東京五輪ファンファーレ [2008年01月08日(Tue)]
ともに「オリンピック東京大会公式記録」より。 お正月に、 ニッカン・ファンファーレ・トランペット保存会のサイト管理人で いらっしゃる三文楽士こと前田郷司さまより、 こんな問い合わせをコメント欄にいただきました。 .。o ○.。o ○.。o ○.。o ○.。o ○.。o ○ .。o ○.。o ○.。o ○.。o 「東京オリンピック開会式の裏話 興味深く拝読させていただきました。 開会式で使われたファンファーレトランペットに関する サイトを運営いたしております。 http://music.geocities.jp/japan_mellophone_alliance/niftm/index.htm お話の中で トランペットの本数を26本と書いておられますが、 写真を見る限り30本あるように見受けます。いかがでしょうか?」 「また、ファンファーレ隊の隊員内訳にも興味を持っております。 陸上自衛隊音楽隊の方が参加されているのは確かなようですが、 警察音楽隊、航空自衛隊音楽隊の方も参加しておられたのでは、 と推測しております。 このあたりの御事情に関しまして、ご存じでしたら、 是非とも紹介いただきたくお願い申しあげます」。 ☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜ おそくなりましたが、 公式報告書と私の記憶を合わせて、 ご報告します。 おっしゃる通り、ファンファーレ隊員は30名です。 ご存知かとは思いますが、曲は、1962年に公募し、 今井光也氏の作曲になるものを採用しました。 ファンファーレ隊の隊員の内訳は不明です。 公式記録には 「オリンピック讃歌」「オリンピック東京大会讃歌A」「同B」の3曲と 13の行進曲を演奏した音楽隊(ブラスバンド)は 陸上、航空、海上の各自衛隊音楽隊、警察庁、消防庁の各音楽隊の 計560人(ファンファーレ30人を含む)とあるだけで、 その30人がどこに所属しているかは明らかではありません。 しかし、30人がまとまって練習し、特別の制服を調達するなどとなると 私には所属がどこか1つの組織、 例えば陸上自衛隊音楽隊のようなところの 選抜メンバーではないかと思います。 まだお元気な元ファンファーレ隊員やご関係の方が 大勢いらっしゃるかと思います。 どなたか真相をご存知でしたらお知らせください。 トランペットはファンファーレ用の特殊なもので、 横管が長く、そこにオリンピック東京大会のシンボル旗(縦長の長方形で 大きな日の丸と金色の五輪)が金色のの房付になっているものが 垂れ下がっていました。 もちろん楽器は「天下のニッカン」さんのでしたでしょうね。 以上でお答えになっているでしょうか。 |