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尖閣問題への自分用メモ [2010年09月26日(Sun)]



衛星チャネル 朝日ニュースター
(2010/9/28 20:00〜21:00)出演用にメモを作成しています。

ご意見をお寄せ下さい。

<事件の直接的原因>
@ 偶発説:船長が逃げようとして操舵に失敗した。
A 作為説:上部組織からの指示?

<事件の間接的原因と問題発展の原因>
@ 胡錦涛国家主席、温家宝首相の日中関係改善姿勢に
中国で批判がくすぶっていた。
A 日本の対応を試した。

<保釈のタイミング>
@ 日米首脳・外相会談で「尖閣諸島は安保の対象内」。
「まぁ、ここは」と米?
A 菅首相不在(超法規的措置はとれないのか、
22日の訪米前に菅首相のいら立ち。読売)
B 中国の強腰、フジタの4人拘束
C 圧力:レアアース、観光客などの経済面、
「白樺」の掘削開始、首脳会談の延期

<日本側の間違い>
@ 法と証拠による司法の厳格な執行が務めの地検が
「わが国国民への影響や今後の日中関係を考慮」
地検外交?(毎日新聞「余録」)
外務省の関係修復優先外交

A 保釈が正しいとするなら堂々と指揮権発動とすべし

B 菅首相の25日の帰国を待って決定すべきだ。
傷つかないように?

<憂慮すべきこと>
@ 法治国家・日本に禍根
中国政府が中国国民に説明できる余地を残した危険
A 日本は周辺諸国への説明が難しい
B 今後、同様の事件が再発した時、
逮捕するのかしないのか。既成事実の常態化
C 現場の海上保安庁職員はどうしたらいいのか。
中国の武装監視船との関係
D 日本国民に対中不満が鬱積しないか。
E 民主党政権のパイプの細さ
戴秉国国務委員と話のできる奴もいない、と菅首相…読売

<なすべきこと>
@ 「場当り的」「検察外交」への説明責任
 国会、国民、海保、検察・・・
      菅、仙谷の外交音痴・門外漢
A 防衛力の整備、日米連携の強化
B 資源を一国に過度に集中しないこと。
レアアース輸入量の9割が中国。備蓄。
C 危機管理体制の整備  
日本側に有効なカードは? 
ここでも日米関係の強化
D シミュレーション
  尖閣諸島付近での軍事演習、
円買いによる円高助長、
   日本人への査証発行制限、
日本漁船の拿捕、大使引揚、
   APECへの胡国家主席出席取りやめ、
国交断絶
武力衝突

<中国の好戦性>
  周辺国との武力衝突、国内で武力鎮圧を重ねてきた歴史、
「中華思想」という大国主義

朝鮮戦争 1951
中印戦争 1962、
中ソ戦争 1969、
中越戦争 1979、
チベット 1959、2008 
台湾危機 1996 
新疆・ウイグル 2009(156人死亡)

アジア諸国における内政干渉的諸工作


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コメント
それは尖閣諸島を領土問題として、中国にもかなりの権利があるというシグナルになりませんか?
今、テレビの生放送を終えて家に帰りましたが、私は船長以外の操船にかかわる幹部も逮捕して尋問すべきだったと思います。これは事故ではなく作為的事件なのですから、しっかり取り調べはすべきでした。
ただ、政府は毅然として、国民は冷静に対応してゆくべきだと思います。
Posted by: 吹浦忠正  at 2010年09月28日(Tue) 22:11

拿捕する前に、中国政府に退去通告をすれば良かった・・・ということはありませんか?その方が外交的には正しいと思うのですが・・・いかがでしょうか?
Posted by: たかざわ  at 2010年09月28日(Tue) 20:02