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ビザなし交流に難関がB [2009年01月07日(水)]







  サハリン州旗の掲揚を認めないと詰め寄る佐瀬昌盛教授(白髪の人)
と睨みあうポノマリョフ氏。2006年9月、日本財団ビル会議室で。








2006年9月に日本財団ビルで開催した
「サハリン・フォーラム2006」(通算10回目)の
2日目、いよいよ領土問題を話し合おうというときです。

ポ氏は、いきなり議長席の後ろに
サハリン州の州旗を張り出したのです。

 州の旗に、日本の固有の領土である北方4島が
シルエットになって描かれているのを
私たちは認めることが出来ません。

「旗にうるさい」私はすぐに気付き、
直ちにその撤去をポ氏に申し入れ、
佐瀬昌盛、木村汎両教授は厳重に抗議、
あたかも「胸を掴まんばかり」の様子でした。

しかし、両教授はともに古希を超えられた方、
ポ氏は当時56歳でした。

それでも、ポ氏は帰国後、記者会見し、
「自分は暴力を受けて侮辱された」と発表、
それがサハリンの地元紙などで報道されました。

ですから、旧臘ユジノサハリンスクで開催された
11回目の「サハリン・フォーラム」については、
会議場内でサハリン州旗を用いるならば、
日本側は即刻退場するという強い姿勢を
あらかじめ示し、
それがはっきりと確認できなかったので、
いつもは9月に交互に開催するこの会議を
12月に延長して話し合いを続け、
最終的には12月13日に現地入りした夕食を
佐瀬昌盛団長、袴田茂樹、私の3人で
先方の団長であるロコトフ州政府国際・対外経済・
地域間交流委員長とともにして、最終確認したのでした。

 先月の「サハリン・フォーラム」はかつてなく
順調に開催された。ポ氏も内心はともかく、
いつになく態度・言論を慎んだように見えました。
                   (つづく)
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