さて、いよいよ今日が塾の閉校日です。
とは言え、昨日で全ての授業が終わりましたので、実質、今日は片付けと残務処理のみです。
昨日も保護者の方々と懇談をしておりました。
小3のLDと認識できるかできないか、という生徒さんがいらっしゃるのですが、
そのお母さんがお見えになって、
「この塾に通わせて頂いてから、みんなが『変わったね〜!』ってすごく褒めてくれるのが、
本人も嬉しいみたいです。
以前は、椅子に5分座っていることも大変だったのに、
今では、気がつくと30分以上も座ってお絵かきをしたりできるようになりました。
勉強に関しても、とかく算数もバァ〜ッと数字合わせだけをやりがちだったのですが、
今は、問題を絵に描いて考えるようになったようです。
先日、学校の先生との懇談で、ここで使っている塾の問題をお見せしたところ、
しばらく、見ておられてから、
『この問題はスゴイ問題ですね。
よく練られてあると思います。
授業で使えるかもしれないので、ちょっとお借りしても良いですか?』
と言われました。そして、
『私が言うのも変ですが、是非、その塾はお続けになってください』
とも仰られました。
なんて言いますか、この嬉しさをセンセに分かって頂きたくて、
今日は、『これを言わなきゃ』って、来たんですよ!(笑)
本当にありがとうございます。
近々、妹もお願いしますので、よろしくお願いします。」
と本当に嬉しそうに仰って下さいました。
思えば、以前のそのお母さんは、ちょっと「影」のある感じでした。
「なんで、うちの子がLDなの・・・?」
というような、被害者意識とでもいうのでしょうか。
罪悪感やら、悲壮感やら、軽い絶望感やら、そんなものが混ざり合っていたような、
独特の「影」でした。
しかし、昨日のそのお母さんのご様子は、失礼かもしれませんが、別人かと見間違う程だったのです。(笑)
「いつか、センセが、
『もし、この子がLDという個性を、自分で選んで、そしてお母さんの下に生まれて来よう、
ということも選んで来たとしたら、どうでしょうか? 何か、受け止め方が変わってきませんか?
お母さんだから、大丈夫、ってその子がわざわざ選んで来てくれた天使なんですよ。』
って仰ってくださったことがありましたよね?
あの時、本当に私は、頭をガンって叩かれた感じだったんですよ。
それと同時に、なんて言うか、今までの後悔みたいな気持ちと、
言いようのない『ありがとう』って気持ちと、
・・・色々と混ざり合って、夜中に泣きました。
ですから、本当にセンセには感謝しているんです。」
ともお話してくださいました。
「いえいえ、塾はキッカケです。
それをどう使われるかは、お母さんなんですよ。
でも、本当に私も嬉しいです。
何より、お母さんが今、嬉しそうにされていることと、
Mちゃんがさっきから嬉しそうにお母さんを見られていることが、
私にとっても、嬉しいことなんです。
Mちゃん、よかったね。」
そういうと、Mちゃんは、本当に嬉しそうな笑顔で「うん!」とうなずいてくれました。
今日で、一旦「個別指導のフイユ」は閉校します。
しかし、今後も子ども達とのお付き合い、
そして、お母さん、お父さんとのお付き合いは続きそうです。
短い期間でしたが、お付き合いを頂きまして、ありがとうございました。
またどこかでお会いできることを、楽しみにしております。
ひろなか
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