グリーフワーク連続講座スタート[2008年05月18日(日)]
NPO活動3年目の最初の企画は「グリーフワーク連続講座」です。
きょうは午後1:30から4:30まで、23名の参加者で意味ある第1回を持つことができました。
NPOの中心メンバーである高橋幸夫さん、市原千代子さんの事件後の心の動きや有り様をグリーフワーク・グリーフケアの視点から、常磐大学の長井進教授(臨床心理士)との鼎談形式で、進めることができました。
大切な人を事件により失い、しかも未解決事件、少年事件特有の様々な困難がグリーフワークを複雑なものとしていくことが明確になると同時に、やはり亡くなった方の存在の大きさ、その人の生きてきた軌跡をまのあたりにして、喪失、悲嘆の深さ、大きさをあらためて感じることとなりました。
今回は、2007年度ファイザー・プログラム、心とからだのヘルスケア市民活動・市民研究助成金により、この連続講座を開催できました。遠方から長井先生が継続的に関わってくださることに心から感謝しています。
会場には、当事者の方、公的機関で支援に携わっている方ばかりで、保健師さん、臨床心理士さんと「ともに考える」貴重な「場つくり」ができそうです。
ご遺族の支援にあたる際、どう接してよいか迷うことがある、ということを多くの対人援助の専門職の方たちからお聴きします。今回は、高橋さん、市原さんがあえて自らの現在進行形のグリーフワークについて語ることで、直接支援にあたる保健師、臨床心理士の方たちの後方支援、間接支援になっていくのかもしれないと思いました。
もちろん、安全を確信できる場で、安心できる聴き手に、繰り返し語ることは、グリーフワークを進めていくうえで、大きな力にもなるのだろうと思います。
そうした意味で、当事者のグリーフワークの促進と、援助者のグリーフケアにおける気づきをこの講座を通して、少しずつ形にしていけたらと感じています。
参加される皆さんが、一緒に場を作ってくださりそうなので、主催者側も第2回以降に期待しています。
きょうは、とても大切な時間を皆さんと共有できたことを感謝したいと思います。





