NHKの昭和前期研究番組 [2011年05月07日(Sat)]
挿画は、石田良介画伯の特段のご厚意により 掲載しているものです。禁無断転載。 以前、番組づくりに協力した関係から親しい NHKのディレクターI氏からのメールです。 「震災も、津波も、原発事故とも、 全く無縁の下記番組を作りました」 というメお知らせです。 ●○●○●○●○●○●○● 「さかのぼり日本史」 昭和 とめられなかった戦争 第1回 敗戦への道 5月 3日(火)22:00〜22:24(教育テレビ) 第2回 日米開戦 決断と記憶 5月10日(火)22:00〜22:24(教育テレビ) 第3回 日中戦争 長期化の誤算 5月17日(火)22:00〜22:24(教育テレビ) 第4回 満州事変 暴走の原点 5月24日(火)22:00〜22:24(教育テレビ) http://www.nhk.or.jp/sakanobori/ 全4回のシリーズです。 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』の 加藤陽子さんが、激動の昭和を語ります。 意外と、 震災や津波や原発事故とシンクロする部分も あるような気もします。 ご覧頂き、忌憚のないご意見、 ご感想を伺えれば幸いです。 今後ともよろしくお願いいたします。 =============== 1回目は終わりましたが、 再放送もありそうな番組です。 それにしても、「ふがいない政治家たち」 「大本営(官房長官と保安院)発表」 「頼りになるのは軍(自衛隊)」「頑張ろう、日本!」 そんな印象や連想をするのは私だけでしょうか。 いや、違う。NGOという「民」の力が集中している、 メディアも(東京電力のCMや広告で お世話になってきた分は差し引くとしても)、 往時とは全く違う報道である、 そして、「民」そのものの「市民」としての自覚が 確立されつつある・・・ う〜ん、どうなのかな? 番組を見てそんなことを考えましょうね。 |