• もっと見る

2014年10月09日

クラウドファンディング、はじめました

国際映画祭「東京フィルメックス」では、これまでにアジアを中心とした現代の映画の新しい流れを起こしうる新進作家の作品を紹介してきましたが、一方で古典映画にも注力してきました。
2003年の清水宏特集以来、「特集上映」という企画フィルムセンターなどの公的機関のほか、映画会社の松竹と共催して取上げ、今年も松竹と<1960>年に作られた3作品を特集します。
特集に当たっては、製作・公開当時の価値にこだわらず、現代の日本と世界の観客にどう受け止められるか、を念頭において選定します。よってしばしば定着した作家像のイメージを覆すような作品が注目を浴びることもあります。また、「現代の映画作家の眼にどう映るか」、「海外の専門家がどう捉えるか」にも配慮して、作家・作品を再評価して21世紀の現代に蘇らせる工夫を凝らしています。

そして、近年は、「映画をより多く人々にひらく」目的で、耳の不自由な方でも映画を楽しんでいただけるように、日本語字幕付上映に取組んできました。

<1960>という特集上映の目玉は、昨年他界した大島渚監督の『青春残酷物語』です。
製作から半世紀以上を経て、このたび、松竹がデジタル・リマスターという高精細により修復を行いました。
東京フィルメックスでは、この傑作を一人でも多くの方と楽しむために、本上映を、日本語字幕付きで上映いたします。
上映実現のため、一人でも多くの皆さんからの応援をクラウドファンディングにお寄せいただきたく存じます。
応援の程、何卒よろしくお願いいたします。

MG_banner.JPG

https://motion-gallery.net/projects/filmex_youth 

東京フィルメックス

この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック