在日韓国老人ホームを作る会 [2009年02月28日(Sat)]
社会福祉法人こころの家族の、 尹 基 理事長 3月、あと数日で私は68歳になろうとしている。 数年前、これからの目標と使命は、 「建設的な意見であるならば忌憚なく必要なところに伝える」 「次世代に譲るべきは譲り、自分のなすべきことに集中する」 と決め、 20以上関わっていた団体の仕事を 大幅に削減したつもりだった。 中には、団体のエネルギーを世代的に移行するため、 私より年長の役員の方々に「抱き合い心中」を誣いることも 両三度し、おそらくかなりの恨みを買っているのではないかと おそれる。 それでいながら、今般、「在日韓国老人ホームを作る会」の 「世話人委員」というのを引き受けてしまった。 これは社会福祉法人こころの家族の、 畏友・尹 基(ユン・キ。日本名:田内 基)理事長、 恩師・橋本祐子先生の門下で弟のように付き合ってきた 高橋重宏同会会長からの頼みであり、 退くにひけない立場だからだ。 昨今、さまざまな友人・知人、先輩諸兄姉から多くの 依頼事を受けながらお断りしているので、 本当に申し訳ないのだが、ご寛容いただきたい。 このホームはその名の示すとおり、 日本で年老いた韓国人の方々が 少しでも幸せに過ごせるようにという趣旨で、 「梅干しもキムチもあるホームを」というのが、 「合言葉」である。 日本と韓国の相互理解と協力の具体例を 少しずつでも達成してゆきたい。 とりあえずは、4月4日、京都で行われる 「故郷の家」竣工・開設記念式典に 参列することから関わってゆきたい。 みなさまのご理解、ご協力をお願いする次第である。 |