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ぽかぽかプロジェクトin猪苗代 2013年9月 [2013年10月04日(Fri)]

ボランティアスタッフの矢野です。
9月21日〜23日、猪苗代シャアハウス「マミーズタミー」でぽかぽかプロジェクトin猪苗代を実施しました。
私は、21日に福島で「原発事故被害者の救済を求める全国集会」があり、事務局のお手伝で、21日の夜、参加者の皆さんに遅れての猪苗代着となりました。
今回参加メンバーは3歳から中学2年生までの19名の子どもたちを含めた総勢23名でした。
会ったその時から、笑いにあふれたその集団に私たちスタッフはすっかり引き込まれてしまいました。
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初日は遅くまで起きていたのに翌朝はびっくりするほど元気。(いつも驚きますが)
21日の夜、小児精神科の小林先生が来てくださって、子どもたちと楽しそうに、思いっきり真剣に遊んでくださいました。でもお母さん方が、話を聞きたかったな?と・・・
是非次の機会には、お話もしていただきたいと思います。

翌日は快晴、ちょっと肌寒いぐらいの気候でしたが、いつもネイチャーツアーをお願いしている猪苗代町会議員で写真家の佐藤悦男さんに連れられ、車に分乗して猪苗代湖畔に行きました。
天然の石英のキラキラ混じる不思議な砂浜(細かいが摩耗していない天然ガラスがたくさん混じっていてほんとに不思議!)で、砂浜遊びと思いきや、5分もしないうちにみんなびしょびしょで水遊びや中には泳ぎ始めてしまう御仁も。
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さすがはお母さん、小さな子どもたちの着換えは持っていましたが、さすがに小学校5年生のボーイズたちは用意がなく、この濡れたパンツのままずっと遊ぶことに。。
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お昼はピタパンサンド、ほのぼの運動(ジェーシー・コムサ)から支援でいただきました。
朝さっと焼いてきたピタパンに、みんなで作ったポテトサラダとキュウリとチーズ、ハムをウインナーソーセージを詰めて、湖畔のブルーシートの上で即席ピタパン屋さんが開店しました。
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「小さい子からにしようよ」「そうだ」「それがいい」腹ペコの小さなお姉さんたちが言い出して、自分の好きなものをリクエストして食べました。ピタパン屋さんは大忙し。

その後、湖畔の大きな公園に行き、遊具やボールで遊びました。
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なんと遊具の途中に蛇が・・・青大将がお昼寝をしていました。
佐藤さんが「蛇は昔から縁起の良い生き物、神様の化身として大切に思われていたんだよ」と教えてくださり、係りの人は2本の火ばしで逃げ惑う蛇をようやく捕まえ、近くの藪に逃がしてあげてました。

湖畔から着替えに戻ったびしょびしょボーイズ2人と居残り組のガールズ2人は近くのカメリーナ公園に行きました。サッカーをしていたはずが、なぜか噴水でまたもやびしょびしょに。

その夜、素敵なサプライズがありました。
夕飯後、13歳になる女の子のお誕生日を友だちやお母さんたちが、秘密に準備してきていて、みんなでサプライズのお祝いをしたのです。
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壁に飾りつけ、クラッカーを準備して、みんなで真っ暗の中、ドキドキ待ちました。
本人登場!ぱんぱんぱーーーん。「お誕生日おめでとう♪」「♪おめでとう♪」「♪おめでとう♪」スタッフを入れて27人の大パーティー。
素敵なティーンエイジャーの第一日目です。
ケーキのスポンジを焼いてきてくださったお母様が、飾りつけをした素敵なバースデーケーキと小さい人用にはカップ型のケーキに生クリームを乗せ、好きなトッピングをするスペシャルケーキ、みんな夢中です。
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あっという間の3日間、熱を出してしまった子がいたけれど、やさしく寄り添う友人とマミーズタミーオーナーのかずみさんの温かい看病に、きっとそれも大切な1ページになりそうです。

今回ぽかぽかは、直前に決まったメンバーで、子どもたちも全員が顔見知りだったことや、兄弟・姉妹が多い家族が集まってことで、集団生活のスペシャリストたち。
いつも誰かが泣いて、誰かが喧嘩しているけれど、小さなトラブルも自ら解決したり、自分たちでルールを作ったりして、食事の準備も入れ替わり立ち代わり手伝ってくれたり、大きな人たちが小さな人たちのお手伝いを仕切ってくれたり、本当に見事な集団でした。
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今回もグリーンコープ長崎さんから食材の一部を寄贈いただきました。
子どもが多いことは大変なことも多いだろうけれど、それ以上に素晴らしい財産であり宝物だと思いました。

子どもたちのエネルギーはいつでも無限です。子どもたちの笑顔とお母さんたちのパワフルエネルギーに、すっかり癒されたスタッフでした。
今回急な依頼にも関わらず、初めてのスタッフ2名(土川さん須崎さん)が東京から参加してくれました。

スタッフ参加の土川俊樹さんから一言
大家族を中心に子どもたちの素直で温かな心に触れ、穏やかな気持ちになりました。
反面、お母さんたちの放射能に対する不安を目のあたりにして、この現実がきちんと世の中に伝わればと思いました。
スタッフ参加の須崎邦子さんから一言
簡単なお手伝いと、ご家族と話をしたり、子どもたちと遊んだりしました。
僅かな時間でした。
でも、今できる事をすれば、次出来る事につながることを知り、その積み重ねが、何かにつながる力になりたい....と思います。
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