5/14セミナー報告「乱開発と闘うサラワクの民」 [2013年05月17日(Fri)]
|
今月から、インターンとして活動中の辻野です。
主に「森林」と「気候変動」で活動しています。 5/14に丸の内さえずり館で行われたセミナー「乱開発と闘うサラワクの民」へ参加しました。 平日にも関わらす10数名の参加があり、熱心に話を聞いておられました。 会場から積極的に質問もあり、時間が足りないくらいでした。 会場となった丸の内さえずり館、初めて伺いましたがとてもいいところでした。 スタッフの方にもやさしく対応していただき、ありがとうございました。 また時間があるときに個人的に遊びに来たいと思います。 ☆内容☆ 今回のセミナーではマレーシア、ボルネオ島のサラワク州において近年顕著に進む森林開発と、その影響について紹介がありました。 ボルネオ島には豊かな熱帯雨林が広がり、多様な動植物からなる生態系が育まれています。 この島の住民はこの豊かな生態系に衣食住をゆだね長い間共存してきました。 サラワク州では人口の大半はこのような先住民族たちです。 ところがその生活が、近年乱開発によって脅かされているというお話でした。。 開発を行っている企業は、木材確保や食用油のためのプランテーションを作るため森林を大規模に伐採しています。 すなわち住民たちの自然と共生した暮らしが島内のあちこちで脅かされているのです。 ☆ トム・エドワードソンさんからは現地の人々や彼らの伝統的な生活様式について、 たくさんの写真とともに紹介してもらいました。 その中でも、大家族が一つ屋根の下で笑顔で暮らしている様子が特に印象的でした。 また開発に追われた住民たちが地元のNGO団体などの支援を得て、 自分たちの土地と生活を取り戻すべく闘っている様子が紹介されました。 先ほどの写真とは一転、みな険しい表情であるのが印象的でした。 ※当日の発表資料は≪ここ≫で見られます 三柴淳一さんからは、この地域で起きている乱開発が日本と無関係ではないというお話がありました。 日本はこの地域の大規模開発によって産出される木材や油脂の大部分の輸入国だからです。 また、日本の企業がこのような開発に携わっている事例も紹介されました。 詳しい数値などはともかく、私たちの生活と結びついているということです。 ※当日の発表資料は≪ここ≫で見られます ☆ 今回のセミナーに参加して、初めて乱開発の現状の一部を知りました。 乱開発という言葉は聞いたことがあっても、具体的にイメージできていなかったのですが、 実際そこで生活している人たち様子を知ることは貴重な経験でした。 現地で生活を守る取り組みは今も行われているということでしたが、 開発のスピードが速く、規模も大きいため、現実にはなかなか成果が上がっていないと感じました。 まずはより多くの人が「問題が存在しているんだ」ということを認識する必要があると思います。 FoE Japanはこれからもこの問題を皆様に報告していきます。 皆様からも活動に対して積極的にご意見、ご提案を頂けると嬉しいです。 直近では次のような機会を設けています。 ≪森林開発≫ 1.サラワクOPENミーティング:5月18,25日 2.サラワクの活動家来日企画:6月8日13:00から(市ヶ谷) ※詳細はお問い合わせください。 ≪FoE Japanの活動≫ 2.そこが知りたい!FoE Japan:6月9日13:20から(池袋) http://www.foejapan.org/event/supt/130609.html みんなの知恵を集めて、一緒に現状を解決していきましょう。 |




