石田画伯のコメント [2006年11月28日(Tue)]
ボクはボクの勝手な方向を向いてるだけなんだけど・・・(韓国・水原の民俗村にて) 小欄でおなじみの石田良介画伯(日本剪画協会会長)から初めてコメントをいただきました。コメント欄では見落とす方もいらっしゃるかと思い、ここに転載させていただきます。 また、きょうは、超多忙でブログを書く時間がありませんでした。23時過ぎに帰宅したところ、さらに石田画伯からメールと素晴らしい「赤水の瀧」のスケッチが送られてきていました。合わせてご紹介させていただきます。 石田画伯の剪画は、毎年、某超有名会社の年賀状になっています。今年は是非、紹介させていただきたいと思います。 ☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜ 月のお話を興味深く拝読させて頂きました。また、谷川岳の裾野で育った私は、谷川岳は真北に当たるため、月の登った谷川岳観る事が出来ませんでした。 世界中の子供が魚の頭を左に描く、と述べられておりますが、これは子供ばかりではなく大人でも同じ様に思います。動物や昆虫を描いても多くの人が頭が左側にあります。 生き物の図鑑も多くは左側が頭になっております。身近な例として、これから年賀状が沢山届くと思いますが、干支の「亥」の頭の方向が多くは左にあると思います。 年賀はがきの縦使いの場合、一般的には右側に年賀や賀正と縦に文字を入れて、その横に簡単な年頭の挨拶文を入れます。そして、左下に干支の絵などを配置しますが、その干支の方向が左向きになって居る構図が多いのです。 本来ならば、文字の方に向って、右向きで年頭の挨拶をする構図が、自然だと思うのです。左向きのポーズでは、後ろ向きで年頭のご挨拶をして居る様なイメージになってしまいます。 ちなみに、日本で右上がりの構図は繁盛をイメージして、縁起が良いとされてきました。相撲の番付け表や寄席の看板文字に使われている「寄席文字」は皆、右上がりの文字です。 「亥」の頭の方向を右側にして、来年は右上がりに発展したいものです。 お後がよろしい様で。 ☆━━━━…‥・ ☆━━━━…‥・ <以下はその2> 銘ブログを時々拝見、拝読させて頂いて居ります。いつも、拙画を掲載下さいまして有難うございます。 今日拝読しましたブログの中で、志村さんという方の記事で「世界中の子供たちに魚の絵を描かせると、頭を左側に、、。」という文章がありました。 大変興 味がありまして、私も経験した、いや、まだ経験している事ですので、初めて下手な文面のコメントをお送りしました。 これは本当に不思議な事ですが、教室で頭が付いている静物例えば、郷土玩具の干支などを自由にスケッチさせますと、殆どの受講生は左側に頭の位置を決めて描きます。 NHK学園の熟年層の皆さんも男女に関係なくその傾向が見られます。これは帯刀の構えの影響だけでは説明がつかないと思いますが、吹浦博士の明晰なる解明が必要であります。 滝シリーズの最後、「赤水の滝」のスケッチをお送りさせて頂きました。 |