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2か月半ぶり・楠並木朝市再開 [2010年08月01日(Sun)]
口蹄疫の影響で中止されていた、県庁前の楠並木朝市が、非常事態宣言の解除を受け、約2か月半ぶりに、再開されました。
口蹄疫のため中止されていた、「楠並木朝市」は、非常事態宣言が解除されたことで、消毒マットを敷くなどの、口蹄疫対策のもと、約2か月半ぶりに、1日開かれました。
会場には、再開を待ちわびていた、大勢の買い物客らが集まり、地鶏や、お盆用のほおずきなどの、特産品を買い求めていました。
また、復興を願って、宮崎牛の焼肉がふるまわれたり、東国原知事が会場を訪れたこともあって、久しぶりの朝市は、これまで以上に盛り上がりを見せていました。
MRTニュース8月1日―
総合文化祭が宮崎で開幕 口蹄疫余波で出場辞退校も [2010年08月01日(Sun)]
 演劇や郷土芸能、文芸など、芸術文化活動に取り組む高校生が日ごろの活動成果を披露する“文化部のインターハイ”全国高等学校総合文化祭(文化庁など主催)が1日、宮崎県内の各会場で開幕した。

 未曾有の被害を出した口蹄疫で、県は5月18日に非常事態を宣言。総合文化祭で利用する公共施設の多くが閉鎖して一時は開催が危ぶまれたが、7月27日に宣言解除され、辛うじて予定通りの開幕にこぎ着けた。

 一方で、北海道など4道県の16校から計約200人が出場を辞退。会場入り口には消毒用のマットが敷かれるなど、厳戒態勢が取られた。

 宮崎市での開会式には、秋篠宮ご夫妻と次女佳子さまも出席。秋篠宮さまは「口蹄疫の感染の広がりで多くの方々が被災された。心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興とわが国の清浄国への復帰がかないますことを願ってやみません」と述べた。

 今回が34回目となる総合文化祭は、全国や海外から約1万7千人の高校生が参加。開催県が独自に設定できる協賛部門と公式部門の計24部門で、展示や競技が5日まで続く。
共同通信社8月1日―
口蹄疫怖い…宮崎での高校総合文化祭16校辞退 [2010年07月31日(Sat)]
 宮崎県で8月1日に開幕する「第34回全国高校総合文化祭」(高文祭)に参加辞退を申し出た学校が、全国で16校(生徒196人)に上ることがわかった。

 いずれも口蹄疫(こうていえき)を理由にしているという。同県高文祭事務局は「防疫対策は万全だけに辞退は残念」としている。

 事務局によると、16校の内訳は、2000年に口蹄疫が発生した北海道が12校で、熊本県が2校、鹿児島、静岡県が各1校。辞退理由は「生徒の実家が畜産業」「万が一、口蹄疫を持ち帰ったら怖い」などと告げられたという。

 辞退した熊本県の農業系高校は、女子生徒が8月2日、高鍋町で行われる「吟詠剣詩舞」に参加する予定だった。しかし、授業用に飼育している牛や豚などが口蹄疫に感染することを懸念。今月中旬に辞退届を出した。同校教頭は「まだ、終息宣言が出ていないので不安が残る。生徒には気の毒だが納得してもらった」と話した。

 事務局によると、練習会場を含む46会場すべての入り口と駐車場に消毒マットを敷き、主会場21か所には、消毒用噴霧器を計40台設置しており、「安心して参加してほしい」としている。

 高文祭は口蹄疫の感染拡大で一時は中止も検討されたが、今月27日の非常事態宣言解除を受けて、宮崎市など宮崎県の7市1町での開催(5日まで)が決まった。秋篠宮ご夫妻と佳子さまが1日の開会式に出席され、2日に高鍋農高(高鍋町)で農家や高校生を激励される。
読売新聞7月31日―
移動制限解除後、観客入場認める 口蹄疫、高校野球宮崎大会 [2010年07月26日(Mon)]


 口蹄疫問題を受け、夏の甲子園代表校を決める宮崎大会の一般観客の入場を制限してきた宮崎県高野連は25日、県全域で27日に家畜の移動、搬出制限区域が解除された場合、同日以降に開かれる準決勝と決勝は観客入場を認めると発表した。

 県高野連は感染拡大防止のため、これまで部員や引率の教諭、保護者らを除き、試合会場への入場を認めない異例の対応を取ってきた。口蹄疫の新たな疑い例がなく、27日午前0時に県内で最後に残る宮崎市の制限区域が解除される見通しとなったのを受け、理事会で見直しを決めた。27日は準決勝2試合を予定、28日は決勝がある。

 県高野連は、防疫措置を引き続き徹底するとしており、車両や靴底の消毒に加え、球場入り口にテントを設置し噴霧器による衣服の消毒も行う。

 県高野連の松山孝太郎会長は「スタンドに観客が入れば、子どもたちのプレーにも一段と熱が入るのでは」と話した。
47ニュース/共同通信7月25日―
宮崎大会、27日から観客入場OKか [2010年07月24日(Sat)]
 全国高校野球選手権大会宮崎大会が、準決勝が予定されている27日から一般観客の入場を許可する可能性があることが24日、明らかになった。同大会では口蹄(こうてい)疫問題のため部員の保護者らを除き、16日の開幕から入場を認めていない。

 宮崎県高野連は、家畜の移動、搬出制限区域が27日午前0時に解除された場合の措置を関係者らと25日に協議し、記者会見する。高野連側は周囲の理解が得られれば観客を入れたい意向。猪股整理事長は「今後の方向性を出す。断言はできないが(入場制限が)解除される可能性もある」と説明した。
サンスポ.コム7月24日−
新たに3校不参加 全国高総文祭 [2010年07月22日(Thu)]
 8月に本県で開催する全国高校総合文化祭(高総文祭)に、口蹄疫を理由に新たに北海道、静岡、鹿児島県の各1校、計38人が参加を見送っていたことが21日、分かった。

 これまでに北海道の7校の辞退が明らかになっており、口蹄疫を理由にした不参加は計10校129人となった。同日の県議会文教警察企業常任委員会(満行潤一委員長、7人)で、宮原義久議員(自民、小林市区)が質問。県教委高総文祭推進室の稲元雅彦室長が答えた。

 同推進室によると、不参加は北海道の県立高校27人(郷土芸能・和太鼓部門)、静岡県の県立高校1人(新聞部門)、鹿児島県の県立高校10人(郷土芸能・和太鼓)。
宮崎日日新聞7月22日―
全国高総文祭、北海道は「参加」 [2010年07月12日(Mon)]
口蹄疫の影響で、県外からの参加を危ぶむ声も上がっている全国高校総合文化祭です。
畜産が盛んな北海道では、12日関係者の会議が開かれ、すでに不参加を決めた十勝地方の高校以外については、「参加」することを決めました。
来月1日から県内で開催される全国高校総合文化祭をめぐっては、口蹄疫が終息していないことから、酪農などが盛んな北海道十勝地方の7校が、すでに参加を取りやめています。
12日は、北海道高文連の会議が開かれ、北海道全体の対応について協議。
その結果、当初の予定通り「参加」することを決めました。
ただ酪農地帯にある高校など、個別の事情で参加を中止せざる得ない学校については、意向を尊重することも確認しました。
この決定について、全国高総文祭の実行委員会事務局は「安心して参加できるよう口蹄疫対策に万全を期したい」と話しています。
MRTニュース7月12日―
市長選討論会を中止 串間 [2010年07月09日(Fri)]
 18日告示、25日投開票の串間市長選について、13日に市アクティブセンターで予定されていた立候補予定者による討論会は中止になった。主催する明日の串間を考える会は「口蹄疫が発生する中での開催は慎重になるべき、との市民の声に配慮した」としている。

 討論会は口蹄疫を考慮し、一般には非公開で行われる予定だった。
宮崎日日新聞7月9日―
高総文祭参加判断を先送り 北海道高文連 [2010年07月08日(Thu)]
 宮崎市で3例目となる口蹄疫の感染疑いが確認されたことを受け、北海道高校文化連盟は7日、緊急の3役会議を開いた。8月に本県で開かれる全国高校総合文化祭(高総文祭)の参加について協議したが、結論は出ず、12日の役員会で正式に判断することになった。

 北海道高文連では3役会議を前に、農業団体や道教委などから意見を聴取。事務局によると、「慎重に参加を検討してほしい」という意見が多数を占めたという。

 当初は関係者の意見を基に3役会議で参加の可否を判断する予定だったが、参加を取りやめれば生徒への影響が大きく、結論を先送り。各支部長や専門部長など50人が出席する役員会をあらためて開き、判断することにした。

 北海道からは73校、461人が参加を予定していたが、地元畜産業への影響を懸念して十勝支部の7校、91人が既に参加中止を決めている。
宮崎日日新聞7月8日―
応援団ら「残念」 甲子園県予選無観客試合 [2010年07月07日(Wed)]
 口蹄疫禍が、本県球児たちの熱い夏に冷水―。例年なら大勢のファンや在校生らでにぎわう全国高校野球選手権宮崎大会(16日開幕)が無観客試合に決まった。保護者らの観戦は認められたものの、今年はブラスバンドや応援団などの華やかさはない。往年のファンなどは「残念」と複雑な表情を見せる。

 1952(昭和27)年から同大会を毎年見続けている宮崎市の木脇文三さん(69)は「有力校の練習などを見て本番を楽しみにしていた。決定は仕方がない。保護者の方だけでも観戦できて良かった」と寂しそう。宮崎日大高吹奏楽部の永野佐希子副部長(17)は「チアリーディング部などと一緒に球場で応援し、一生懸命頑張る選手たちの力になろうと準備していただけに残念」と話した。

 県高野連によると、観戦できるのは当該試合の野球部員と保護者だけ。学校側の準備した許可証がないと球場に入れない。福島高野球部父母の会の岩田修男会長(44)は「長男の晴れ舞台を観戦できる。非常に感謝したい。口蹄疫の拡大は絶対に許されない。父母の会全員で消毒を徹底する」。日向学院高の二原優士副主将(17)は「応援が少なくなって寂しくなるが、試合をできるだけありがたい。感謝の気持ちを込めてプレーし、観戦できない人のためにも優勝して甲子園に行きたい」と誓った。

 緊急理事会後に記者会見した県高野連の猪股整理事長は、「(無観客試合は本県で)まったく初めて。前代未聞のことだと思う」と述べ、「試合の機会を与えてもらった選手たちは、全力を出して悔いのないプレーをしてほしい」と期待した。

【写真】口蹄疫の影響を受ける全国高校野球選手権宮崎大会。さまざまな思いが交錯する中、球児たちは練習に汗を流す=6日午後5時半、宮崎市の日向学院高
宮崎日日新聞7月7日―
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