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朝青龍に厳罰を [2007年07月27日(Fri)]




  朝青龍の抜群の強さと気迫に加え、白鵬の綱とり昇進で東西に横綱が並び、琴光喜が来場所から大関に、豊真将もなかなか・・・ということで、衰退気味の大相撲が少しは人気を回復しつつある。

 小学生以来(郷土の横綱照国に燃え、吉葉山の後援会にまで入っていた)の相撲ファンとしてはここ数年のテイタラクに切歯扼腕していたので、気分を良くしていた。

 そんな矢先、トラブルの多い横綱・朝青龍、またまたとんでもないことをしでかしてくれた。

「仮病疑惑」である。「腰の疲労骨折とひざ痛で全治6週間」の診断書を提出した25日、母国モンゴルでサッカーに興じている姿がニュースで報じられたのである。

身勝手な行動に協会の内外から非難の声が上がり、 “強制帰還”を命じられた朝青龍は、週末から週明けにかけて日本に戻る予定になった。

当然である。

「しかし、協会内では厳しい処分を求める声も挙がっており、お騒がせ横綱が窮地に追い込まれる可能性も出てきた」との報道もあるが、病気や怪我、家族の問題など、止むに止まれぬ理由というのは、軽々に使うべきものではない。

私は今後の推移如何で、この一件により横綱か一人、廃業して欠けてもやむをえないとさえ思う。協会の厳罰を望む。

「スポニチ」によると・・・

☆ 〃☆〃☆〃☆〃☆〃☆〃☆〃☆〃☆〃☆〃☆

 骨折の診断書を出しながらサッカーに興じるという朝青龍の軽率な行動が報じられたこの日、日本相撲協会では、朝から抗議の電話が鳴りやまなかった。対応に追われた広報部も「いつもよりも件数は多い」と半ばあきれ口調で説明した。

 朝青龍が“仮病”を使って相撲協会の公式行事である巡業をないがしろにしたのであれば事は重大だ。6年ぶりに巡業を開催する宮城県仙台市の公演事務局にもチケット購入者からの抗議電話が殺到。「どうなっているんだ!と怒っている人もいました。皆さんのお目当ては横綱ですから。(怒っているのは)ウチだけではないはず」と担当者も困惑気味だ。

 事態を重く見た師匠の高砂親方(元大関・朝潮)は、朝青龍に“強制帰還”を厳命。週明けにも日本に戻ってくる予定だ。師匠は「モンゴルに帰っているとは思わなかった。そんな状況で巡業に出られないのはおかしい」と首をかしげた。

 朝青龍の身勝手な行動に対し、北の湖理事長(元横綱)は「診断書を出しながらサッカーをしたのはおかしい」と不快感を示した。処分などには慎重な姿勢だが、関係者によると25日にこのニュースを知った時にはものすごいけんまくで怒りを爆発させたという。その一方で、協会内には厳しい意見も飛び交っており、巡業部も27日に緊急会議を開催する。ある理事は「処分しないのはおかしな話。師匠にも厳しい処分があるべきでは」と言い放った。

 今回の騒動は、今後、朝青龍が謝罪して巡業に参加すればそれで済む問題ではない。角界の看板として、多くの人を裏切った行為に対する厳罰は避けられそうもない。

    〃★〃☆〃☆〃☆〃★〃☆〃☆〃☆〃★

 横綱とは言っても一人の若者。協会はしっかり指導し、大相撲の伝統を守ってほしい。

 他方、相撲協会には改善すべき点もたくさんある。「功成り名を遂げた老大家」ばかりを周辺におかず、もっとアイディアに富んだ、「壮年好角家」から知恵を借りてはどうか。

 内館牧子さんなど、同じ秋田の出身なので、身びいきするわけではないが、びしびし改革を主張しているようだが、第2、第3のそういう人を活用すべきだ。

 さしづめ、館内に大きなスクリーンを置いて、終わったばかりの勝負を放映するくらいのことはやってほしい。見ていて、どうしてこっちが勝ったのか解らないという取り組みが結構あるからだ。
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