もうひとつの子供の日〜大阪府の画期的取組み[2007年09月23日(日)]
大阪の武るり子さんから、今年も「WILL」の案内をいただきました。
平成11年から始まったWILLは、少年犯罪で殺された子供たちを追悼しつつ、被害者家族の現状を少しでも多くの人に知ってもらおうという思いで、被害当事者の方たちが中心となり、毎年開催しているもので、学生ボランティアの応援を得つつ、今年で9回目を迎えています。
何と言っても今年の案内状FAXを見て感慨深かったのは、今年は、大阪府が「平成19年度大阪府犯罪被害者等支援社会づくり活動事業」として後援、補助している点です。
各地の被害者支援センターは警察と連携しつつ早期援助指定団体をめざし、日本財団からも年間数百万円の助成金を受けているはずです。しかし、当事者が中心になって活動している、いわゆる自助グループはその密度の濃い活動内容にもかかわらず、組織として小さかったり、資金的基盤が脆弱だったりで、追悼集会ですら、共同募金会などの協力を得つつ、年間数十万円単位でがんばっているのです。
だからこそ、大阪府が待ちの姿勢ではなく、「犯罪被害者等支援・社会づくり活動事業」として、当事者団体と「協働」事業を行う積極的姿勢は画期的です。
大阪の少年犯罪被害当事者の会や、愛知の緒あしすの活動内容の中身の濃さは、各地の支援センターが本当に見習ってほしいと思います。
当事者が「自助」努力をして、資金的に悪戦苦闘しつつも、中身の濃い活動をしているのですから、日本財団から人件費の援助も受けて活動している各地の被害者支援センターはそれにも増した充実した支援活動を是非とも行ってもらいたいものです。
ちなみに、今年の第9回WILLの内容は以下のとおりです。
「開かれはじめた扉〜ここが変わった少年犯罪被害者への法律と支援」
ゲスト 内閣府犯罪被害者等施策推進室参事官 高津守氏
法務省刑事局刑事法制企画官 飯島泰氏
最高裁判所事務総局家庭局第二課長 小田正二氏
日時 2007年10月13日(土)午後1時から
場所 大阪市立西区民センター
主催 少年犯罪被害当事者の会
後援 大阪府
資料代 1000円



