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千の風になってJ[2008年04月14日(月)]

週末、NPO法人レジリエンスのグリーフケア講座に東京に出向くための準備をしている。

20分でグリーフケアの取組みだけを語ることは容易なことかもしれない。

しかし、「なぜグリーフケアなのか」を自問自答したとき、自らのグリーフワークに目を向けずしてグリーフケアを語ることに疑問を感じる。

自らの当事者性を語ることぬきに、ケアを語ることはできないであろう。

おそらく「支援者中心、支援ボランティア中心の被害者支援」に対して当初から抱いていた違和感・嫌悪感が、現在日増しに強くなっていることとも関係しているかもしれない。

支援者の顔をして「被害者支援」を声高に語る善意の無神経な人たちには、被害者のことを一生かかっても理解はできないであろう。

グリーフワークは自ら主体的に行うものである。

事件・事故などによる理不尽な突然の死は、その主体性すら根こそぎにしてしまうため、主権の回復を一人で行うことは容易なことではない。

手をさしのべる支援でなくとも、そばにいてくれるだけでも心強いことがある。

天童荒太の「永遠の仔」で、うずくまる優希の肩越しにジラフとモウルの声が聞こえるシーンが思い浮かぶ。

「生きてていいんだよ」「ぼくたちここにいるよ」というメッセージ。

それゆえに、そうした時間をともに過ごした大切な人を失うことは、過去の記憶をすっぽり失うようで、8か月を経過しても、空虚感がときどき襲ってくる。








人権教育交流体験研修会の講師依頼[2008年04月14日(月)]

岡山県総合教育センターから平成20年度人権教育交流体験研修会の講師依頼が届きました。

昨年12月には二日間にわたり、400名の人権教育担当の先生方の研修会に代表が講師として出向きました。

その延長線上に位置する「交流体験研修」です。ちょうど夏休みですが、午前中に代表が犯罪被害者の人権について講演し、午後は時間をしっかりとって26名の研修参加者がおそらく5つのグループに分かれて、各グループに被害者遺族の方たち計5名に入っていただき、意見交換などを行うものです。

まさに膝をつきあわせて、身近で体験談に耳を傾ける交流研修なので、昨年の構想打診のときから、NPOとしても積極的に協力をしてきました。

今回、実施要項のなかに、昨年12月の講演で触れさせていただいた犯罪被害を身近な問題として考えてほしい、ということが、犯罪被害にあった遺児のことに関連してきちんと言及してありました。

つまり、犯罪被害者というと、どうしても大人を想像しますが、子どもたちは事件・事故で家族を亡くしても、すぐに学校に通わざるをえません。学校の先生方が、子どもたちの喪失や家族の置かれている状況を理解するだけでも大きな支えとなります。

そうした観点からも、県総合教育センターが犯罪被害者の人権について、積極的に取り組んでくださっていることに感謝したいと思います。





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