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月が昇る国旗 [2008年06月29日(日)]




  ラオス








   パラオ







 では、次は、「ツキガ ノボルシ、日ガ シズム」のところ。

 与謝蕪村に「菜の花や 月は東に 日は西に」という有名な俳句があります。もしかしたらこの歌詞は、これをヒントにしたのかもしれませんね。

 国旗に出てくる月は、満月と三日月。
 
 ラオスとパラオの国旗は満月を描いたもの。但し、ラオスに海は? ありません。これはメコン川に映る月の姿なんだよ。

 そういえば、この曲の作詞をした林柳波(りゅうは)という人も海のない県、群馬県沼田市の出身なんです。ですから、おそらくは、子供のときの海への憧れを、詩にしたのかもしれません。

 パラオってどこにあるか知ってますか?

 日本の真南、時差がないんだ。フィリピンの少し東、日本とオーストライアのちょうど中間あたりにある島国です。

 25年ほど日本が統治していた時代があるので、日本語の単語が、600〜700も外来語として定着しているんだよ。

 学校、先生、生徒、事務、会計、餅、賛成、反対、競争、運動会・・・

 1994年、国連の信託統治領という地位を離れて独立しましたが、初代の大統領は、ナカムラ・クニオさんという方でした。

 国旗を決めるとき、日本との強い結びつきを大事にしたいといいながら、「同じ太陽にするのは日本に遠慮したい」として、「月の丸」にしたそうです。円が横の10分の1左に寄っているのは、損方が実際に国旗として掲揚したときに真ん中に見えるからという考えによるものです。

 実は、日本の「日の丸」も、1870(明治3)年に太政官布告第57号という規則で決められたときは、横の100分の1だけ竿側に寄っていたのです。   (つづく)
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