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直接支援始まりました 2018年06月13日(Wed)

2018年06月13日

直接支援始まりました

今年度は、山口県で「食料支援仕組みづくり」の協議が始まっています。
これは、こども食堂をはじめとする子どもの居場所づくりをおこなっている団体に、
安定的かつ効率的に食料を供給する仕組みを作ることで、
子どもの居場所を支援し、広げていこうとする取り組みです。

その一例として、「事業所からの直接支援」があります。
こども食堂は多くの場合、開催日が決まっていますので、
受け取ってすぐに食品を使うことができます。
フードバンクを介さない分、タイムロスが少ないので、
通常フードバンクでは受け取っていないような生鮮食品を扱うことができます。

期待は大きいものの、さすがに肉や魚は難しい。
野菜も、見切り品としてぎりぎりまで売られることが多いので、
もらったはいいが、食べられるのか?
そもそもニーズに合ったものが来るのか?
もらってちゃんと使い切れるのか?
不安もたくさんありました。

そこはさすがの、われらが(株)丸久さん。
「やってみないとわかりません、とにかくやってみましょう!!」
という担当さんの度胸がすばらしい。
その意気に甘え、やってみることになりました。

受け取りに行ってくださったのは、
こども明日花プロジェクトさん。
土曜日に4か所で食事を提供しています。

前日の金曜日、受け取りに行くと、待っていた野菜や果物はこちら。

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想像以上の量です!!
一部傷みもありますが、切ったり煮たりすれば十分に食べられます。
さっそくそれを4か所の会場に分け、
翌日そのうちの1会場で出された食事がこちら。

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この日のメニューはもんじゃ焼き、にゅうめん、野菜サラダ、おむすび。
もんじゃや麺、お米もフードバンクからの提供なので、
「今日買ったのは豚肉だけよ。」
調理ボラさんはドヤ顔でほほ笑んでいました。

捨てられるはずの食べ物が、
食品スーパーさんの心意気と主婦の知恵によって、
おいしい料理に生まれ変わり、
子どもたちのお腹の中に消え、笑顔を生みました。

あ、フードバンクはちゃんと仲介業務をしましたよ!
事業所に安心して提供してもらうために、
仕組みとして機能するようにただいま整備中です。
担当者の度胸に頼らずとも(笑)、
県下各地で利用できるシステムづくりを目指します。
posted by 杉山 at 16:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告
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