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日本の弱体化・劣化が進んでいます [2012年05月10日(Thu)]
DSC00185.JPG

社団法人協力隊を育てる会の理事会が開かれ、
私は参与として出席した。

創立以来理事・常任理事を30年やり、6年ほど前、
参与に退いたが、法人改革とやらで、これまでのように
参与が理事と一緒に公式に議論するという形の理事会は
これが最後であり、今後は
年2回程度の顧問・参与会が開催される程度のかかわりとなりそうだ。

それはともかく、
青年海外協力隊のみならず、日本政府の国際協力は
財政難と旧弊の山積で、問題だらけのように思う。

帰路、元NHK欧州総局長の大貫康雄理事や
元日本YMCA同盟総主事・宮崎幸雄顧問と
日本の原発対応について懇談した。

この問題でも、日本は世界を十分理解していないというのが
3人で一致した点である。

私が主宰するユーラシア21研究所でも
チェルノブイリを知るロシア側から、
震災後に予定されていた第29回日露専門家会議について、
「放射能が怖い」という名目で東京での会議が流会となっていました。

今回、共催する袴田茂樹安全保障問題研究会会長と
吉岡明子ユーラシア21研究所常務理事をモスクワに派遣し、
来春までにモスクワで開催することで合意しました。

私の知る他の機関や団体の国際会議も関西以西でなら
という希望が諸外国から寄せられているようだ。

「そうなると日本人参加者の国内旅費や宿泊費が
増えて実施不能だよね」というのが、責任者仲間での常套句になっている。

加えて、ガレキの処理もままならず、
被災地の再建計画も出来ていないという状況では
「私たちは普通に暮らしていますよ」といっても
「しかも、東京では4年以内に70%の確率で
大きな直下型地震があるとの予測も出ているじゃないですか」
と応じられ、あまり効き目はないようです。

国際会議を主催したり、アシストする翻訳・通訳会社は
日本での相次ぐ国際会議のキャンセルに苦闘し、
「会社を閉じねばならなくなるかも」と真顔で言う。

ここは、日本政府が情報を公開し、しっかりと方針を示すほかない。

そんなとき、大貫さんからこんなメールが来た。

熟読していただき、この問題の深刻さについて、
問題意識を共有しよう。

日本の国際的な地位がどんどん下がっているのです。
政府はどうしますか? そしてあなたはどう考えますか?

     ∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋

昨日の件ですが、
世界各国の日本政府の放射能汚染対策を見る目は
「厳しい」、
というか
「安全基準」自体が異なるのですから
当然
不信感と疑念で満ちています。

東京での国際会議や国際行事を
各国関係者が望まないのは
当然でしょう。

野田総理の「低温冷却状態」宣言を
世界は信じておらず、
東京電力福島第一原発事故の収束見通しが
全く立っていないことは
世界各国が判っています。

放射能汚染のため
現在もアメリカ、EU各国などが
福島をはじめ東日本11都県の農産物、食料品の輸入を禁止しています。

現在進行している「放射能除染」は
ゼネコンに金をばらまくだけの利権政治の典型。
瓦礫の全国自治体への受け入れ要請も
大手業者への利権提供にしかすぎず、
被災地の地元の業者の仕事を奪うだけです。

それどころか
いい加減な除染や被災地の全国への瓦礫拡散は
「放射能汚染が日本各地に広がる」という
各国の懸念を強めるだけです。

もし沖縄で放射能汚染が検出されたら、
日本中の農産物と食料品が世界で輸入禁止にされる事態に
なりかねません。

EUは日本の工業製品の放射能汚染の検査を常時実施しており
万が一、放射線が検出されたら
工業製品まで輸入禁止になり
食の安全保障だけでなく、
貿易立国・日本の存立基盤そのものを脅かすことになります。

私のような発想を
「杞憂」ととるか否かは
強制できませんが

少なくとも現政権は
もう少し世界観を持って
何が日本のために必要なのかを把握し、
それに沿った政策を進めるべきでしょう。
末次一郎門下生・新樹会のみなさまへ [2012年05月09日(Wed)]


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宮城新樹会(佐藤澄夫代表幹事)が、安倍晋三元首相をゲストに、
下記のセミナーを開催します。私も出席しますが、みなさん、いかがでしょう。会員でない方は私にご一報ください。090−3213−5281
                       吹浦忠正


   ☆☆☆  ★★★  ☆☆☆  ★★★


    「復興に向けて﹗再生への絆 」
    ─被災地東北から全国への発信─
  第19回新樹会東北セミナー in みやぎ
       開 催 要 綱

東日本大震災から一年余りが経過した。
死者、行方不明者2万人を数える歴史的災害は、地形は元より地域コミュニティーをも切り裂いた。
放射能汚染を含む被害は、日を追って拡大している。
この国難から立ち上がり復旧から復興へと歩む道筋は決して容易なものではないがこの歴史的事態に
新樹会の信条である「我づくり、社会づくり、国づくり」をいまこそ実践して行かねばならない、
その使命を共有し進路を明らかにすべく本セミナーを開催するものである。

---------------------- ● ----------------------

日時 平成24年6月30日(土) 12:30開会 (受付11:30〜)
ところ 宮城県青年会館「エスポールみやぎ」  022-293-4631
主管 宮城新樹会
参集 東北に限らず全国の同人に案内
(オプションとして希望者に被災地視察予定・翌日7月1日)
会費 セミナー参加費 2,000円・懇親会込 8,000円


※ご出席をご希望されます方は、恐れ入りますが 6/22(金)までに
  下記事務局長までFAXにてお申込み頂けますようお願い申し上げます。
  宮城新樹会事務局長 石垣   FAX 022-346-2898


---------------------- ● ―――――――――――

日程 12:30 開講式
12:45 第一講 「この国の進路を問う」
特別ゲスト 元内閣総理大臣 安倍晋三 先生

14:00 第二講 「あの日−いま−未来を創る」
   DVD放映・シンポジウム
─復旧・復興へ、われらの役割─
   (体験発表者 調整中)
    16:00 閉講式
    16:30 懇親パーティー
「交響曲」は森鴎外の訳(やく) [2012年05月01日(Tue)]


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「交響曲」という言葉は森鴎外が訳したのだそうです。
名訳のせいか、今も普通に使われていますね。
「協奏曲」も「コンチェルト」より多く使われているように思います。

 それでは「夜想曲」「奏鳴曲」「鎮魂曲」はどうでしょう? 
「セレナーデ」「ソナタ」「ミサ曲」のことです。
これらはだれが考案したのか知りませんが、これまた名訳ですよね。

 しかし、今では漢字による訳語はまず使われませんよね。

 思えば、私が中学生のころは「蹴球」「排球」「籠球」「庭球」
のクラブ活動もありましたが、言葉として残っているのは
「野球」「卓球」くらいでしょうか。

 音楽史、スポーツ史、言語学、文化論などに詳しい方、
のこる言葉と消える言葉のわけを教えてほしいのですが・・・。
米澤傑も出演、サントリーホールで9月 [2012年04月30日(Mon)]


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   米澤傑のCD


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     米澤傑教授


 日本病理医フィルハーモニーの第一回演奏会が
横浜みなとみらいホール・大ホールで開催された。
率直に言って、演奏にはまだまだの部分も少なくなかったが、
全国や病院や研究施設からの寄せ集めで、ここまでというのには感心した。

 一流といわれる出演者は、鹿児島大学医学部教授(病理学)兼テナー歌手
という二足のわらじを履く米澤 傑(すぐる)。

ご一緒した専門家である中野 雄先生が推薦するだけの魅力的な歌い手だった。

その米澤のほかソプラノの澤畑恵美、メゾの林美智子、バリトンの河野克典をソリストに、
モーツアルトのレクイエムを演奏するチャリティ・コンサートを、
難民を助ける会は9月13日(木)19時からサントリーホールで開催する。
米澤の演奏はこれまでCDで聴いたことしかないので、
是非と思い、横浜に出かけたのだった。
 
9月のこのコンサート「忘れないで3.11」はロレックスの特別協賛で開催されるもので、
ほかに、今や世界的巨匠とされるヴィオラの今井信子、欧州で活躍するバイオリンの岩田恵子
の出演でモーツアルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲」と
「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」も演奏する。
 
有名人ゆえ、敬称略にしましたが、すごい豪華メンバーでしょう?!

杉山洋一指揮、合唱指揮は辻 秀幸、オーケストラは「忘れないで3.11」シンフォニエッタ。

詳しくは、認定NPO法人難民を助ける会のHPまたは電話で、03−5423−4511へ。
昨日は米澤によるアリアが5曲あり、感想は「ああ、医者にしておくのはもったいない歌手」だった。
みなさん、是非、9月に、サントリーホールにお越しください。
絶対におトクなコンサートです。

全席指定5,530円。この入場料、演奏会の当日が震災から553日目にあたることからの設定。
ご理解とご協力をお願いします。
学生用のP席は2,000円。


富山のカタクリ [2012年04月27日(Fri)]


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 私には私よりだいぶ人生経験の豊かなメルトモがいます。富山県在住のI.美智子さん。残念ながら、まだおめにかかってはおりません。

 先般は大腿骨をいためて大きな手術をなさったとか、それでも意気軒昂、今度の選挙ではまた、わが畏友・宮腰光廣衆院議員の当選を期して、剛腕を発揮することでしょう。

 その一方で、実に配慮の行き届く季節のたよりなどを送ってくださるのです。持つべきものは佳き友です。

      ☆☆☆  ★★★  ☆☆☆  ★★★


 富山はいま、かなりの強風が吹いております。
 小沢無罪の判決にすっかりクサッております。野田の変な強気と、自民党のみっともない混乱、もう、何を考えるのも嫌になるのですが、痛めた足だけは確実に力が付いてくる不思議。
 
 火曜日(26日)弟に誘われて、山歩きをしてきました。カタクリの花が見たかったからです。

 そこは、かなり広い崖の斜面なのですが、誰も来ない静かな場所で、息を呑むような見事なカタクリの群生地なのです。キクザキイチゲやショウジョウバカマもあるのですが、今年の春は少し変則的で見事にカタクリばかり咲いていました。

 ショウジョウバカマは他の場所で一本だけ見つけました。キブシとゼンマイの株立ちも見ました。フキノトウは茎が30センチくらいに伸びていましたので、これを収穫、花や葉を除くとやわらかな蕗のようになりますから、出汁を効かせて煮物に、葉わさびは香りと辛さを楽しむのに漬物、つくしは、もう、2回ほど調理して懲りたから止めて、アサツキ(浅葱)は細い新芽を(とっても、始末が面倒くさい)これも息子のために摘みました。

 山あいの池に合鴨を飼っている人がいて、しばらく見物いたしました。

 呆然と何も考えずに春の山の空気を堪能いたしました。
 政界は更に混迷の度を増し、庶民は置いてけぼりです。

 せめて、春の息吹を感じてくださいませ。

 白花のエンレイソウはわが家の中庭に咲いています。

 ごきげんよう。


鼓童が東日本大震災チャリティ、サントリーホールで太鼓の共演 [2012年04月26日(Thu)]


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認定NPO法人難民を助ける会がロレックスのご支援を得て、
6月19日(火)サントリーホールで東日本大震災被才知復興チャリティコンサートを開催します。

これには「天下の鼓童」を中心に、被災した宮城県女川町から「女川潮騒太鼓轟会」と、高校ナンバーワンの実力グループ・山梨県の日本航空学園太鼓隊も出演します。

S席4,500円 A席3,500円、B席2,500円です。お勧めはA席。

私が理事長をしている社会福祉法人さぽうと21は共催です。

どうぞ、お越しください。
桜満開 in 真原(南アルプス) [2012年04月26日(Thu)]


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山梨県杜市真原(さねはら)の桜が満開になりました。

「昨年よりやや遅れましたが見事な桜並木でした。シトシトと春雨の中、風景がやや暗いのですが、お送りさせて頂きます」と、地元にお住まいの石田良介画伯からきれいな写真が到着しました。

東日本大震災の被災地でも今頃は桜が満開でしょうね。わが故郷・秋田で子供のころ家族とともにお花見をしたことと、秋田の先生、先輩、友人たちを懐かしく思い出します。

石田先生、ありがとうございます。
海外発信はnippon.com [2012年04月24日(Tue)]


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思えばよくぞ、この構想はここまで来たものと
ささやかな興奮を抱きます。

「海外発信の極端に少ない日本」への嘆きは
笹川陽平会長とかねて話し合ってきたことです。

そこに一昨年、長年の畏友・原野城二くんの
弱りきった姿があって声を掛けたのが始まりです。

当時、Japan Echoという、
外務省を外郭団体のような形の株式会社の社長でした。

それが例の「事業仕分け」で、大きな仕事がなくなり、
20余名の社員を抱えて窮地に追い込まれていたのです。

そこで、笹川会長と結び、会社を整理し、
昨年から、毎年、数億の助成を
いただいて国連公用語での発信事業に
取り組むようになったのです。
法人名も4月から、一般財団法人nippon.com
となりました。

英仏中西の4ヶ国語は昨年からやってますが、
アラビア語のHPもまもなくはじめます。

ロシア語はわがユーラシア21研究所がやってますので、
当面、手はつけませんが、
これで、わが一統、国連公用語全部での発信体制を
整えたのです。

中国語は大陸用の簡体字と台湾その他向けの伝統的漢字の
両方で発信しています。

将来の夢はこれに韓国語を加えることです。

私も最近は、この「nippon.com理事」の名詞を
活用しています。

みなさん、その外国語に通じていようがいまいが、
このnippon.com、いちど開いてみて下さい。
台湾の馮寄台代表に言葉をかけられる天皇陛下 [2012年04月22日(Sun)]
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天皇陛下が馮寄台・台北経済文化代表処駐日代表に
感謝の言葉をかけておられる1枚の写真。産経新聞(4月20日付)1面に
掲載されているものだ。

前日の園遊会の様子。朝日新聞、読売新聞には写真はおろか、
馮代表が招かれていたことにも触れていない。

両大新聞のお粗末さとしか言いようがない。

さきの震災から丸1年の式典には、あまりにお粗末で
書くのも気が退けるが、馮代表は1階の外国代表席ではなく、
2階の一般席に座り、指名献花の機会も与えられなかった。

台湾は東日本大震災への義捐金を200億円も
寄せてくれたのに対し、この仕打ちは何たることか。

それを園遊会で、見事に帳消し(?)したのは、
陛下ご自身か、宮内庁か、はたまた外務省か、
いずれにしても、見事であり素晴らしいことだと思う。

それに比べて、そのことに気付かなかったか、
作為的に気付かなかったふりをした(まさか!)
朝、読の2大新聞はあまりにひどい。

まさか、馮代表の顔をしらず、
「その辺の偉そうなおじさん」くらいにしか
思わなかったのだろうか。

産経新聞に日本が救われた思いがする。




一兵士の愚行が [2012年04月20日(Fri)]



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平時でも人間はいろいろ愚行を犯す。
ゆえに人間だとさえいえるのかもしれない。

それにしても、ほんの一人のお粗末さが
大きな問題に発展することもしばしばある。

この衝撃的な写真は戦時中、米誌「LIFE」に掲載され、
日本軍の捕虜取り扱いの残酷さとともに、後方に
それを見て笑っている兵がいることが大きな問題となった。
場所はニューギニア、殺害されたのはオーストラリアの飛行兵だった捕虜。

ところが、4月19日の産経新聞の報道によれば、
<米紙ロサンゼルス・タイムズ『電子版』は18日、
アフガニスタン駐留米兵らが
2010年に自爆した武装勢力メンバーの遺体のそばで
笑顔をみせるなどした写真を撮影していたと報じた。
今年1月には海兵隊員がタリバン兵とみられる遺体に
小便をかける映像がインターネットに流出。
2月には基地内でコーラン焼却事件があり、
3月には民間人17人が犠牲になった銃乱射事件が起きたばかりで、
アフガン国民の駐留米兵への反発が一層強まる可能性がある>。

こういうことが、70年も経ってまだ起こっていることが悲しい。
熊谷直実の話が、おそらく今のNHK大河ドラマ
「平 清盛」にもでてくるのであろうが、
人類は進歩しているのだろうかと、情けなくなる。

日本人は緊張する場面で微笑するという傾向があると、
一般論を言った心理学者がいる。
それはとんだ誤解を外国人には与えてしまうことになる危険性が
あるということを、お互いに注意したいものだ。