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違法森林伐採と先住民族の方々 [2012年05月16日(Wed)]

はじめまして。森林チームインターン生のひぐちです。
大学3年生をやっています。

今日は先日5月9日に行われました違法森林伐採のセミナーについて書きます。
(イベント概要はこちら→http://www.foejapan.org/forest/doc/evt_120509.html
社会人の方から学生の方まで約70名ほどの方に参加していただきました!

セミナーは初参加だったのですがたくさんの方々がいらっしゃいます。
セミナー状況.jpg

こちらがセミナーの様子です。
皆さん真剣に耳を傾けています。

講演者6名の方々には世界の違法伐採の現状と対策や日本の取り組み、また違法伐採が行われているマレーシア・サラワク州の現状についてお話していただきました。

特に会場の人々の心に強く訴えかけたのはマレーシアから来てくださったジョクさんとマティアスさんのお話。
1336542794257.jpg
(現地の写真を見せながら話をすすめます。)

 先住民族の方々は違法業者の持つ、住民との事前相談なしの一方的な伐採許可証によって彼らの財産である森を勝手に伐採され、そして生活を追われています。
先住民族の方々の土地の権利が認められていないのです。

 その上、彼ら先住民族の方々がこれらの企業に話し合いの場を設け改善を求めようとしても前向きに取り組んでもらえず、
そして法律上問題ない、と処理されてしまうそうです・・・。
愕然とする状況ですね。

 そして私たち、木材消費量が世界3位である日本ですが日本は輸入木材のうち、
違法伐採の可能性がある木材の占める割合がもっとも世界で高く、
一人あたりの違法伐採消費量(推測)が世界でもっとも多いそうです。
その中には、ジョグさんやマティアスさんの住むマレーシアからのものも含まれています。

 つまり、私たちの消費行動によって知らないうちに先住民族の文化や生活を脅かし、環境破壊を助長しているかもしれない、という事です。
日本では認知度の低い違法森林伐採ですが、私たちの身の回りにあるたくさんの出所のわからない机や紙などを見渡し、
そして彼らのことを考えるととてもショッキングでした。

 現在、世界レベルで違法伐採対策にむけて取り組みが進む中、日本では取り組みが遅れ違法伐採がしっかり規制されていません。
 価格競争が進む日本の市場社会の中にいるわたしたち消費者はどのように行動すればいいのでしょうか・・・?
考えてみてください。

さて、講演のラストでは講演者の方々に質問できるパネルディスカッションが行われました!
1336545706380.jpg
質問票をたくさん頂いたので全体では全て答えきれない、という状態で
みなさまのご関心がとても高いのが伺えました・・・!
質問内容も興味深いものばかりでした。
(写真を見るととてもインターナショナルですね)

ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました!

違法伐採撲滅までは道のりが長いのですが
FoE Japan森林チームでは森林を破壊しない木材”Fair Wood”の普及を中心にこれからも活動を行っていきます!
遠いようで身近な森林の違法伐採問題、ぜひ応援お願いします。


1411g2e52sdt.jpg
※会場ではFoE Japanと地球・人間環境フォーラム編著のFair Woodの本を販売していました。
各国の違法伐採対策についてとても詳しく書いてありますのでご興味のある方はぜひ事務所までご連絡ください!(税込み2300円)
(1.5cm程の厚さで詳しく書いてあり、まるで教科書のようです・・)
FoEインターン・ボランティアの日常(4) [2012年05月15日(Tue)]

こんにちは、ボランティアの斉藤です。

さて、今回は「政府交渉」の様子を紹介したいと思います。

「政府交渉」は、国会議員に直接働きかける「ロビー活動」とは違います。政府交渉の相手は、官僚の人たちです。建前は「政治主導」になっても、官僚の力がまだまだ強いのが実情なので、官僚に直接働きかけるための場が必要になるのです。

院内集会と同じように、政府交渉も議員会館の中で行われます。文部科学省や保安院などの関係省庁の代表者が、市民からの質問や要望に答えていきます。福島原発事故以降、FoEや他の市民団体は、「子ども20ミリシーベルト問題」、「原発事故原因」など、様々なトピックに関して政府交渉を行ってきました。

スタッフの満田さんは、市民の代表として交渉を進めることが多いです。準備された資料をもとに、満田さんや他の市民代表が鋭い質問をしていきます。「子どもに年間20ミリシーベルトの被ばくを強いるのは、国際的な基準や日本の法律に照らしてもおかしいのではないか」、「どうして、異なる地域で避難基準が違うのか」、「データをもとにすると、地震で放射能漏れが始まった可能性を否定することはできないのではないか」、などなど。

それに対して官僚の人たちは、現行の政策や方針を維持することに全力を注ぎます。2時間近く交渉しても、官僚の人たちから引き出せる言質は、「次の交渉までに、現在の見解・政策を再検討してきます」というような微々たるものであることが多いです。このような交渉を積み重ねて、政策や方針がやっと少しずつ変わっていくのです。

僕が社会学者として冷静に見ていても、政府交渉で発言に説得力があるのは、官僚よりもNGOと市民の人たちの方です。それでも官僚の人たちはなかなか現行の政策や方針を変えようとしません。発言をする際に、怒りで声が震えてしまう市民の人たちがいるのも理解できます。

このように鬼気迫る政府とのやり取りと表裏一体となっているのが、もっと楽しい雰囲気で行われる市民の人たちとの対話です。政府を動かすための政策提言をするためには、政策提言の内容に対する市民からの支持が欠かせません。次回は、FoEが行っている市民向けセミナーやイベントの様子を紹介します。
FoEインターン・ボランティアの日常(3) [2012年05月08日(Tue)]

こんにちは、ボランティアの斉藤です。

みなさんは、「院内集会」や「政府交渉」とは何かご存知ですか?僕は、FoEでボランティアをするまで知りませんでした。この2つは、脱原発・エネルギーシフトに関して、FoEが政策提言をするために重要な役割を果たすものです。

実は、FoEが脱原発・エネルギーシフトに関わり始めたのは、福島原発事故以降です。事故をふまえてスタッフの間で徹底的に議論をした結果、脱原発・エネルギーシフトのチームを作ることにしたそうです。チームのリーダーには、政策提言の経験が豊富な満田さんがなりました。

まずFoEは、様々な分野で活動する市民団体や環境NGOのネットワークを作ろうと決めました。福島原発事故は、健康被害、原子力工学、エネルギー政策など、多数の領域を包括する非常に複雑な問題を人々に突きつけました。そのような複雑な問題に対応するため、FoEが事務局となって2011年4月に立ち上げたのが、eシフトという脱原発・エネルギーシフトのネットワークです。

FoEはeシフトと一緒に、市民向けのシンポジウムを開催しつつ、「院内集会」を開いてきました。院内集会とは、忙しい国会議員が出席しやすいように議員会館の中で行われる、専門家を交えたセミナーのことです。このような院内集会を開く事により、脱原発・エネルギーシフトを支持する議員の数を増やし、そのような議員を政策の面でサポートしていくことを目的としています。また、院内集会を市民にも開かれたものにすることで、国会議員に市民の声を吸い上げてもらう機会も提供します。

僕が院内集会でよくお手伝いをすることは、議員会館の入り口で通行許可証を市民の参加者の人たちに配布する仕事です。また、会場内での受付や、質疑応答のときのマイクランナーもしました。このようなお手伝いをすることで、脱原発・エネルギーシフトを巡る政策議論の最前線を垣間見ることができ、とても勉強になりました。また、どんなふうに国会議員と市民団体がやり取りをし合うのかも直接見ることができ、「政治」が身近に感じられるようになりました。みなさんも、一度ぜひ来てみて下さい。とても面白い「社会見学」になると思います。

さて次回は、参加者全員がヒートアップして、いつも時間延長してしまう「政府交渉」の白熱した様子を紹介します。
(ボランティア 斉藤)
FoEインターン・ボランティアの日常(2) [2012年05月01日(Tue)]

こんにちは、ボランティアの斉藤です。

さて今回は、FoEの政策提言活動がどのように行われているのか、具体的な例を挙げて紹介したいと思います。

まずは、関係省庁との協議会です。日本政府は、海外での様々な事業にお金を出しています。国際環境NGOとしての FoEの仕事は、その海外事業が持続可能なものであり、かつ地元の人々の生活に貢献しているかをチェックすることです。

例えば、日本の外務省がODA (Official Development Assistance)として金銭的な援助をしている海外での灌漑事業は、地元の人々に事業計画の充分な説明がされていなかったり、そもそも地元のニーズに見合わない部分もあったりします。また、日本政府の国際協力銀行が融資をしている海外の鉱山開発の事業は、近くの川を汚染し、地元の漁業などに悪い影響を与えている疑いもあります。

FoEのスタッフは実際に現地に行き、地元の人たちを対象にして聞き取り調査をしたり、地元のNGOと協力して、事業の環境に与える影響を調べたりします。このようなリサーチの結果をもとにして、関係省庁との協議会に臨み、事業計画の改善や見直しについて提言をしていくのです。

僕は昨年、FoEの委託研究員で普段はフィリピンに住んでいる波多江さんと一緒に、国際協力機構や国際協力銀行との協議会に出席する機会がありました。協議会の前には波多江さんが作った書類に目を通し、協議中はメモをとり、協議後は簡単な議事録を作りました。

このような協議会の見学を通して僕が学んだことの一つは、ODA関連の事業がトップダウンで行われることで、様々な弊害が生まれているということです。地元の自然環境や住民のニーズを正確に把握しないまま事業が進むことが多いので、地元の利益になるはずの事業が、逆に地元の住民の生活水準・環境に悪影響を与えてしまう。事業に関わる当事者の声をきちんと吸い上げ、民主主義の原理に基づいて事業計画を立てていくことが重要なのだと痛感しました。

さて、次回のブログでは、 FoEの脱原発・エネルギーシフト分野のエースとも言うべき満田夏花さんが登場します。僕は今までに何回か、満田さんが中心となって開催した様々な院内集会や政府交渉のお手伝いをする機会がありました。そこで僕が見たのは、福島原発事故被害の最小化と、脱原発・エネルギーシフトを求め、政府に果敢に挑んでいくFoEと他の市民団体の人たちの姿でした。
水Do!キャンペーンが「アースデイ東京2012」に出展 [2012年04月25日(Wed)]

インターンのウチヤマです。
4月21日(土)22日(日)に、代々木公園で行われた「アースデイ東京2012」に、水Do!キャンペーンで出展しましt。2日とも曇りで寒いくらいのお天気でしたが、本当にたくさんの人が代々木公園に集まっていました。

ブース2.JPG

ステージからすぐ近くのFoEブースでは、来場者にペットボトル飲料の環境負荷や水道水見直しについて解説したパネルをご覧いただきながらクイズに挑戦していただきました。
また、学生の来場者には、キャンパスでの飲料利用についてのアンケート に協力していただきいました。
そして、マイボトルを持参した方には 無農薬栽培の抹茶(とってもおいしいんですよ!)を水道水でシャカシャカつくる体験をしていただきました。

ブース1.JPG

そしてなんと2日目には、ミス・アース・ジャパン2011の前田智子さんが応援にかけつけて下
さいました!!
同じ人種とは思えない美しさ‥ボランティアさんも私も、しばらく見とれてしまうほどでした。
前田さんはシャカシャカ抹茶のデモンストレーションを おこなったり、みずから来場者に水Do!キャンペーンについて説明してくださいました。

ミス・アース ブース 小.JPG

さすがアースデイとだけあって、ブースには、意識の高い来場者がたくさん訪れました。社会人の方をはじめ、学生さん、ほかのNGOに参加 している方、はたまた大学の先生などなど、多種多様な人たちと意見交換をできて、私にとっても、とても有意義な2日間となりました。

ちなみに、ブースの運営には、両日あわせて、約30人ものボランティアが参加してくださした。参加して下さった方々、本当にありがとうございました!
これからも水Do!キャンペーンではさまざまな活動を行っていく予定ですので、応援よろしくお願いします。

集合写真 小.JPG
FoEインターン・ボランティアの日常(1) [2012年04月25日(Wed)]

こんにちは、ボランティアの斉藤です。

これから数回にわたり、FoEインターン・ボランティアの日常を紹介していきます。「 FoEでインターン・ボランティアをやってみたいけど、みんなどんな仕事をしているのだろう?」と疑問に思っている方々の役に立てると幸いです。

僕は、2011年の9月から週2回(水・金の午後1時から5時過ぎまで)のペースでボランティアをしてきました。ボランティアを始めようと思ったきっかけは、福島原発事故でした。普段はハワイ大学マノア校の社会学部で准教授をしているのですが、2011年の8月末から10ヶ月間東京に滞在することになり、滞在中に脱原発・エネルギーシフトの運動のお手伝いをしようと決意しました。

どの環境NGOでボランティアをしようか、ハワイにいる間にインターネットで色々と調べました。FoEに決めた理由は、規模が比較的小さいため、責任とやりがいのある仕事を任せてもらえそうだからでした。

予想通り、9月第1週にボランティア採用面接のために事務所に行ったその日に、脱原発・エネルギーシフトのパンフレットの英訳を任されました。次の週には、イギリスの財団に助成金申請をするための書類準備を手伝いました。

僕は、スタッフの吉田さんと渡辺さんの下で仕事をしているのですが、彼女たちは、事務所での仕事に加えて、政策提言のプロセスについて勉強する機会もどんどん与えてくれました。彼女たちと一緒に議員会館で行われる院内集会や政府交渉、各省庁で行われる協議会などに参加することで、「政治」がぐっと身近に感じられるようになりました。

また、FoEのスタッフの皆さんは、インターンからの提案を真剣に聞いてくれます。2012年1月から3月までの間、スタッフの篠原さんたちと協議し合って、インターン制度の拡充、ツイッターやフェイスブックを使った広報戦略などに着手しました。「将来は環境NGOで働きたい!」という人たちはもちろんのこと、「将来は大企業ではなく、ベンチャー企業で働いてみたい!」というタイプの人たちにも、 FoEでのインターンはとてもよい経験になると思います。

また、定期的に事務所に来られない方には、週末にあるイベントの単発ボランティアがおすすめです。業種や年齢の違う他のボランティアの人たちと知り合いになれて、とても面白いです!

次回のブログからは、FoEの真骨頂である「政策提言」がどのように行われ、その過程でインターン・ボランティアがどんな手伝いをするのか、省庁との協議会や政府交渉などを例に取り上げて紹介していきます。
事務所移転しました! [2012年04月19日(Thu)]

こんにちは。スタッフの篠原です。
前回予告した事務所の引越し、無事に終了しました!

「狭くなるんだ」と思うと、案外捨てられるもので、スタッフ総出で、ばっさばっさと要らないものを捨てていきました。それでも、やっぱり荷物は多いもので、引越し屋さんからいただいたダンボール200個をきっかり全部使い切って箱詰め終了。

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14日の引越し当日、雨の中、引越し屋さんが手際よく荷物を運んでくれて、15時頃には荷物の移動が完了。カオスだった事務所がすっきりきれいになりました。・・・実はこんなに広かったのです。

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旧事務所を片付けて、新事務所へ行ってみると、当然のことですが、いっぱいいっぱい。

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でも、月曜日にはなんとか仕事の出来る状態になりました。
新しい事務所は、机同士が近くなった分、コミュニケーションがとりやすくなった感じです。お勧めポイントは、窓際の会議スペース。今は雑然としていますが、これから床板を敷いてフェアウッドな空間にする予定です。

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新しい事務所への行き方はこちら
http://www.foejapan.org/info/contactus.html

お近くにお越しの際は、ぜひ覗いてみて下さい。

(総務 篠原ゆり子)
サポーターカフェ〜事務所のお花見会 [2012年04月11日(Wed)]

こんにちは。スタッフの篠原です。

ついに、FoE Japanの事務所が移転します。引越しは今週末。
2006年9月にこの場所へ移転してきてから、毎年のように引越しの噂が流れて、
またか、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は本当です。

引越しを前に最後のイベントを、ということで、
4/7(土)サポーターさんを誘ってお花見会を開催しました。

桜はちょうど満開。校庭の桜を眺めながら、ビールと手作りおやつとお菓子で、お茶会をしました。サポーターの集まりには初参加という方もいらっしゃいましたが、みなさんの関心の高い放射能の問題や森林問題などで話が盛り上がっていました。
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引越しに向けて、事務所も少しずつ片付けモードです。
いらないものはばっさり捨てて、新しい事務所で心機一転!できるようにがんばります。
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↑名残惜しい、今の事務所です。さてさて本当に片付くのでしょうか・・・。

(総務 篠原ゆり子)
3/25-26「地元」福井県へ〜大飯原発3・4号再稼働STOP! [2012年04月02日(Mon)]

スタッフの吉田です。
3月25日、26日と大飯原発再稼働問題が切迫する福井に出張、集会参加とともに申し入れをしてきました。

25日(日)は、13時から福井県庁となりの公園で「大飯原発3・4号機反対集会」が開
催されました。
京都、大阪や東京からもふくめて、約700人が集いました。



原子力発電に反対する福井県民会議代表で明通寺住職の中島哲演さんが、大飯原発の再稼働阻止とともに、長年たたかってきた原発推進体制そのものへの抗議として、「個人的な思いで」とことわられて、31日まで1週間断食をする決意を発表し、詩「あとからくる者のために」を力強く朗読されました。

集会途中から急に空模様が変わり、雹と雨に降られながら、駅前までのデモを行いました。まるで現在の再稼働をめぐる情勢のような、変わりやすい福井の天気です。

その後、福井県庁の隣のホテルのグリーンピース・ジャパンの臨時事務所「福井アクションセンター」に集まり、地元や関西からの参加者と、再稼働ストップに向けて地元で、全国で取り組もうと、情報交換を行いました。

翌26日(月)には、福井県民会議などのメンバーとともに、福井県庁の原子力安全対策課に申し入れを行いました。朝10時前にロビーに集合、参加メンバーは、福井県民会議、ストップザもんじゅ(大阪)、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(大阪)、アトムフリー・ヤーパン(ドイツ)、グリーンピース・ジャパン、そしてFoE Japan。

今回、日本の原発の再稼働について、遠くドイツの環境団体からも懸念の声があがり、日本政府と福井県、おおい町に対する公開要請書をまとめるに至りました。それを持って、再稼働の問題は、福井だけの問題ではない、国際社会が注目しているということを訴えました。

担当課長からは、「福井県としては、少なくとも福島原発事故を受けた暫定的な安全基準が示されるまでは再稼働は受け入れないと表明しており、その方針は変わっていない」とのこと。
しかし、申し入れには参加人数10名まで、時間は20分以内と制限され、質問もほとんどできない、など市民意見が重視されているとは言いがたい対応には、一同違和感・失望を覚えずにはいられませんでした。

記者会見の後、県庁ロビーで座り込みを開始した中島哲演さんとグリーンピース・ジャパンのメンバーに挨拶したのち、今度はおおい町に向かいました。アトムフリー・ヤーパンの高田さん、公開要請書作成に関わった滋賀県在住のラウパッハさん、そして、京都、東京からのメンバーの合計7名で、おおい町役場の原子力安全対策課へ。

当日の朝に電話をしたにも関わらず、課長ふくめ3名で対応してくれ、時間も県庁とは異なり1時間強を取ってもらえました。おおい町長も表明しているように、福島原発事故を踏まえた暫定基準が大前提であり、現在のストレステストのみでは、町として受け入れられない、とのことでした。
安全対策については住民の感情をもとに判断する、としており、その方法として「国による説明会はケーブルテレビで放映する、臨時議会や全員協議会で協議する、未定だがアンケート等を行う」とのことでした。
しかし、説明会について保安院に要求しているが、まだ日程も含め何も連絡がない、とのこと。

予算面も含め、原発と離れることはできない立地自治体。しかし、だからこそ今、新しい道を見つけることができないのか。
全国・海外からも、おおい町の判断に注目し、慎重な姿勢を応援している、またぜひ、近隣自治体と連携してほしいと伝えました。

最後に、ここまできたのだからと、大飯原発の入り口まで、行ってみました。
大飯原発は、役場から山道を15分ほど行った半島の先端にあり、おおい町からは見ることもできない、はずれのはずれにあります。この日はPR館も休みで、トンネルの入り口(関電私有地への境界)まででしたが、いかに行きにくい、「はずれた」場所が選ばれているか。

おおい町の人口は8000人。福井県全体(80万人)から見ても、わずか1%です。ここだけを「地元」とする考えのあまりの矛盾を実感して帰路につきました。
                                (吉田明子)

>ドイツ環境団体から福井県知事・おおい町長に要請書提出
「大飯3,4号機の拙速な再稼働をやめ、広く住民に説明と公聴会開催を」
http://www.foejapan.org/energy/news/120326.html

>3月25日集会の様子(IWJ福井チャンネル)
http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukui1
春の植樹準備へ 〜内モンゴルから報告〜 [2012年03月15日(Thu)]

こんにちは、スタッフの成田です。

まもなく始める春植林の準備に現地に来ています。
到着の数日前に降った雪がまだ残っていました。

img_sbk120315_1.jpg

地域には常緑樹はほとんどなく、この時期の写真はいつも灰色にくすんだものになってしまいます。今年は違いました。残った雪のおかげでコントラストのある写真が撮れました。

緑化隊の皆さんにはおなじみのダチンノール村看板のところでは、松がよくわかります。

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打合せは村を訪ねて行います。近年は携帯電話が普及して、容易に連絡を取れる人も増えてきました。プリペイド方式のため、使用止めになっていることもありますが、こんな時は行き先を推測してそこに行きます。

今回ある農家を訪ねると、ちょうど牛の解体が終わったところでした。
近隣の4人が手伝いに来ていました。焼肉店で時々見かけるヒダのたくさんあるもの、色もいろいろ、がボウルに盛ってありました。

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こちらでは、なにか手がかかる仕事をやるとき、近隣、親戚などが手伝いに集まります。井戸を掘る時は5〜6人でした。

仕事が終わったら家人は皆に食事を振舞います。手伝いは待っている間トランプなどやっています。今回はトランプが始まったところでした。
 
木を植えるのが好きな農民の家にも行ってきました。門前には常緑樹を植えています。昨年応援した松苗木は砂漠で元気に育っていました。

今年はどんぐりの苗木を育ててほしいと思い、プレゼントすることにしました。大きく育ち、どんぐりの実が家畜の餌になるなど役立ったらうれしいですね。

植樹作業は4月上旬頃、それぞれの村や家庭で始まります。
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