報道被害考えよう[2007年11月26日(月)]
11月25日のシンポジウムの新聞記事はけさの毎日新聞、山陽新聞に掲載されていました。地元山陽新聞の大橋記者の記事がていねいなので、引用します。
報道被害被害考えよう〜岡山のNPO シンポに市民ら50人
犯罪被害者週間(25日〜12月1日)に合わせ、NPO法人おかやま犯罪被害者サポート・ファミリーズ(岡山市)は25日、岡山市南方の岡山弁護士会館で、メディアスクラム(集団的過熱取材)などの報道被害をテーマにしたシンポジウムを開いた。
報道関係者や市民ら約50人が参加。津山市で2002年、妻が行方不明になった高橋幸夫さん(64)、その事件を取材した岡山放送記者の小林宏典さん(35)、集団暴行事件で二男を亡くした市原千代子さん(53)、共同通信社編集委員の佐々木央さん(51)がパネリストを務めた。
高橋さんは、容疑者が自殺し妻の発見が困難になったことを「過熱取材が原因で、節度や良識を失ったメディアが起こした二つ目の犯罪」と批判。「権利を主張する前に、誰のための何のための報道かをもう一度考えてほしい」と訴えた。
小林さんは、津山市の事件の教訓として「取材の必要性を理解が得られるまで自分の言葉で説明する大切さを感じた」と話し、市原さんは「記事の表現一つで周囲は被害者への見方を変える。影響力を認識して」と要望した。
佐々木さんは過熱取材について「商業的、イデオロギー的な動機が原因」とし、「記者自身が人間としての感情を忘れず、考え悩み続けることが大切」と指摘した。
また津山市の事件での報道の在り方を取り上げたドキュメンタリー番組「事件報道に奪われた妻」の上映会もあった。







