしい。ところがなぜか、
若泉 敬先生のみ呼び捨てで、
高坂先生のみ「氏」が付き、
永井先生はフルネームのままいうのは、
名編集長さん、なぜでしょう? 
不思議というほかない。

また「憤死」というのも美化しすぎではないか。
病に倒れ、ホントに最後の最期に
福井県鯖江の斎藤病院で服毒したのは事実だ。

院内で服毒されては親友・斎藤院長も
さぞ困ったことだろうとは思うが、
毒薬ははるか事前に同院長が渡したという
「信じがたい」噂さえある。

 日ソ専門家会議には3人ともご参加くださり、
ご一緒にモスクワやレニングラードにも
行ったことがある。若泉先生からは
令夫人急逝の報せを近くの石川県松任市で受け
私はまだ温かいうちにご自宅に駆け、
お悔やみを申し上げ、当座のお手伝いをした。

 それはそうと、
ここではっきり言っておきたいのは、
3人とも「北方領土なんてどうでもいい」
などとは決して言っていないということだ。

 会議の記録もきちんと採ってある。どうやって
このややこしい問題を解決すべきか、
わが師・末次一郎を中心に何十回も議論した。

「日本も自分の主張を
もっと大胆に主張した方がよい」、
「日本は経済成長ではなく、
国の誇りを回復しなくてはならない」は
大賛成。

しかし、同時に領土問題をないがしろにして、
経済関係だけを優先させなくてはならない。

まして、先方が大きな声を出したから
何か妥協案でも出さなくてはという話ではない。

そんなにおっしゃるなら、プーチンさん、
Show your card, First.でいいのだ。

解決には「天の時」が必要だ。その第一は
両国の政治情勢が安定していることだ。

また、日米関係がしっかりし、
米露関係が安定していることも重要である。

対露交渉で「あせり」は禁物なのである。
「ロシア」の国名の語源 [2012年02月15日(Wed)]




もしかして、世界一のマトリョーシカです。ソ連崩壊直後にモスクワの
レーニン丘(雀が丘)の路上で買い求めました。いつも、私の
研究室に並んでいます。






2月12日に、「マトリョーシカ」さんから
こんな質問をコメント欄にいただきました。

<記事とあまり関係がないのですが、
「ロシア」という国の名前の意味が、
「ボートをこぐ人たち」という話を
ききましたが、
本当ですか?
そうだとしたら、理由などご教示ください。>

私はもとより浅学菲才ですので、
少し時間をくださいと返事をしましたが、
私も、わがユーラシア21研究所の
吉岡明子常務理事もなんとか
解答を見つけました。

とりあえず、お答えします。

私が見たのは『世界地名歴史事典』、
古今書院の発行です。著者は、
蟻川明男さんという札幌開成高校の
地理の先生をしておられる方の
ようです。

<バイキングの船の漕ぎ手はrusと呼ばれ、
彼らの活躍した北ヨーロッパから
ウクライナ間のルートはルス人の居住地、
すなわちRussiaと呼ばれた。これは
古来から平坦なヨーロッパには
進水陸路という運河ルートが確立されていて、
その地をルスが支配化に入れていったことを
物語っている。これがロシアの
起源となった言葉と推測されている。>

吉岡さんからは、
<私もあの後引き続きインターネットで
検索しておりましたところ、
国の名前の語源について、
個人がペンネームで情報を
投稿し合うサイトがあり、
そこにロシアについて次のような
2つの説が掲載されていました。

カッコの中はそれぞれ投稿者の
ペンネームです>として、

<ロシア:
スラブ地域に侵入した
スウェーデン・バイキングの総称
Rusに地名接尾語-iaが
付けられたもので
「バイキングの国」の意。
Rusそのものの語源は
古ノルマン語の
ruotsi「オールを漕ぐ人」とされる。>
(乱気流さん)

<6世紀ごろから、
北欧のバイキング
(ロシア語でヴァリヤーグ)が
バルチック海の東岸に
殖民するようになり、
「ルーシ」と呼ばれたのが
ロシアの語源>
 (のんきさん)

<もともと「キエフルーシ」という
地名のところにいた
ルシアン(ルーシの人々)から、
ロシアになったものだそうです。>
(そくらちゃん)

「乱気流」さんの説は、私が調べた
蟻川先生の説と似てますね。
二つ目の説は、
吉岡さんがロシアに留学中に
歴史の授業で聞いたこともありましたが、
一つ目については初めて知りました。>

二人からあらためて、
<マトリョーシカ>さんに御礼を言います。

「大変勉強になりました。
ありがとうございました」。
北方領土返還への道M [2012年02月04日(Sat)]





択捉島の散布山遠望





北方4島の返還を求めるのではなく、
全千島、場合によっては南樺太までを
要求すべきだという案もある。

<領土要求の拡大論>とでもいおうか。

つまり、大きく要求して、
そこから妥協してという考え方である。

ロシア得意のいわゆる「バザール商法」を
日本も行い、4島で妥協しようという案だ。

日本共産党の案は「全千島」である。

南樺太は日露戦争の結果締結された
ポーツマス条約(1905)で
日本に割譲されたところなので、
この返還要求にはかなりの
論理構成が必要だが、
占守(シュムシュ)島までの全千島を
要求するのは、1875年の
「樺太千島交換条約」で
4島はその20年前の条約で
日本のものであるが、
それに加えて全千島が
平和裏に日本が取得したところであり、
日本共産党の主張はそれなりの理屈が通っている。

しかし、この政党の面白いところは、
「現実離れ」を気にしない?ことだ。

千島はサンフランシスコ講和条約(1951)で
日本が放棄させられたところであり、
依然、厳密には帰属先が未定であるとはいえ、
その取戻しには
同講和条約締結国全体の賛同を
得なくてはならない。

また、1991年、ゴルバチョフ大統領訪日時、
93年のエリツィン大統領訪日時の
共同声明(後者の場合は「東京宣言」)で
4島の名前を明記して、その帰属問題を
解決し、平和条約を締結するという
これまでの成果を覆すことになる。

そこで私たちは、ソ連時代から、
「日本にはあなたたちと同じ名前で、
かつては友党といっていた
日本共産党がある。彼らは
全千島返還と言っているのであって、
今のうち、4つで平和条約を
締結しようじゃないか」と、
日本共産党さんの主張を
利用させていただいている。

ただ、度重なる国会決議で、
「歯舞、色丹、国後、択捉等の
北方領土返還を求め」となっているのは、
時に、ロシア側には奇怪に感じられるようだ。

これは、国会決議が満場一致の原則で
行われるため、
共産党の賛同を得るために
入れている「等」なのである。

今年もあと3日で、「北方領土の日」となり、
日本青年館で「北方領土返還要求全国大会」が
開催される。

私は「北方領土返還要求大阪府民大会」で
記念講演を行うため参加できないが、
大いに盛り上がることを期待したい。

そしてその場(全国大会)にも
各党の幹事長書記長クラスが出席し、
党を代表して一言述べる。
日本共産党にはぜひ、今年も、
全千島返還論をぶってほしいものだ。
北方領土返還への道L [2012年02月02日(Thu)]




    クレムリン





<特使による交渉>で解決すべきだと言う人もいます。
確かに、1956年の日ソ交渉にあたっては
松本俊一特使が十分に下ごしらえをしたことが、
河野一郎農林大臣の交渉力、そして
鳩山一郎首相の病苦を押しての署名のための訪ソ
になったことは認めます。

第3国で冷静かつ継続的に交渉を行うというのは
友好かもしれません。

問題が2つあります。
1つは機が熟していなくては特使の交渉は
意味がないことです。説明すべくもないでしょう。

第2は、人を得なくてはいけないことです。

ざっと外務省を見回しても、
失礼ながら、次期駐露大使さえ、
この人が最適任という外交官は
実力、経験、年次からして
松本俊一に匹敵する人は見当たりません。

 本人が自分でやりたがる人は
鳩山由紀夫 元首相でしょうが、
日露交渉は家業とでも
思っているのでしょうか。

 この宇宙人は現実(real politics)が
ご理解いただけない方のようです。

基本的に首脳間で大きな一歩を
踏み出したなら、あとはAll Japanで
立ち向かうしかないと確信します。
北方領土理解に『翔べ! 愛の択捉』 [2012年01月31日(Tue)]











 北方領土返還運動に関わって40余年、
こういう本を待っていました。

 北方領土問題に親しむには
最高の作品です。

 わが師・末次一郎先生がご存命なら、
「キミはつくづく文才がないね。あのときに
北方領土への感心と理解を広げるため、
あそこを舞台に小説を書いてみなさい、
と言ったのは、こういう作品を
期待していたんだ」
というに違いありません。

恥を忍んで書きますが、師のそのひと言で、
実は私は
仕事の手を抜きながら(ということはせず)、
原稿用紙1,500枚もの「大作」を1995年に
書き上げました。

うぬぼれとはすごいもので、
早速、友人の
白川浩司文藝春秋出版局長(当時)に
差し出したところ、
ああいう人は「新人」を励ますのが
さすがに旨い!
「いやァ、実に面白い。これを半分以下に
減らしてください。すぐ出しますから」。

やってみました。900枚まで減らしたんです。
それから延々とお蔵入り。

でも、まだ諦めていません。
私は喜寿までに「日本の歌」のリサイタルと
この作品の完成を夢見ているのです。

閑話休題。
いやぁ、『翔べ! 愛の択捉』で
私は北方領土を舞台にした小説を
完成しようという意欲を完全に
喪失しました。お見事です、この作品は。

中身はあえて紹介しません。美しい
2つのラブストーリーであり、
主たる舞台となっているのは単冠湾、
かつて連合艦隊が真珠湾に務赤って出撃した
「ひとかっぷわん」です。

北方領土の当時の様子が
きちんと書かれて
一人ひとりに貴重な「日常」があった
とだけ申し上げましょう。

先週、北方領土問題対策協会の
研究会がありましたので
みなさんにこの本をお回ししてお勧めし、
居合わせた斎藤勉産経新聞専務理事に
著者を紹介してほしいと頼んだところ、
翌朝、さっそく、著者からのお電話で、
2月6日に一献を傾けることにしました。

著者である露久保孝一さんは
産経新聞運動部(!)ご出身の方なのです。


私はこれをなんとかロシア語に翻訳し、
ユーラシア21研究所のHPで
世界に発信したいのです。

どなたか、安価で翻訳してくれませんか?
または、そのための資金援助を
お願いできませんでしょうか?

これは日本のためです。そして、
北方領土問題の解決による
日露平和条約の締結は
世界のためでもあるのですから。

著者にお会いできるというのは
こんなに興奮するものでしょうか。

(露久保 孝一著、鳥影社、1,500+税円)
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