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フィナンシャル・インクルージョン研究会公式サイト

世界のすべてのひとびとに、必要な金融サービスを届けるための総合的な取り組みであるファイナンシャル・インクルージョン(financial inclusion:金融包摂)について、研究成果を紹介し、ともに考えていくサイトです。


文献紹介:注目すべき近著の内容を紹介し、その意義を解説しています。

翻 訳:CGAP(貧困層支援協議グループ)の刊行物を中心に、英文のレポートを邦訳し、コメントを付しています。

勉強会概要報告:当研究会が主催した勉強会における講義内容を報告しています。

情報共有:当研究会のテーマに関連したイベント、マイクロファイナンス機関の活動、寄稿などの情報を提供しています。

Facebook:最新の情報を随時お伝えしておりますので、ぜひご覧ください。

新着情報:辻一人CGAP前経営委員会議長を迎えての社会デザイン学会FI研究会主催講演会「金融包摂に向けてのCGAPの取り組み:過去5年間の総括と今後の見通し」(11月11日開催)のご案内
CGAPサイト掲載第12号 翻訳2017-5b「インドにおける金融包摂の推進:この2年間の物語」 [2017年10月17日(Tue)]
社会デザイン学会 ファイナンシャル・インクルージョン研究会翻訳2017年度第1号(2015年度よりの通番第13号)を公表します。本翻訳は、CGAPサイトに掲載(2015年度よりのCGAPサイト掲載通番第12号)されました。なお、今回の翻訳は当会メンバーでもある大和証券の岩井亨氏の積極的貢献により実現しました。

この記事は、CGAPのBRIEF、Leena Datwani, “India’s Push for Financial Inclusion”, 2 February 2017の翻訳であり、次のCGAPサイトからオリジナル及び邦語訳のPDFファイルを入手できます。

(案内・サマリー)
http://www.cgap.org/publications/india%E2%80%99s-push-financial-inclusion
(オリジナル:英語)
http://www.cgap.org/sites/default/files/Brief-Indias-Push-for-Financial-Inclusion-Feb2017.pdf
(邦語訳)
http://www.cgap.org/sites/default/files/Brief-Indias-Push-for-Financial-Inclusion-Feb2017-Japanese.pdf

(概要)
このレポートから、ICTを梃に金融包摂を推進するインドにおけるこの2年間の歩みが読み取れます。
インドのモディ首相が2014年8月から推進する“人々が裕福になる政策”(PMJDY)と称する政府の金融包摂プログラムは、革新的なテクノロジーを駆使したインフラ基盤を梃に、有益な金融サービスを利用する機会をより多くの貧困層に提供しています。
PMJDYの成功要因は以下のような内容です。実施段階における政府のハイレベルな関与、公的銀行の信頼性、確立された生体認証をベースとする電子検証可能なオンライン国民識別システム(Aadhaar*)、以前取り組んだ政策からの教訓、口座開設の簡素化、ユーザーフレンドリーなモバイルバンキングサービスの提供。2016年11月に発表した高額紙幣廃止政策による銀行口座利用への誘導。

注)* Aadhaarとは、ヒンズー語で「基盤」の意味。インドのマイナンバー制度で、12桁の固有番号に住所、氏名、性別、生年月日、顔写真、十本の指紋、虹採といった生体情報が紐づけされている。固有識別番号庁「UIDAI(Unique Identification Authority of India)のデータベースで管理・運用されている。助成金等の社会保障がしかるべき人々に着実に効率良く行き渡ることに寄与する。またより多くの貧困層にとっては、銀行取引、保険等の金融サービスが利用しやすくなる。

辻一人CGAP前経営委員会議長を迎えての社会デザイン学会FI研究会主催講演会「金融包摂に向けてのCGAPの取り組み:過去5年間の総括と今後の見通し」(11月11日開催)のご案内 [2017年10月12日(Thu)]
辻一人埼玉大学教授は、大学での研究・教育活動、JICA客員専門員、CGAP(貧困層支援協議グループ)経営委員会議長として、世界の金融包摂促進活動を主導する多忙な重責を抱える中で、当研究会発足当初から特別顧問としてすべての勉強会・講演会に出席してコーディネーターを務め、当研究会活動に大きく貢献されました。
 
本年5月のCGAP年次総会において、5年間勤め上げられたCGAP経営委員会議長の任期を全うされました。この機会をとらえて、経営責任を担って務められた5年間を振り返りながら、金融包摂の進展度合と今後の展望を語っていただき、併せて「国際機関の経営とは」等、多岐に亘る視点を踏まえて、記念講演をお願いすることとなりました。

講演者と出席者との間で率直な意見交換を行い、問題意識を共有する場にしたいと思います。金融包摂、金融アクセスの向上を通じた貧困削減への国際機関の取り組み等に関心をお持ちの皆様の参加を心よりお待ちしています。

研究会代表 田中和夫

                              
講演会要領
演題:「金融包摂に向けてのCGAPの取り組み:過去5年間の総括と今後の見通し」

講師:辻 一人 CGAP(前)経営委員会議長、埼玉大学教授、JICA客員専門員

趣旨:世銀に信託された研究開発機関(グローバル・パートナーシップ)であるCGAPは、世界の貧困層に望ましい金融サービス、具体的には、如何にしてインフォーマルな金融をフォーマルな金融に変えていくか、補助金なしで貧困層のビジネスを成立させるためのスケールの拡大と取引費用の削減等のためには如何なる金融サービスが求められるのか等の研究報告を実施している。2018年6月に終了する5か年戦略の5本柱は、@顧客を中心におく考え方の普及、A小農への望ましい金融サービスの実現、Bデジタル(モバイルを含む)金融の一層の革新、C貧しい顧客を保護するグローバルな政策や基準の設定、D包摂的で責任ある金融市場構成のための方策、であった。この5年間、CGAP経営委員会の議長として、戦略の実現に関わってきた辻教授から、過去5年間のCGAPの成果を総括し、今後に残された課題や方向性について語ってもらい、その後、出席者との間で活発な意見交換を実施する。
実施日時・場所
日時:2017年11月11日(土) 13:30〜16:00 (13:15受付開始)
場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー7階 1075教室
    東京都千代田区神田駿河台1−1
 http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

会費:無料
申込み:fincl2015@hotmail.comに氏名、ご所属、本催しに関心をお持ちになった理由を付して、ご連絡ください。担当者より折り返しご連絡いたします。会場の都合にあわせて研究会関係者を除き、先着順で受け付けますのでお早目の応募をお願いします(締め切りの際は、canpan団体ブログhttp://blog.canpan.info/finclsg/上で終了を明示するとともに、メールでその旨返信いたします)。

進行次第:
1)13:30-13:35 講師紹介
2)13:35-14:35 基調講演 辻 一人教授
3)14:35-15:55 質疑応答 意見交換
4)15:55-16:00 結び   田中和夫 研究会代表 
終了

講師プロフィール:辻 一人(埼玉大学教授/前CGAP経営委員会議長/JICA客員専門員)
東京大学法学部卒業、ミシガン大学大学院政治学修士課程修了。政治学、開発経済学、国際開発、金融包摂、開発援助を専門とする。海外経済協力基金、国際協力銀行、国際協力機構勤務(その間、インドネシア、インド、ケニア等に赴任)の後、現職。近著は『国際協力 -- その新しい潮流 第3版 』(有斐閣刊行)など。
有坂(村上)純子講師による第8回勉強会メモ公開2017-3c「東南部アフリカのインクルーシブファイナンスにおける最新動向と課題」 [2017年07月07日(Fri)]
去る5月7日、金融包摂の重要性を啓蒙するために活動している社会デザイン学会ファイナンシャル・インクルージョン研究会は、2016年10月よりモザンビークへ移り、「Verde Africa, LDA」を設立し、現地でソーシャルビジネスを起業・経営されている当研究会特別協力者の有坂純子氏(旧姓 村上)に、一時帰国の貴重なタイミングをとらえて講師をお願いし、勉強会を開催しました。講師からはモバイルバンキングの普及を含むサブサハラ・アフリカの金融包摂の現状、アフリカにおけるMF専門法の整備状況等につき、詳細かつ包括的なプレゼンテーションが行われました。辻顧問の法規制の意義やデジタル・ファイナンスについての補足説明をお読みいただければ、一層アフリカにおける金融包摂の現状への理解が深まると思います。
 
質疑応答も含め非常に興味深い内容ですので、勉強会概要報告メモをぜひご一読願います。
http://fields.canpan.info/report/detail/20117
勉強会開催「先進諸国におけるFinTechを活用した金融包摂の試み:米国の事例を中心に」 [2017年07月04日(Tue)]
皆様
 
次回の勉強会は、7月29日(土)に「先進諸国におけるFinTechを活用した金融包摂の試み:米国の事例を中心に」と題して小林立明氏(学習院大学国際研究教育機構准教授)に発表をお願いしました。
小林さんは、先進国における金融包摂、フィランソロピー及びソーシャル・ファイナンスの研究分野で最先端を歩んでおられます。当研究会発足当初からの会員として既に何度かの研究報告をいただいていますが、今回は最近実施された現地研究調査を踏まえた内容を披瀝頂きます。
 小林さんの発表を受けて、当研究会顧問の辻教授に当該テーマと研究内容の位置付け及び、今後の方向についてのコメントをお願いしています。
その後、発表者・コメンテーターと我々参加者との間で問題意識を共有したうえで、率直な意見交換を行う貴重な機会になると思います。
暑い時期ではありますが、議論で暑さを吹き飛ばしましょう。
大勢の皆様の参加をお待ちしています。

研究会代表 田中和夫

                              
テーマ:
 先進諸国におけるFinTechを活用した金融包摂の試み:米国の事例を中心に

概 要:
 先進諸国における「格差・貧困」の問題が深刻化する中、この問題の解決に向けた一つのアプローチとして、英国や米国では「金融包摂」が注目されている。従来、金融包摂政策として、金融排除層に対する金融教育・金融能力強化、貯蓄奨励・支援、および低所得者向けの金融サービスの提供などが行われてきた。さらに、近年は、IT技術を活用して新たな金融サービスを提供しようというFinTechを活用した金融包摂の試みも登場している。
 本研究会では、特にアメリカの事例を取り上げ、FinTechを活用した金融包摂に向けた取り組みを推進する中間支援組織の活動、およびこの支援を受けて、現在、試みられつつある様々なプロジェクトの中から、代表的なものを取り上げて紹介することとしたい。
 日本においても、「格差・貧困」の問題は深刻である。米国や英国で試みられているFinTechを活用した金融包摂モデルは、今後、日本において、同様の試みを発展させる上でも参考になるだろう。

要領
日時:2017年7月29日(土) 13:30〜16:00 (受付開始13:15)
場所:アジア文化会館 会議室
http://www.abk.or.jp/access/index.html

会費:無料
申込み:fincl2015@hotmail.com に氏名、所属、本催しに関心をお持ちになった理由を付して連絡ください。会場の定員の関係上、研究会関係者を除き申し込み順で受け付けますので早目の応募をお願いします。(締め切りの際はcanpanの団体ブログ上で受付終了を明示するとともに、メールでその旨を返信します)

進行予定:
1)13:30-13:35 講師紹介
2)13:35-14:35 基調発表 小林 立明氏 (略歴等以下に記載)
3)14:35-14:55 コメント 辻一人埼玉大学教授/前CGAP経営委員会議長/JICA国際協力専門員)
4)14:55-15:10 休憩
5)15:10-15:50 質疑応答
6)15:50-16:00 結び 田中和夫 研究会代表 
終了

発表者:
 小林立明氏(学習院大学国際研究教育機構准教授)
 2012年米国ペンシルヴァニア大学非営利組織指導者育成修士課程修了(修士)。2012年から2013年にかけてジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所客員研究員として社会的インパクト投資を中心としたフィランソロピーのニューフロンティア領域の研究を行う。国際交流基金、日本財団、日本NPOセンター勤務等を経て、2017年4月より現職。主要著書に「英国チャリティの変容」(共著)(弘文堂、2015年)、L.M.サラモン著「フィランソロピーのニューフロンティア」(翻訳)(ミネルヴァ書房、2016年)など。ソーシャル・ファイナンス研究会主宰。
【お知らせ・締切日延長】2017年度JICA能力強化研修「金融包摂と貧困削減」受講者募集【JICA】 [2017年07月03日(Mon)]
皆様
先日お送りした案内に続き、JICAジェンダー平等・貧困削減推進室の大石様より以下の連絡を頂きましたので共有します。

フィナンシャル・インクルージョン研究会の皆様
いつもお世話になっております。
JICAジェンダー平等・貧困削減推進室の大石と申します。

掲題の研修の募集期限が7/3(月)となっておりましたが、受講者数に未だ余裕がございますので、応募締切日を7/6(木)に延長させていただきました。ご関心のあるご友人や会社関係者へお声掛けをいただけますと幸いです。

---ご案内内容---
本研修は、貧困削減に関わる国際協力業務や金融機関での実務、又は金融包摂やマイクロファイナンスに関連する業務、学術経験をお持ちの方を対象とし、金融包摂促進に関する国際的な議論及びその変遷、貧困層向けの金融サービスとそれを取り巻く環境、マイクロファイナンス機関の運営・管理等に関し講義や演習を通じ、実践的な知識を身に着けて頂ける内容となっております。  
応募検討を頂くと共に、ご関心のある関係者へ情報共有、応募勧奨もお願いできれば幸いです。
研修概要は以下の通りですが、詳細は下記ウェブサイトにてご確認頂きますようお願いいたします。
(1)期間:2017年8月14日(月)〜 8月18日(金)
(2)募集人数:30 名程度
(3)会場:JICA市ヶ谷ビル (東京都新宿区市谷本村町10-5)
(4)募集締切: 7月6日(木)

JICA能力強化研修募集ページ:
https://www.jica.go.jp/recruit/kyokakenshu/top.html
「金融包摂と貧困削減」概要ページ: https://www.jica.go.jp/recruit/kyokakenshu/ku57pq000014rskb-att/07_poverty_reduce_requirements.pdf
*JICA ウェブサイト上及び募集要項上では募集期限が更新されておりませんが、Partner上応募ページでは7/6日まで応募可能に変更されております。

なお、本研修に関する質問は大石(oishi.kohei@jica.go.jp)までご連絡頂きますようお願い申し上げます。
皆様のご応募をお待ちしております。

JICAジェンダー平等・貧困削減推進室
大石
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