3月21日(木)仙台市市民活動サポートセンター、セミナーホールにて、フラスコサロン(フラスコイノベーションスクール大交流会)を実施いたしました
参加者は49名。会場は大いに盛り上がりました(^O^)
フラスコイノベーションスクールの最終講義という位置づけで行われた、今回のフラスコサロン。まずは、フラスコイノベーションスクール総合プロデューサーの風見正三氏よりお話を頂きました。
受講者に語りかける風見氏
「あきらめないことが大事」と風見氏。起業は、時に困難に直面いたします。壁にぶつかったときこそ、人が成長できるチャンスであり、諦めないでチャレンジし続けたとき壁は乗り越えられる風見氏は説きます。「自分の次のステップに進めるのは、ほかの人がカギを握っている。」もしかしたら、隣の席に座っている方がそのカギを握っているかも知れません。
続いて、受講者を代表して3名の方から事業プレゼンをして頂きました。
第1期生代表は佐藤さん。「カフェ開設を通しての風評打破への挑戦」をテーマに、ご自身の取組みについて語って頂きました
紙芝居でプレゼンする佐藤さん
佐藤さんは、放射能汚染が心配される丸森地区に住んでいます。丸森地区の風評被害を何とか打破しようと、起業にチャレンジしております。古民家を再生し、そこにカフェを開設、体験型農業や料理教室を開き、人を呼び込む計画です。苦手なIT(?)を逆手に取り、紙芝居でプレゼン
温かみと、佐藤さんの人柄がとてもよく伝わる素晴らしいプレゼンでした
佐藤さん、おいしい手作りパンをいつもご提供いただきありがとうございます
(by スタッフ一同)
続いて、第2期生代表松田さん【テーマ:NPOと連携した途上国支援への取組み】と第3期生代表鎌田さん【テーマ:挑戦者の視点からみた東北農村の課題と展望】がそれぞれプレゼン。
お二方とも起業を目指し、必要なスキルを学ぶため日々チャレンジ中。夢の実現に向けて頑張ってくださいね
幾何学模様のスカーフを手に取る松田さん
地元を盛り上げるため、日々奮闘する鎌田さん
代表者3名の方のプレゼンが終わると、風見氏及び会場から講評を頂くことに。それぞれ、自分の強みと弱みを第3者から客観的に評価してもらう事で、成長できると風見氏は言います。「壇上に立って思いを伝える。この経験が何よりも大事だ。こういった場つくりや機会をこれからもどんどん提供していきたい。仕組みを創っていく。」という言葉で締めくくりました。
その後は、フラスコイノベーションスクール・ボード会議メンバー及び、受講者(参加者)全員から一言いただくことに。
まず、潟nリウコミュニケーションズ代表取締役針生氏、仙台放送三宅氏、NPO法人アスイク代表大橋氏、仙台市経済局中西氏から、それぞれ受講者に向けてご挨拶を頂きました。
ハリウコミュニケーションズ椛纒\取締役・針生氏
仙台放送・三宅氏
NPO法人アスイク代表理事・大橋氏
最後に、各受講者から、1分間厳守で一言。
皆さん、1分間しか話す時間を設けられずスイマセン(*_*)
会場の様子
あっという間の2時間でしたが、会は最優講義の名にふさわしい、素晴らしい会となりました
7月より始まった、フラスコイノベーションスクールでしたが、この一年間で多くの出会いが生まれ、起業者も11名と素晴らしい成果を上げることができました。
受講者の皆さま、仙台市の皆さま、創業スクエアの皆さま、ならびに関係各所の皆さまにおかれましては、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
今後も、ソーシャルビジネス・コミュニティビジネスの事業を、さらにパワーアップさせて、皆様に提供していきます。今後も、せんだい・みやぎNPOセンター「フラスコおおまち」を、どうぞご期待ください