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春の植樹準備へ 〜内モンゴルから報告〜 [2012年03月15日(Thu)]

こんにちは、スタッフの成田です。

まもなく始める春植林の準備に現地に来ています。
到着の数日前に降った雪がまだ残っていました。

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地域には常緑樹はほとんどなく、この時期の写真はいつも灰色にくすんだものになってしまいます。今年は違いました。残った雪のおかげでコントラストのある写真が撮れました。

緑化隊の皆さんにはおなじみのダチンノール村看板のところでは、松がよくわかります。

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打合せは村を訪ねて行います。近年は携帯電話が普及して、容易に連絡を取れる人も増えてきました。プリペイド方式のため、使用止めになっていることもありますが、こんな時は行き先を推測してそこに行きます。

今回ある農家を訪ねると、ちょうど牛の解体が終わったところでした。
近隣の4人が手伝いに来ていました。焼肉店で時々見かけるヒダのたくさんあるもの、色もいろいろ、がボウルに盛ってありました。

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こちらでは、なにか手がかかる仕事をやるとき、近隣、親戚などが手伝いに集まります。井戸を掘る時は5〜6人でした。

仕事が終わったら家人は皆に食事を振舞います。手伝いは待っている間トランプなどやっています。今回はトランプが始まったところでした。
 
木を植えるのが好きな農民の家にも行ってきました。門前には常緑樹を植えています。昨年応援した松苗木は砂漠で元気に育っていました。

今年はどんぐりの苗木を育ててほしいと思い、プレゼントすることにしました。大きく育ち、どんぐりの実が家畜の餌になるなど役立ったらうれしいですね。

植樹作業は4月上旬頃、それぞれの村や家庭で始まります。
ぽかぽかプロジェクトの週末と「普通」・「日常」について [2012年03月14日(Wed)]

インターンの榊原です。3/3-4の週末に、ぽかぽかプロジェクトの派遣隊として、初めて福島の土湯温泉に行ってきました!

福島駅につくと、そこは雪景色でした。タクシー・旅館のバスと乗り継いで旅館に向かう途中、「渡利」「南向台」といった、普段わたしがぽかぽかプロジェクトの仕事をしている際に書類上で見る地名が目に飛び込んできます。放射線量が高いと言われている渡利地区。どのような場所かと思い見てみると、そこには(当たり前なのですが)ごくごく普通の住宅街の風景が広がっていました。

土湯温泉に着いた午後、親御さん方がSave Watari Kidsの菅野さんとの座談会をしている間、子ども達向けにはボランティアで来てくださったマジシャン・福田智大さんによるショーが行われました。トランプが消えたり別の場所から現れたりと、次々と繰り出される不思議に驚きの声が上がります。大トリではなんと、未開封のお茶のペットボトルに、子ども達が直前にサインしたトランプが入っていました!最後には寄付者の方々へ贈る予定のメッセージを子ども達にトランプに書いてもらい、ショーは終了です。

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そのあとはゆっくりと過ごして温泉につかり、翌朝には多くのご家族が渡利地区に帰って行かれました。印象的だったのは、出発前に、私たちがロビーに置いた全国の避難支援団体の便覧を見ながら、「もう、別の県に行っちゃおっか?」とお子さんに言っているお母さんがいらっしゃったこと。そして、渡利に戻るということで、いつものことと言いながらマスクをされるご家族がいらっしゃったことでした。

自分の住んでいる場所から別の所に移るという話をしたり、家に戻るのにマスクをしなければならない。そのように否応なく放射性物質がご家族の日常に影を落としている現状を目の当たりにして、やりきれない気持ちになりました。それと同時に、インターンの私にまで「ご支援、ありがとうございます」と丁寧に頭を下げてくださる方がいらっしゃり、嬉しいのですが違和感を感じました。隣に住んでいそうな普通のご家族が、なぜ単なる学生の私に頭を下げなければいけないのか。利用者のみなさんにはぽかぽかプロジェクトがなければお会いすることはありませんでしたが、「支援者」と「支援利用者」に人の関係を変質させてしまうきっかけも作りだした原発事故は、業が深いと改めて感じました。

東京にいると「ふくしま」が特別視される事があります。でも、福島の渡利にいる人達はごくごく普通の人達で、しかしその日常にはたしかに影が落ちていて…つまり、誰かの「普通」が見えなくなったり、その誰かの「日常」が変質してしまう、それは原発事故の大きな爪痕の一つなのではないかと感じました。帰りの電車で、ある福島の方がおっしゃっていた言葉をふと思い出しました:「わたしたちは 〈ふくしま〉でも〈フクシマ〉でもなければ、〈FUKUSHIMA〉でもない。幸福の福に島と書いて福島なんです」。

ぽかぽかプロジェクト事務所の日常とそれぞれの「おもい」について [2012年03月13日(Tue)]

インターンの榊原です。今回は、私が通っているぽかぽかプロジェクト事務所の日常とそこで触れる「おもい(想い・思い)」についてお話しします。

FoEが他3団体と合同で行っているぽかぽかプロジェクト(以下ぽかプロ)は、フクロウの会さんの事務所内(飯田橋)にその事務所を構えています。私は規定のインターン時間の内、半分の時間をそこでの業務に当てているのですが…

「あー、また利用者さんからキャンセルだよー!」小さな事務所に、ぽかプロ専属職員・堀田さんの明るくも悲痛な叫びが響きます。その傍で、着実に仕事をこなすのは岡野さん。私がFoEから来ているように、フクロウの会からのボランティアスタッフで、旅館さんや利用者さんへの対応に追われる堀田さんには手が回らない書類の作成や、寄付者さんへの対応やお礼メールなどを担当しています。その隣には、ぽかプロの「参謀」とも言える、FoE原発チーム職員の満田さん・フクロウの会代表の阪上さん。今後のぽかプロの方向性や、企画について話しています。

このように、事務所は利用者・実施団体関係者・寄付者が交差する場所なのですが、その環境にいると、人から人への「想い」をつなぐのは難しいと感じます。私は寄付者の方々への対応を担当している事が多く、「微力な貢献ですが、子ども達を避難させてあげて」というメッセージをよくいただきます。プロジェクト実施関係者としても、できるだけ多くの渡利のご家族にぽかプロで一時避難・保養してもらえれば、と願っています。でも実際は、キャンセル料がほぼかからないためか直前になって取りやめる利用者さんも多く、それでキャンセル待ちのご家族の手配が間に合わないことも…そういう時は、寄付者や、実施関係者の想いは伝わっているのかな、と思う事もあります。

その一方、ぽかプロが利用希望者の「思い」に対応できていないと感じたり、東京にいる自分には現地の方々の「思い」が想像できず至らない所も多い、とも感じます。例えば、ぽかプロは現在の運営力などをかんがみ、福島市内の4地区を対象にしていますが、他にも線量の高い地区はあります。そういった他地区の方々から問い合わせをいただき利用をお断りする時は、とても歯がゆい思いです。また、宿泊案内の電話をすると、放射線量やお子さんの健康の不安について話してくださる利用者さんもいらっしゃいます。日常に否応なく放射能汚染が入り込むというのは、具体的には何が起こり、どれほど不安なことなのか。その不安がありながらもその場に留まるというのは、どれほど色々な事情や悩みを抱えてのことなのか。受話器越しにお話する度に、その思いを想像できていなかった自分に気づきます。

そのような難しさを感じつつ、今日もぽかプロ事務所では、堀田さんの明るい電話対応の声が響き、岡野さん・私が手伝い、満田さん・阪上さんが話し合っています。そして、ここには書けませんでしたが、福島現地で頑張っている実施団体(渡利の子ども達を助ける会、ふくしま子どもネットワーク)の方々や旅館さん・他関係者さん、そして言うまでもなくたくさんの寄付者・利用者のみなさんとのつながりあってこそ、このプロジェクトは成り立っています。それぞれの「おもい」をつなげられますように。そう願って、今日も仕事に勤しむ榊原でした。

★わたり土湯ぽかぽかプロジェクトの詳細はこちら↓
http://www.foejapan.org/energy/action/111212.html
Peace On Earth [2012年03月13日(Tue)]


インターンの三上です。

3月10日(土)・11日(日)、日比谷公園で、Peace On Earth 3.11東日本大震災市民のつどいが開催されました。

1日目は、雨の影響で、ステージの前に数十名しか集まっていませんでしたが、2日目は、天気が良くステージの前に非常に多くの人が集まって各ブースも賑わいとても楽しいイベントとなりました。

1日目
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2日目
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FoE Japanのブースでは、ぽかぽかプロジェクトの概要・利用者の声・写真を展示して多くの人が立ち寄ってくれました。ぽかぽかプロジェクトとは、福島市渡利から車で30分ほどの土湯温泉の旅館に、週末やウィークデイに、渡利の子供たちを一時避難させようというものです。この募金には多くの方が協力してくれました。また、パンフレットやニュースレターなどのチラシを置いたり、大飯原発3・4号機の再稼動を阻止するための署名を行ったりしました。また、参加者に今感じていることや考えていることなどを自由に付箋紙に書いてもらい「想いのなる木」の絵に張りました。みなさんからのメッセージを一部ご紹介します。

2012 原発のない夏を!!
つながり一歩ずつ。
自然と共に!
こどもたちが笑顔で元気に外で遊べる日本に!!!
みんなで変える!たくさんの世界からなる世界をつくる!

様々なメッセージ、ありがとうございました!

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2日目のプログラム、参加者団体アピールというところで、私はFoE Japanの団体説明や活動内容に加えて、今、自分が感じていることを参加者の皆さんに伝えることが出来ました。このような機会を与えてくださり本当に感謝しています。この時の言葉を引用します。

私自身もインターンとして、今年1月に開催された脱原発世界会議や政府交渉などに参加して、今、様々なことを感じています。3.11は、確かに、多くの犠牲が生じわたしたちにとって辛い出来事となりました。しかし、それで終わらせるのではなく、より良い社会を構築していく機会に変えられたらなと思います。そのためには、みなさんの協力が必要です。3.11から1年が経ち、みなさんはそれぞれ様々な想いを抱いていると思います。「2度と福島のような悲劇を繰り返したくない」「脱原発をして再生可能エネルギーに転換したい」。その一つ一つの想いが集まって、これから持続可能な社会へ変えていく大きな力になると思います。

今回、私はFoE Japanのブースの担当をして、最初、成功するか心配でしたが、他のインターン・ボランティアさんの協力もあってとてもうまくいったので良かったです。

エシカルな製品を求めて [2012年03月06日(Tue)]


インターンの三上です。

2月27日にYMCAアジア青少年センターで、フォーラム「米国金融規制改革法と紛争鉱物の日本企業への影響」が開かれました。

私たちが普段使用している携帯電話、テレビ、ゲーム機などの電子機器や家電製品などにはレアメタルやタンタルなどの金属が含まれています。これらは日本であまり採掘できないため、中国や南アフリカ、インドネシアなど様々な国から輸入されています。

この鉱物が採掘される上で以下のような問題が引き起こされています。
自然が破壊され生物多様性が失われる。
その土地にもともと住んでいた人々が移住せざる負えなくなっている。
子供たちが強制的に働かせられている。
武装勢力の資金源となり紛争が持続している。

私はこれまで自分が使っている製品がどこから来てどのような過程で作られたのかということを考えたことがありませんでしたが、今回のフォーラムを切っ掛けに、製品が出来上がるまでの経緯も意識する必要があると思いました。

確かに、採掘されているのは私たちの住んでいるところから遠く一見関係ないように思えますが、私たちが得ている「便利さ」は上記のような犠牲を伴って与えられているという意味で繋がっており非常に重要な問題です。

私たちにできること、それはまず「知る」ことです。このような現状を知らない人が大半を占めているので、私もより多くの人に伝えていきたいと思っています。製品の背景にある問題を一人一人が意識することで少し変わってきます。

企業がこのような過程で生み出された鉱物によって製品を作らないようにするためには私たち市民の声が必要です。今、「エシカルケイタイキャンペーン」という活動をしています。エシカルとは道徳的な・倫理的なという意味です。ぜひ、署名でエシカルな製品を企業に求めましょう。

ご協力お願いします。

エシカルケータイキャンペーンおよび関連情報はこちら↓
★鉱物資源と私たちのくらし http://www.foejapan.org/aid/metal.html
わたり土湯ぽかぽかプロジェクト―子どもたちと楽器づくり [2012年03月06日(Tue)]

こんにちは、ボランティアスタッフの安川です。
わたり土湯ぽかぽかプロジェクト、2月25日のワークショップのご報告です。

雪積もる福島に着くと、レンタカーを借りて土湯温泉町の鷲倉温泉旅館へ。スタッドレスタイヤでも、つるつる滑る道路に一行はドキドキしながらも、なんとか旅館に到着することができました。

旅館には、すでに到着していた利用者のご家族、子どもたちもいて、息をつく間もなく座談会&ワークショップに突入しました。

親御さんたちは、旅館の一室を借りて、普段はなかなか話すことができない思いやこれからどうしていくかということを、渡利の子どもたちを守る会(Save Watari Kids)の菅野さんを中心に話しあっていたそうです。

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そして、ボランティアスタッフたちは、エネルギッシュで元気一杯の子どもたちが待ち受けるワークショップへ。

パック飲料の紙パックや紙コップを利用して、ギターやマラカスを子どもたちと一緒に作りました。予想していた工程には収まりきらない子どもたちの発想力にスタッフはたじたじになりながらも、楽しい時間を過ごしました。

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雪が降っていた影響もあるのか、ガイガーカウンターで測った空間線量は福島駅周辺ででも、それほど高くありませんでした。そして鷲倉温泉の線量は、東京の線量よりもさらに低いくらいの水準でした。

子どもたちが安心して過ごせる場所で、元気に暮らしていくことができること、そういう普通の機会が保障されていくことの大切さを実感する機会になりました。

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緑化隊交流会 [2012年03月01日(Thu)]

こんにちは、スタッフの和田です。

報告が遅れましたが、18日に「緑化隊交流会」を開きました。
来てくださったみなさん、ありがとうございました。


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これまで協力くださったみなさんに、活動状況や緑化の経過をお話しできました。

砂漠緑化活動を始めて11年。活動地には緑がぐっと回復しています。
周辺の状況もだいぶ変わってきました。放牧制限などの対策が浸透し、地域全体で、砂漠化を防ごうという考えが広まっています。

そんな現地の変化や近況も感じていただけたかなと思います。

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いつもツアーで立ち寄る大砂丘地帯が、たくさんの草に覆われている様子に、初期の頃の参加者は驚いていました。

その写真がこちらです。

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これまでは緑化を広めることを主眼にしてきましたが、いまは緑を維持する、育てるというところで、住民のサポートや、地元政府への提案に力を入れています。

3月は、春から始まる活動の最終調整に、スタッフ成田が現地へ出かけます。12年目の活動が始まります。
ゴールデンウィークの27次隊も募集中です!