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白血病めぐる演劇「友情」に思う [2010年02月25日(Thu)]



   プログラム代1000円の半骨髄バンクに寄付される。





















 主役「あゆみ」を演ずる佐藤葵さんや12人の級友たちは
剃髪して舞台に立つ。
 森喜朗元首相も、2月3日には「岡野院長」役で
この日の加藤タキさんのように出演した。
 できばえ? 私は幸せにも(?)その日は研究会があって
見ることができませんんでした〜ぁ。
写真はいずれもプログラムから。








 難民を助ける会や社会福祉法人さぽうと21の仲間たちと、
銀座の博品館で「友情 Friendship〜秋桜のバラード」の
舞台を見た。

 難民を助ける会の副理事長である加藤タキさんか、この日は
岡野病院長役で出演するということで、誘われたからだ。

 不注意かつ少々多忙が続いた私は
博品館の座席に着いてから、隣の同僚に
「ね、きょうはどういう芝居?」と聞くほどのお粗末。

 しかし、演劇の中身は感動、感動。実にすばらしい内容だった。

 それがなんと、ある中学2年生の女生徒が白血病で
亡くなるまでのクラスメートの友情を描いたものだったのだ。

 私は4年前、すぐ上の兄をこの病気で亡くした。

 国立がんセンター中央病院で造血幹細胞ミニ移植という
術例の少ない移植法で、当時、62か3の私から
大量の白血球を抜いて、兄に移植するという方法に挑戦した
のだった。都立駒場病院で長くて数カ月と言われた兄は
その後、3年近く存命した。最先端医学に協力したという
思いを残してくれたが、家族として、
幼時から何もかもを教えてくれた兄を喪ったのは
本当に悲しかった。

  舞台をみていて、いろんなことが思い出され、
とても芝居としてだけのものとは思えぬ感情移入や共感があって、
私はただただ涙だった。

 この11年間に、全国で430回公演され、
今年も1月5日初演で今月末まで東京で見ることができる。

 博品館もさすに後は少し空いていた。

 治療のため転校してきた
クラスメート「あゆみ」の全快を祈り、
夏休み旅行に誘いだした中学2年生たちを
12人の若い男女の俳優が頭を剃って演ずる。
その俳優根性にも脱帽だ。

  日本には約30万人のドナー登録者がいるが、
ようやく合致する人を見つけても、
いざとなったら、勤務の都合、育児、旅行、家族の反対・・・
さまざまな理由で、実現しないケースがとても多い。

 みなさん、この芝居を是非、見てほしい。そして
他人事と思わずに、
大人社会の「友情」で、命を守ってほしい。

 今は18歳から54歳までドナーになれる。
 骨髄バンク(骨髄移植推進財団)への登録は
フリーダイヤル 0120−445−445.

演劇鑑賞の申し込みは、
03−5427−1882
上演実行委員会まで。全席指定・一般5500円
学生・70歳以上は4000円、高校生以下1800円。

 兄の場合は、ドナーがいなかったので
やむを得ず、「老→老」移植になった。

「血気にはやる」ドナーさえいたら、
今頃、また、兄貴と将棋ができたのになぁ。
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