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阪神淡路大震災で子どもと死別した34人の母親の言葉[2007年05月14日(月)]


きょう次の書籍を読みました。私たちが「身近な人、大切な人を失った方のための電話相談」を始めるにあたり、また犯罪被害者遺族の自助グループを運営するにあたって、共通の水脈を感じていたものが、そこにはありました。一つ一つの言葉に向かい合いたいと思います。

■阪神淡路大震災で子どもと死別した34人の母親の言葉

 「喪失体験と悲嘆」  高木慶子著 (医学書院) 2007.1発刊


 
遺族相談[2007年05月14日(月)]


日本財団からの今年度助成事業は、犯罪被害者自助グループの全国交流会開催と、自死遺族支援のための分かち合いの場つくりの支援・検討の二つです。

いずれも、地域社会で孤立している遺族の方たちの「つながり」を大切にしていくことから始めたいと考えています。

すでに犯罪被害者自助グループは毎月第三土曜日に合計25回開催してきています。

遺族のための自助グループは周りが立ち上げようと思って立ち上げるものではなく、自然につながりができていく中で、おのずとできていくものだと思います。

そうした意味で4月から遺族のための電話相談を始めた次第です。やはり声を出せないまま、思いを語る場がないままの当事者の方たちの声を多くお聴きします。少しずつですが、地道な取組みにしていきたいものです。

ファミリーズの遺族電話相談は、毎週土曜日午前10時〜午後4時。086−245−7831で受け付けています。


協働事業の魅力[2007年05月14日(月)]


岡山県備前県民局との行政・NPO協働事業「犯罪被害者等基本計画・具体化プロジェクト」は2年目に入ります。
題して「犯罪被害者等基本計画・具体化プロジェクト2」。

犯罪被害者支援という分野は、総論では多くの人が賛成しますが、各論では意外に無関心というのが世間一般の実情です。

そうした中でゼロからスタートした行政・NPO協働事業でしたが、何よりも心強かったのは一緒に考えてくれる行政担当者がいるという、その存在感でした。知恵やアイデアを相互に出し合い、既存の枠組みの中で何ができるか、何から始めたらいいか、脇道に入って遠回りしたかに見えても、思わぬ通り道から一気に出口が見つかるといった体験もしました。

昨年8月からの8か月間、小さなNPOにとっては道に迷いそうになることも多々ありましたが、自分たちだけの思いこみだけで袋小路に入ってしまうことを避け、何とか2年目も継続事業になったのも、担当の行政職員の方たちの熱意と機転のおかげだと思います。

NPOをやっていて思うのは、相互理解の大切さです。

NPO側は、なかなか自分たちのことを理解してもらえないと嘆きがちになるのですが、自分たちのことや思いばかりを話していても、相手にはなかなか入っていかないということです。こちらも聴いてほしいのですが、やはり相手の話や内部事情もきちんと理解することが大切でした。そこが見えてくると、かみ合う部分が見えてきて、一緒に作り出せるものが浮かんできます。それを手がかりにさらに次の相互理解へと進むことができたようです。

被害者は決して支援を受けるだけの受け身の存在ではありません。行政の人たちと一緒に施策作りに参画すること、その対等性そのものが大きな意味で支援になっていたように感じました。


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