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協働の魅力〜「ともに考える」[2008年06月12日(木)]

きょうは行政・NPO協働事業で県北・県南それぞれの動きがありました。

詳細は後日ご報告させていただくとして、なぜNPOとして「協働」にこだわるのか、原点に帰って考えてみたいと思います。

2年前に任意団体からNPOになったのは、まさに岡山県と犯罪被害者等基本計画の具体化、施策推進にあたり、支援者ではなくて「被害当事者の声」をまず聴いてほしかったからです。ともすれば、かき消されがちな当事者の声に真摯に耳を傾けるところから施策は考えてほしかったのです。

岡山県が毎年協働事業を公募する6月にあわせて2月にNPO法人の申請をしました。

ただ、平成18年は県の公募はなく、3つの県民局のうちの県南の備前県民局(18年)、県北の美作県民局(19年)の協働提案の公募が続いてあったので、よくわからないなりに思いきって二つとも応募しました。

二つともプレゼン審査まで進み、最終採択されました。本当に運が良かったと思います。この二つの協働事業が動きだして、NPOとしてもミッション(使命)がより明確になり、地域で当事者として何ができるかをつかむことができました。

何といっても「協働」の魅力は、1年間とおして一緒に考えてくれる行政担当者がいる、ということです。補助金だけもらって後は口出しするな、という団体もあったり、逆に補助金だけ交付して後は丸投げという事業も中にはあるように聞きます。

ただ、備前・美作県民局の各協働事業は「ともに考える」という姿勢で、ここまできました。「何もわかりませんが」と白紙の状態から、思いに耳を傾け、できること、できないこと、工夫すればできそうなこと、今はできなくても次につなぐために今すべきこと、など互いに知恵を出し合いながら、どちらかが一方的に依存するのでなく、互いの役割や立場を尊重しつつ、一緒に悩み、汗を流し、一緒に現場を見に行き、県外のグループとの意見交換に出向いたり、といったことを重ねてきました。

今年度も、またそうした取組みができそうな感じを持てた一日でした。






「命の授業」群馬へ[2008年06月12日(木)]

12日早朝から市原千代子さんは岡山から群馬へ出向きます。

息のあった伴走ボランティアの方と二人で出向きます。

群馬県警からの依頼で、きょうとあすの二日間、群馬県内の中学校2校で「命の授業」を行います。

先週の山形に続き、県外での「命の授業」となります。

いままで、滋賀県、福井県、山形県でつながりができました。単に出向くだけでなく、出向いた地域で被害当事者の方たちと地元の方や県警、被害者支援センターなどとのつながり作りにお役に立てたらという思いもあります。

遺族の方による講演は、@語ることにより伝えたい遺族の方の思い、Aそれを受け入れる学校側の受入体制、B両者を橋渡しする中継機関の理解と協力、がどうしても不可欠です。

幸い、岡山県では昨年度から各方面のお力添えにより、@ABが一気に動き始めました。

@については少年犯罪被害者遺族の市原千代子さんだけでなく、県外から全国犯罪被害者の会や少年犯罪被害当事者の会のメンバーの皆さんの協力をいただき、Aについては従前から県警・県教委が行っていた少年補導員による「心と命の教室」とうまくリンクすることができました。Bについては、県警の被害者支援室の方たちの理解と協力が大きいです。単なる補助事業であれば、補助金をいただいてもNPOだけでとても対応できなかったと思いますが、「協働事業」として、一緒に考え、一緒に汗を流すことをまさに県警の方たちが実践してくださっており、NPOとしてもそれに応えたいと思って動いています。

いまとても悲しい社会情勢の中で、「命の授業」の大切さが説かれています。

事件の打撃はあまりにも大きくて言葉を奪われてしまうのですが、それでも愚直に語り続けていくことしか私たちにはできません。多くの方たちが、他人事ではなく、身近な一人ひとりの問題として、犯罪被害者遺族による「命の授業」を応援していただけたらと思います。

CANPANのおかげでしょうか、最近Yahooで「命の授業」を検索すると、トップで掲載されています。これからは少しずつ広報にも力を入れていきたいと思います。





6月の「命の授業」D〜鴨方中学校で[2008年06月12日(木)]

きのう6月11日、岡山県警・岡山県・岡山県教育委員会との協働事業「心と命の教育活動」として、岡山県浅口市立鴨方中学校に少年補導員の方とともに、犯罪被害者遺族の方が出向き、「命の授業」を行いました。

今回は、全国犯罪被害者の会(あすの会)・関西集会から坂口真弓さんにご協力いただき、兵庫からお越しいただきました。

県警の被害者支援室の方たちは、きょうは美咲町から岡山、鴨方と移動してくださり、強力な支援をしてくださいました。単に遺族の方に講師として来てもらう、というのではなく、事前にご遺族のもとまで足を運んで、きちんと挨拶をされてから、講演の打合せをしてくださっており、県外から講師として協働事業を応援してくださる遺族の方たちにもその気持ちが伝わっているようです。

坂口さんには、今年1月の保護司特別研修の際もお力添えいただき、保護司の方たちに大変印象深いお話をしていただきました。

鴨方中学校の子どもたちにも、きっと思いは伝わったものと思います。

中学校のホームページに早速当日の様子がアップされていますので、ご覧ください。


岡山県浅口市立鴨方中学校ホームページ(2008.6.11)から





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