世界の国旗に感謝 [2009年01月05日(月)]
![]() ![]() 正月2日の夜、毎日新聞報道部根室の 本間浩昭記者からの電話。 さてはまた、銃撃事件か拿捕騒ぎ!? お屠蘇気分はいっぺんで吹き飛んだ。 この人、本社採用のベテラン記者なのだが、 北方領土問題の重要さ、 北海道の自然の大切さなどをテーマに、 かれこれ20年も根室から動こうとしない。 だから、 こと北方領土問題に関しては、 毎日新聞が他社を圧倒しているのは 言うまでもない。ところが・・・ 「やぁ、明けましておめでとうございます。今年も・・・」 「いいよ、いいよ。そんな挨拶。それで何か・・・」 「先生の国旗かるた、最高ですね」 「えっ?! 何? 国旗? あなたが、突然?!」 こっちのほうが少々慌てた。 今、友人の家でみんなでやってるんですよ。 ここの人たちが興奮してやってるので、 誰が作ったのかと思って見たら、 小さな字で<監修=吹浦忠正>って 書いてあるじゃないですか。いま、 ここのお母さんに代わりますからね」 ということで、(たぶん)根室随一の美女(であろう)に受話器が 渡された。 聞くと、中学1年生を中心に、 家族・友人と「国旗かるた」で 大いに盛り上がっているというのだ。 「世界の国旗かるた」(学研。正続各千円)は、 おかげさまで大好評。よく分からないが、 20万部は超えているらしい。 私が監修したことになっているが、実際は、 アイディアから読み言葉まで、 全部私の創案になるもの。 それでいて、よく分からないというのは、 このかるたは、ひたすら世界の国旗の普及を願って、 最初からボランティアでやったことだからだ。 以前にも書いたが、私は国旗で収入を得ようという気が まったくない。もちろん、 いただけるならありがたく頂戴するが、 何よりも、 日本人の国際化、 日本の青年の国際的な視野の拡大、 国際的に通用する日本人の育成を わが使命と心得ている(つもりの)者として、 また、 小学生だったときから国旗に育てられた者として、 今はご恩返しをしなくてはいけないと 念じているからだ。 学生時代に東京五輪組織委に専門職として 採用されるなどということは、 外務省、文部省、赤十字、ユネスコなどを回って調査し、 私を採用することを提案してくださった 森西栄一さん(同式典課職員)をはじめ、 当時の諸先輩の勇断に感謝するほかない。 これまでに少なくとも 30数種の国旗刊行物を出版・製作し、 その後の日本で開催された世界的な行事には 国旗部門で必ず参画させていただいた。 また、昨年は、北京五輪のあったこともあり、 いくたびもの講演の機会を いただいた(もちろん、無料でも引き受けてきた)。 国旗の知識は、内外でどんなに役立ったか、 思い出は尽きない。 たとえば、世界のどの国の人とも、 初対面でその国の話題を作ることができるというのは、 新たな人間関係のスムーズな構築にどんなに役立ったか、 それによって自分の視野が広がったことを思うと、 ただただ「世界の国旗に感謝」するほかない。 きょうも、我が家のドアがきしむのを 大工さんに修理していただいた。 その大工さん、35歳、なんと 靴紐が、赤黄緑。 「ギニアかマリか、アフリカと何か関係してるの?」 「はい。ぼくの彼女のMちゃんと、 12日にはギニアに飛んで、 2人でしばらく太鼓の修行をしてくるんです」 「へぇ、首都のコナクリって、パリから?」 「いろいろ調べましたが、モスクワ、ドバイ経由というのが 一番安いんです」・・・ 話がすっかり発展し、 修理費は受け取らず(最後に強引にポケットに突っ込んだ!) 後からMちゃん作の、ほんとにおいしい、 長生きしていてよかったと思うほど美味い シフォンケーキまで届けてくださった。 国旗を勉強していて、 今年は運がよさそうだ!! もう一度、「世界の国旗に感謝」(笑) |






