平成19年度社会貢献者表彰受賞者 旗手正守さんのご冥福を申し上げます。[2011年09月06日(火)]
平成19年度社会貢献者表彰 社会貢献の功績で受賞された旗手正守さんが、
台風12号の接近に備え、船を移動させるため家を出たまま行方不明となり、
その後遺体で発見されました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
台風12号の接近に備え、船を移動させるため家を出たまま行方不明となり、
その後遺体で発見されました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
旗手正守さん、当財団の平成19年の社会貢献者表彰の受賞者(社会貢献の功績)です。尾道市から約5〜6キロ程の沖に位置する離島の百島(ももしま)で、同市の委託を受けて、救急患者を本土側に待機する救急車まで海上搬送する、医療機関の無い島で唯一の救急船を自家用の「旗正丸」を搬送する役割を40年近く担っておられました。
24時間体制で奥様と二人三脚で運用されていました。19年度の表彰候補者の確認で、同島にお邪魔した折、「島の定期船は台風の予報ですぐ欠航するが、旗正丸は可能な限り船を出す。型は古いが時化(しけ)には強いんだ」といっておられた姿を思い出します。当時85歳、心意気の旗手さんでした。
島の小高い所にあるご自宅から、船を係留している港まで自転車で往復されていました。港に向かって下がる時は直行ですが、ご自宅に帰る時は、自転車を押してあがる一苦労。後ろから「押しましょう。」と言うと、「まだまだ大丈夫」と笑って振り返られました。
旗手さんは、その日の夜中もきっと自転車で海に向かわれ、愛船を移動中に事故に遭われたのでしょう。最後まで「旗正丸」と一緒に島の人々に尽くされました…。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
9月5日
公益財団法人社会貢献支援財団
天城 一



