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お正月といえば [2007年01月02日(火)]







2007年元旦。初日の出に浮かぶ富士山。





  日本のお正月といえば、「七福神」。いくつの神様をご存知かな?
 
  実は、「純血種」のmade in Japanは恵比寿天のみ。他には中国産が3、インド産が3という、日中印のアジア連合である。

  恵比寿天は、イザナギ、イザナミの命(みこと)の3男として生を受けたが、『古事記』によれば、3年経っても立てなかったというので海に流され、豊漁と商売繁盛の神になったとされる。

  福禄寿、寿老人、布袋様が中国の産。福禄寿と寿老人は道教の南極星の精とされる仙人、布袋様は僧侶の出。

 大黒天、毘沙門天、弁財天がインドの生まれ。大黒天はもともと軍神だったが、中国ではなんと台所の神に転じ、日本ではおそらく、どちらも大きな袋を背負っていることイメージと音読みが同じことから、大国主命と重なって、農作と穀物の神となり、豊穣祈願の対象となった。

 四天王の一つとして北を司り、富を守る護国護法の神とされる毘沙門天は、もともと古代インド神話のクーベラが仏教に取り入れられたもの。日本では、平安時代に王城守護の願いを込めて羅城門と北方の鞍馬寺に安置されたほか、信貴山など各地に広まり、親しまれている。

 弁財天は水の神。弁舌と音楽を司る。

 以上7つが組み合わされて信仰の対象となったのは室町時代になってからで、江戸時代には正月の「七福神詣で」が始まっている。

 さてはて、この「七福神」、これだけそろったら、今年も日本と世界を平和ですばらしいものにしてくれそうなものだが、大いに期待しよう。



    拙著『にっぽん国際人流志』(自由国民社)参照。
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