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「命の授業」山形へのその後[2008年06月10日(火)]

先週6月3日に「命の授業」を山形で行うことができました。

市原千代子さんからの山形、福島、東京の報告がありました。

昨年、福井に出向いた際も、全国被害者支援ネットワーク加盟の支援センターと交流の時間をいただきましたが、今回も講演終了後に、やまがたの被害者支援センターを訪問し、施設を見せていただいたりお話しさせていただくことができました。

山形の支援センターがきちんと被害者支援に取り組もうとしておられることが伝わってきたそうです。

また、山形では昨年オレゴンダギーセンターの海外研修に一緒した、山形県県立保健医療大学の大平さんとの交流の時間もとれたようで、レジリエンス中島さん、ダギーセンターを介しての暖かいつながりに、山形に出向けてよかったと思います。

4日午後に山形を後にし、市原さんは福島県の少年犯罪被害者遺族の方と会い、ともに時間を過ごすことができました。

現在福島の被害者支援センターで相談員のボランティアとして、また被害当事者として関わっておられるので、前日の山形の講演にも参加してくださり、色々な想いを語りあうことができたようです。

大阪での少年犯罪被害当事者の会を介してのつながりを大切にされていたので、福島でも貴重な時間を持つことができました。

5日は東京に移動し、夕方から、津田塾大学で「メディアスタディーズ概論」という授業の一環として”報道における被害者の描かれ方、メディアが作る「現実」と被害者の現実”ということに関して、市原さんが被害者となり報道の方々との関わりで感じている想いを語る時間をもつことができました。

昨年もこの時期に、ほぼ同じ内容で話をしているようですが、学生さんたちの反応がとてもよく、市原さんにとっては貴重な出会いの場となっているようです。

先週はこうして本当にハードな日程でしたが、それぞれの地でとても大切な出会いとつながりがあり、また全国被害者支援ネットワーク加盟の支援センターでも、それぞれきちんと動いておられるところがあることを実感できて、全国ネットの加盟組織とも違った意味での連携を築いていけたらと感じます。

不幸なことに、岡山の支援センターVSCOは支援ボランティア中心を強調し、被害者を中心にしたファミリーズとの関係は険悪で、支援センターからは声もかからない、リンクもされないというあいかわらずの対立的姿勢です。

ファミリーズ(被害者)ばかりが新聞報道されることを、快くおもっていない方もおられるそうで、新聞記者が呼びつけられたという声も聞こえてきます。情けないかぎりです。

支援者を標榜しつつ被害者と対立するこうした傲慢な人たちが、上級コースやコーディネーターを目指して研修に励むのであれば、笑えない支援だけではすまされない問題であり、二次被害に苦しむ被害者のことを考えると、何らかの方法で二次被害防止策を検討しなくてはいけないと思っています。



千の風になってL[2008年06月10日(火)]

昨日、父の手術の後半が無事おわった。

母は体調が悪いので、かわりに病院で待機。

去年の6月10日、妹が九州から無理をしてかけつけてくれ、二つの病院を手分けして、付き添って1年になる。

去年は父母ともガン再発し、6月11日が父、12日が母の手術で、母は全身麻酔の困難なリンパがんの手術だった。

妹は14日に九州に戻るまで、二つの病院を行き来してくれた。13日に「ありがとう」のメールを互いに交換した。両親に会える最後のチャンスかもしれないので、無理をしてやりくりしてきてくれたのだと思う。まさか自分がその2か月後に先に逝くとは予想もしていなかったに違いない。

保存している48通のメールは去年のいまごろのものばかり。8月14日、死亡の知らせを受けて九州に向かう新幹線のホームで、消えてしまわないように、なぜか必死でメール保存した記憶がある。

写真はあまり見たくないので、ときどき保存しているメールを開いている。

無事手術が終わったよ、といつもなら一番に妹に連絡していたのに、拍子抜けしてしまう。

心から思いがあふれてしまいそうで、そうした思いを語れる場がないことをあらためて痛感する。







警察学校での講義[2008年06月10日(火)]

昨日9日(月)、岡山県警察学校で、市原千代子さんが被害者遺族の立場から講演を行いました。

警部補任用科の方9名を対象としたものでした。

一昨年までは被害者対策専科の方々対象に年一度だけの講演でしたが、昨年度から次々と依頼をいただくようになりました。県警が犯罪被害者の問題にきちんと取り組もうとしてくださっていることが伝わってきます。

以前にも触れたように、2005年末に閣議決定された「犯罪被害者等基本計画」において警察庁の取組課題として、「職員等に対する研修の充実等」が二次的被害の防止策として掲げられており、その中に「警察において、採用時及び上位の階級または職に昇任した際に行われる教育、専門的知識を必要とする職務に従事する実務担当者に対する教育・研修、被害者・遺族等を招請して行う講演会、被害者対策室担当者による各警察署に対する巡回教育、被害者支援の体験記の配布等、職員の犯罪被害者等への適切な対応を確実にするための教育・研修等の充実を図り、職員の対応の改善を進める。」とあることを具体化していくために現場から動いているものだと思います。

昨年度から岡山県警の被害者支援室の方たちの心強いバックアップのもとで、NPOとして被害者の声を少しでも多くの人に届けるべく、努力しています。これから、日程はかなり厳しくなりますが、それでも突き動かされる思いがあります。一つひとつ地道に積み重ねていきたいと思います。






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