福島出張_其の二
[2008年05月22日(Thu)]
喜多方市での訪問を終えて、今来た電車 でとんぼ帰り。
塩川 → 郡山 → 福島
なぜかと言うと、「日本舞踊協会福島県支部」さんとの打ち合わせのため。
今年の助成事業は「伝統文化ふれあい広場」の実施。
ともすれば(誤解というか、外からのイメージですが・・・)、流派などの縦社会が厳しい分野で、流派を超えた各伝統文化の団体が一同に集い、伝統文化教室を実施するというもの。日本舞踊が主ですが、浴衣の試着や、花・茶・香なども体験できます。そして舞台裏などの観戦ツアーもします。歌舞伎などで使うカツラなども試着できます。
さらに使用する施設全体を活用した、まさに探検しながら各種教室を味わえるという、演出運営やイベント好きにはたまらない事業とも言えます。
今回は実行委員会の第一回目の会合に同席させていただきました。
開催地となる福島県文化センターに行くと、支部のメンバーと会場の管理者の皆さんがお待ちかね。
なんか、こうした会合がとても懐かしい・・・・・。
なぜなら、ゲートボールの全国大会を担当していた時の打ち合わせがまさにこんな感じ。県のゲートボール団体さん、会場施設の人、イベントなどの代理店さん、などなど。この「1人対大勢」という構図がいつも待ち構えていた記憶があります。
そんな懐かしさを感じながら、これまでの経験や、この事業への想い、今後の進行スケジュール、今年の課題など、たくさんのことをお話させていただきました。
それにしても、こちらの皆さんは、とても情熱的。
私の伝統文化に対するイメージが180℃変わりました。
正直なところ、とても厳粛で厳しい方々ばかりで、下手したら自分の汚い日本語を怒られるんじゃないかって不安を持っていましたが、熱い心も清清しい心も持ち合わせていて、憧れの大人って感じです。個人的には、意気投合するところが多く、テンポ良く会話が弾んでしまいました。
改めて思い返してみると、
結構無責任なアイデアや発言を言い過ぎてしまったのでは・・・
と反省。この場を借りて、お詫び申し上げます。
(行き過ぎた熱意ってことでご容赦下さい)
今回直接お会いしたことで、主催者としてこの事業への情熱や、多大な理解を示してくれる施設管理の皆さんの気持ち、すっごく伝わりました。
こうした大人がいる地域って良いですね。
今回伺って得るものがたくさんあったのですが、逆に悔しいことが一つ。
担当者として、この事業を見ることが出来ないということ。ムキー!!
団体の皆さん、途中で去る私をお許しください。
でも、心は、いつでも皆さんを応援していますので!
事業の成功をお祈りしております。
そして、福島県支部の皆さんへ。
帰り際、ふらっと福島駅前のモニュメントを見てみると・・・・
「和」という言葉が書いてありました。
今日の会議で、「キーワードは『和』ですね」と、
「『和』の達人達が一つの『和』になって、子どもたちに『和』を伝える」
そのときは、何気ない言葉として発していましたが、確信に変わった瞬間でした。
ブログは、現在リニューアルの計画中ですので、その時も、その時からもよろしくお願いします。
そして、事業のご報告ありがとうございます。
ますます、楽しみになってきますね。